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仏教に帰依する、とは

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

歴史に登場する人物のwikiなどを読んでますと「仏教に帰依した」みたいな記述をたまに見かけますが、そこで質問です。
「帰依する」とはどの段階からを言うのでしょうか。
出家とか特別な修行を経る事で「帰依する」になるのでしょうか。
それとも、普通の人でも仏教の教えに従い生きていれば「帰依する」になるのでしょうか。
このへんを教えていただけたらと思います。
よろしくお願いします。

2024年1月14日 1:43

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏法僧の三宝を敬い拠りどころとすることが帰依です

仏=お釈迦様、悟りを完成した覚者
法=仏が説いた真理の教え、智慧
僧=共に仏の智慧の行いを実践する仲間、お坊さん
を仏教の三宝とよびます。
この三宝を敬い拠りどころとすることが帰依です。
タイ・ミャンマー・スリランカなどの南伝仏教、中国・ベトナム・韓国・日本などの北伝仏教のいずれにも、この三宝を敬うことを請願する三帰依文(おとなえの言葉)があります。

2024年1月14日 4:43
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有り難し
おきもち

新潟県上越市、龍興山宗恩寺住職。
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質問者からのお礼

百目鬼洋一さま、
回答ありがとうございます。
そういえば私の手元にある勤行次第にも「三帰」「三竟」があり、毎日お唱えさせてもらってます。
仏さまの教えの世界に入ってまだ日の浅い私ですが、これから先も仏さまの存在を身近に感じながらその教えを学び、出来ることからコツコツ実践していこうと思います。
ありがとうございました。

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お金なんて要らんと貫いた心

神仏への信仰心がとても篤かった医療人のお話です。 その人は幼き時に難病で視力を失い、家督を譲って琵琶法師と鍼師のどちらかを選ぶときに医の道を選んだそうです。親には「二度と家の敷居をまたぐでないぞ」と突き出され、入門先の師匠は「素足に埃が付いたら掃除やり直し」覚えも良くなく、ある日鍼を持たせてもらった時には、患者さんが痛さで悲鳴と怒号のクレーム続出…ことごとく破門。 後がなく生死をかけ岩屋に篭もって断食修行、無我の境地で空腹に転び手にした松葉(鍼のような)と、くるまった落葉を元に、のちの管鍼法を発案。「これなら患者さんも痛がらずに下手な自分でも施せる」心の清らかな和一さん、あれよあれよと出世し果ては将軍の病まで治癒。「よくやった和一よ、褒美を与える。何でも申せ」と将軍、ところが見返りを求めなかった和一先生、儲けは要らんと一旦断るも、当時の上下関係では言語道断。お互いにプライドがゆるさず譲り合わなかった末(流石の将軍もこれで諦めるであろうと、盲目の自分に)「ひとつ、目が欲しゅうございます」と頓智を効かせたところ「わかった」と将軍は引き下がり、しばらくして江戸の一ツ目という地名の土地に、「盲目と老体が遠方まで行かずともお参りできるように」と江ノ島の弁財天様を勧請、老いても尚熱心に参詣を怠らぬ和一検校を自分のケアスタッフとして「そばに置いておきたかった」のもあり、治療院のみならず弟子の養成所と神社まで併設、そして今も残るそうです ハンデがあっても自立して生きていける術を磨く、世界初の視覚障害者用職業養成機関は、実は江戸時代に「盲目となり家を出され、師弟関係も破門され…住むところもお金もなく、仕事のセンスにも恵まれず…只管に神仏に手を合わせ続けた」信仰篤き偉人の苦労の先に日本で生まれた逸話、私は大好きです! 話が長くなりましたが、私も勉強をし指圧師となって施術をしたいと毎日仕事に明け暮れています。元ヤン僧侶さんは「目標が半端ねぇ。もっと効率的にガッツリ考えろ」と喝を入れてくださいました(笑)息を吸うように朝日が昇れば仕事が入ってきて、6月は休みなしで母の日から連勤達成更新中です。今の仕事も好きですが、やっぱり指圧を専門学校で学びたい。 先日お寺でふと仏様から「前へ。只管に進みなさい」と声が聴こえた氣が…私の指圧を喜んでくれた母の為にも入学が叶うようエールをいただけますか。

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