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とれる対策もとらない?

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有り難し有り難し 8

みなさまから今まで頂いたご回答から、仏教は耐えるという教えだ、ということを学ばせて頂きました。
そこでなのですが、苦しみがないよう対策をとる(犯罪対策や、関わったら危険な人へちかづかないなど)ことなどはもちろんした上で、でいいのですよね?
例えば目の前に水があり、喉がかわいたらのむ、これでいいのですよね。のまずに喉のかわきにたえる、という教えではなく。ただ「ここには水しかないの?ジュースがいいのに」などの不要な欲から離れる、ということでいいでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

その通りですよ

喉が渇いたら水を飲めばいいのです。

仏教とは心の制御です。
自分の状況を良い方向に向かわせる為には、時として耐える心が必要なのです。
ですが耐えることが全てではありませんよ。

前もって耐えなければならない状況にしない事も大切なのです。
ですから、危険な人に近づかないことは正しいのです。
それと、喉が渇く前に前もって水を飲むのが理想ですね。

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有り難し
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私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

聖章 様
間違っていないようでとても安心しました。
なんと初歩的なことを!とお叱りを受けるかも、と思っておりました。
「耐えることが全てではありません」
「前もって耐えなければならない状況にしない事も大切」
なるほど、とても勉強になりました。
ここ最近の私の悩みは大抵、「無用に耐えすぎている」ことが原因だと感じていたので、とてもすっきりです。おかげさまで、悩みの種の解決法が見えてきました。
ご回答ありがとうございました!

(喉が乾く前にのむ、これが本当の対策ですね(笑))

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