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母親を憎んでしまいます

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21歳です。
2歳と0歳の子どもの母親をしています

私はシングルマザーの家庭で育ちました父親の記憶はありません

母は暴力的な所があり高校生になるまでずっと日常的な虐待がありました毎日死にたくてたまりませんでした小学生の時に首をつってみたり高校生になってからはリストカットが日常的になりましたそんな生活に終わりがきたのは高校に入って学校側から児相に通報がいき緊急保護という形で保護され施設で生活する事になりました

母は施設に入るなら縁を切ると激怒していましたが私は施設に行くことを決めました

ですが施設に行ってからも母が祖母に迎えにいったら死ねとか帰れとか言われたと言ったらしく祖母から激怒の電話がきたり祖母は母の味方なのでこっちの話は一切聞かずもちろん母は迎えになんて来てないしそんな言葉いってもないです…

施設を出た後もSNSのメッセージ等で文句を言われたりもしてましたが今の旦那と出会い結婚して自分の家庭を持ち子どもにも囲まれて幸せですでもいつかこれも母に壊されてしまうのではないかと不安でたまらないですで母と離れてからはPTSDに悩まされ悪夢にうなされたり摂食障害に悩まされたりしています。

母と離れて肉体的苦痛はなくなったものの今度は精神的苦痛に悩まさせれ母が憎くて憎くてたまりません

した方はあとには何も残らないのになんでこんなに私が苦しまなきゃいけないのか悔しくてたまらないです

正直母が生きている限りずっと苦しんで憎んでしまうと思いますだけどふとしたときにこのまま会わずに祖母や母がいつか死んでしまったら後悔すると言う矛盾な気持ちも産まれますがこんなふうに思うことすらなくなってしまえばいいのにと思います

恨んでも仕方ないとか過去を振り返っても仕方ないとよく言われますがそんなの綺麗事にしか思えません何も経験してない人にそんなこと言われたくないと思ってしまいます

憎む気持ちすらなくなって母に対しての気持ちが全てなくなってしまえばいいのにとまで思います

私はこれからどんな気持ちで母に対する気持ちをもって生きていけばいいのかわからないです…
どうしていけばいいのでしょうか


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

憎しみは、自分を苦しめるだけです。これ以上、苦しまないで。

読ませていただきながら、どんなに苦しかったと思うと、胸が詰まりました。抵抗出来ない子どもに、親からの虐待は絶望でしかありませんもの。それを、何年も耐えながら受けてきていたのかと思うと、憎しんで当然。辛かったでしょう。苦しかったでしょう。悔しかったでしょう。あなたは、何も悪くない、非なんてないのです。
生んだ人であっても、親なんかじゃありません。出来ることなら、縁を断ってください。あなたは、もう大人です。人生を支えてくれる夫も、可愛い子どもさんもいらっしゃる。
今の家庭を第一に考えたらいいのですよ。(親になったら、親の気持ちが分かると言いますが、それで人生を狂わされたのです。傷ついたのです。もうこれ以上、苦しんでほしくありません)夫とよく話し合って、連絡を断つことを考えてくださいね。(子どもさんに危害が加わることは避けないといけません)
縁あって一緒になった人です。これからは、夫の ご両親が、あなたの親ですよ。大事にして甘えたらいいのです。

憎しみは、自分を苦しめるだけです。
憎しむな、許せ なんてことは言いません。言えない。
ただ、もうこれ以上、苦しまないで。
あなたの、幸せは、目の前のものです。
笑顔の可愛いママでいてね。子どもさんにとって、あなたが一番の存在ですよ(*^^*)

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有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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許すのです

現在は幸せになられているようでホッとします。
児童虐待は毎日のようにニュースになっていますね。
ところで、あなたの心を癒す為には、お母さんを許すしかないです。
大変難しいことでしょう。
今すぐにじゃなくていいです。
お釈迦様の教えにこのようにあります。

この世においては、怨みに対して怨みをもって返すならば、ついに怨みは静まることがない。
怨みを捨ててこそ静まる。
これは永遠の真理である。(法句経より)

怨みを断ち切るのです。
会わなくてもいいです。あなたの心の中でお母さんを許すのです。
産んでくれてありがとう。
育ててくれてありがとう。
育て方は間違ってたけど、それはお母さんに正しい知識や能力や精神状態が無かったからであって、お母さんが怨みでやったことじゃないよね。
それに、結果的に今このように幸せになりました。
お母さん、ありがとう。
と、思ってください。
二度と会う必要はありませんが、もし会うことがあれば、そう言ってもいいです。
たとえ口論になってしまっても、家に帰ってから、また許してあげてください。

許すという心はとても大きな力があるのです。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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