養育費の強制執行、苦しめたくないけれど…
初めて相談させていただきます。
最近離婚し、小さな子供たち2人と新しい生活を始めました。
10年勤めた職場も辞め、母の住む街へ転居し、様々な資格を取り、新しい仕事を始め…
ようやくひと段落ついた頃です。
元夫は不倫をして出ていきました。
離婚して1.2か月経ち、その不倫の事実が会社に伝わりクビになりました。
すぐに転職してくれましたが、給料は下がり、慰謝料も養育費も滞り気味です。
離婚の際、公正証書を作成したので、養育費の強制執行はいつでもできる状態です。
散々暴言を吐かれ、酷いこともたくさんしてきた彼ですが、もともと結婚したくらい好きになった人です。
もし、これで彼を追い詰めてしまって自暴自棄になってしまうことがあったら…
そう思って強制執行は踏みとどまっていました。
それでも、お世話になってる母からも、周りからも強制執行一択の声。
確かに、生活は厳しいし、かといって今の仕事先もこれ以上シフトを増やせる余裕もないし。掛け持ちするにも小さな子供を抱えて雇ってくれるところは少ないし…
そもそも、子供たちに寂しい思いをさせるくらい働き詰めになることは避けたいし…。
強制執行に向けて動き出すことになりました。
いまは必要な書類をいろいろと集めている段階です。
それでも、心の中では強制執行をすることに納得しきれていない自分がいます。
どうしても、過去の幸せだった頃の思い出がよぎってきては、追い詰めたくない。苦しめたくない。そんな感情に襲われます。
今回の離婚自体まだ傷が癒えた状態ではありません。ふとした時に切ない思い出が蘇り、周りには明るく振る舞っていても辛い時があります。
元夫の不倫に気がついたのは、さまざまな偶然が重なってのことでした。
悪いことはできない世の中なんだな〜と、神仏の存在を感じています。
自己破産をして慰謝料の支払いから逃げた相手方の女性も、きっといつか因果応報が巡ってくるだろうと思っています。
元夫も、支払いに追われることになったのは因果応報。(離婚時発覚したのですが、借金がありました)因果が巡ることによって、真の反省をして成長をするのだろう。きっと、彼に必要だからこのようなことになったのだろう。私自身も、愛別離苦を乗り越えて子供たちを強く守っていくことが必要なのだろう。
そう思い手続きを進めてますが、辛いのです。
叱咤激励をお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたを応援します
しっかり読ませていただきました。あなたの判断は正しいし考え方もまったくその通りです。さらにあなたはとても優しく思いやりもあると思います。
基本的に好きになったから結婚したこと、幸せだった頃の思い出があること。確かにそうですね。彼を全否定することはあなたの思いも否定することにもなるかも知れませんね。
しかし、あなたには2人の愛するお子さんがいます。家族を守るのはあなたです。ご実家でお母様が子育ても手伝ってくださるのはとても幸運ですね。でもいつまでもお母様に甘えてもいられないのですよね。それでしたら、あなたの気持ちにケリをつけるためにも、あなたが強制執行をする前にもう一度だけ元ご主人と話し合ってみたらどうでしょう。そして、埒があかないならば強制執行もやむなしではないでしょうか。
仏法では「悪因は苦果を導き、善因は楽果を結ぶ」と言われています。おっしゃる通り元ご主人は因果応報です。
あなたが愛別離苦を乗り越え子供たちを守って行く事を心から応援いたします。
辛いことがあれば、いつでもhasunohaにご相談ください。ここよお坊さんは無条件にあなたの味方です。頑張って!
合掌
お手紙を書いて送ってみてはいかがでしょう
拝読させて頂きました。
あなたが元の旦那さんに強制執行なさることをとても躊躇なさっておられることを読ませて頂きました。あなたのその辛い思いを心よりお察しします。
できればあなたのその辛い思いを素直にじっくりと手紙に書いて元旦那さんにご送付なさってみてはいかがでしょうか?
あなたが本当に好きで元旦那さんとご結婚なさったこと、お子さん達に恵まれたこと、元旦那さんが不倫なさって大変辛い思いをなさったこと、今も大変な状況でやっと生活なさっておられること、それでも元旦那さんのことを心配なさっておられることをありのまま素直なお気持ちで文章にしたためて元旦那さんにお送りなさってみてはいかがでしょうか。
元旦那さんも自分が犯した罪や今までの生きてきた歩みを見つめてみる機会になるのではないかと思います。そしてあなたやお子さん達とのご縁を見つめることになるでしょう。
いずれにせよ先ずはあなたやお子さん達が毎日を穏やかに安心なさっていきていくことが第一です。様々な手続等については第三者にお任せいたしましょう。
あなたがお子さん達と毎日を心から安心なさりご生活なさっていかれます様に、お子さん達が多くの方々に守られて健やかにご成長なさっていかれます様に、皆さんがお互いを思いやりながら仲良く幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っています。そしてあなたやお子さん達を心から応援しています。
また元旦那さんが罪を改めて毎日を健やかに生きていくことできます様に切に祈っています。
質問者からのお礼
私の気持ちに寄り添った温かいお言葉をありがとうございました。
今日も一生懸命働いて来ましたので、お礼の言葉が遅くなり申し訳ございません。
一人目の子が生まれた時、大変な難産でようやく生まれた子を彼は泣きながら抱いていたそうです。
二人目の子が生まれた時も彼は泣いて喜んでいました。
彼が泣いたのなんて、10年一緒にいたけど片手に収まるほどです。
既に私の心配の言葉は受け取ってもらえずに返ってきては溜まっていくことを繰り返しているので、これ以上彼に言葉を伝えることはやめておこうと思います。
ただ、ひらがなを書けるようになった上の子の「ぱぱ いつくるの」と書いてあった紙を送っておこうと思います。
泣くほど喜んで迎えた我が子に、胸を張って会えるような人間でいてほしいです。
背中を押していただきありがとうございました。