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病気は私に何を伝えようとしているのか

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有り難し有り難し 14

53才女です                       

   
                     

46才を過ぎた頃から原因不明の病気が続きます

                                    

疾患履歴
糖尿病、脂肪肝、うつ病、
パニック障害(精神障害2級)         

         

46才ごろ自宅で動けなくなり入院
地元の大きな病院の脳神経外科でいろんな検査をするが原因が分からず歩けないまま自宅に帰らせられる
車椅子生活になり車の運転も出来ず仕事をやめざるを得なくなる              

   

その後→薬剤過敏症アナフィラキシーで二度入院
一度目は呼吸困難で意識不明になりICU入院(もう少し遅かったら死ぬところだったと先生に言われる)
二度目は自宅で突然顔が腫れ上がり呼吸が苦しくなり救急車を呼ぶ→掛かり付けの病院に入院→また先生に死ぬところだったと言われる                          

       

特発性大腿骨頭壊死症 
難病指定、両足とも壊死
左足は2023年人工股関節置換術をうける  後遺症で大腿神経麻痺→両足とも立ったり歩いたりが困難になる→リハビリ中        

        

菌血症→2024年1月4日自宅で意識不明
救急搬送→40℃発熱インフルとコロナ陰性
特定個室入院(24時間観察)→翌日目を覚ます意識混濁、味覚障害、めまい、排尿困難、
左耳が聞こえなくなる
急性中耳炎で鼓膜切開
現在(2/5)も左は聞こえません          

 

次々と病がやってきて、死にかけることが度々あるのはなぜでしょうか?
なんとなく神様が私に何かを伝えようとしている気がしてなりません           

悔い改めるところがあるのか、何かやらなければならないことがあるのか、他の何かなのか、私には分かりません
どうか教えてください

2024年2月5日 2:57

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どう受け止めるか

壮絶な病歴ですね。心よりお見舞い申し上げます。
一方で、私の母はあなたくらいの年齢で亡くなりましたので、あなたがまだ生きていてくれることを嬉しく感じます。
さて、たとえば浄土宗の法然上人は、念仏できるように生きなさいと言われました。
結婚した方が念仏しやすいなら結婚して念仏し、独身の方が念仏しやすいなら独身で念仏しなさい、など。
それを裏返して考えると、今ここで念仏ができていれば合格人生だ、とも考えられます。
病気になっても念仏できていれば合格人生だし、病気で一命を取り留めたら「ラッキーにも念仏する時間が与えられた」と受け止める。
また、「仏様のおかげで昨日死ぬはずだったのが生き延びさせていただけたのかもしれない」などと受け止める。
結局は、どう受け止めるかはご本人次第なのです。
ただし、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩は悩み苦しみストレスの原因になるので、煩悩が和らぐようなポジティブな受け止め方をした方がストレスは減ります。
また、怒りや悲しみを刺激するような思考を何度も繰り返す思考の堂々巡りも無駄に疲れますので、10分考えても答えが出ないことは10時間考えても同じだ、脳の無駄遣いだ、と意識して、妄想雑念のループをストップするようにしましょう。

2024年2月5日 4:05
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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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病気の苦しみから解放されるための心理ハンドル

心の運転の大切さ
これは笑い話なのですが、数年前お寺の前でおじいちゃんが車で大雪で動けなくなってしまい。
👴「あわわ」
私「私が押しますから運転席に乗ってくださーい!」
私「せーの!」
👴「(アクセル)」🚙ぶるーん!
よかった!
車は無事に進みました。
(*´Д`)私「(いえいえ、名乗るほどのもでは…)」
🚙ぶろろ…
じいさん、振り返ることもなくハンドル操作に必死…
大雪はお礼もよかったねも言う間もない。爺さんも振り返ることもなく必死でハンドル操作。
「いえいえ、名乗るほどのものでは…」完
あとから笑えます

人生大事なのは車も心も運転の仕方。
私も今、糖尿と通風と胃痛とコロナ後の後遺症で免疫ガク落ち(ちゅ多様性)で病気するたびに中々治りません。ですが、こうして回答している時に私は病気であることを病気でありながらも「忘じている」のです=身心が何かをやっているとき自然にそのことに任せているときの問題を忘れるハタラキにお任せをしているのです。
ご病気、本当に大変でしょうね。代わってあげられなくてごめんなさい。
私も今歩くのも精一杯。共に頑張ろう。頑張るいいましても最高の頑張りは力を抜くこと。
私も足がいたい、目がかすむ、炎症か血管の収縮で太もも超痛い、トイレも近い、階段の上り下り苦痛。それでも布団に入っているとき「ここだ!」という安静ZONEがあるのです。そりゃ、痛いときは痛いですよ。それでも、ここなら痛いけどそんなに苦痛じゃない💕というベストポジションを探すの大事です。空間的にも心理的にも体勢的にも。
お互い病気を持つ者同士、なんとかその安全地帯をキープし続けましょう!
心の運転。ハンドルの操作、アクセルは踏み過ぎない事。イラつくとき、心がくじけそうなときにもブレーキを。ダメなときはカーオディオで大好きな曲をかけましょう。
私が救われた言葉
「病は病であっても、病を忘れているときがある。たとえそれが一瞬であっても、その一瞬だけでも病のことを忘れられているのであれば、それはその一瞬でも病からは解放されていたんだよ。」
静かに呼吸をして下さい。
そして、抗う心をモグラととらえてなでなでする。
痛いときは痛いでいい。
何かをしようとする心、能動的な心を今から鎮めます。
ギアはニュートラルで。
エンジンは空ぶかししません。体の血流にお任せをしてみましょう。お大事に。

2024年2月6日 23:00
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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

回答していただきありがとうございます   
私が生きていたことを喜んでくださる方がいることに心から感謝です
仏様のおかげで昨日死ぬはずだったのが生き延びさせていただけたと思うとなんとラッキーなことだろうと思います          
念仏を唱える時間が与えられたのですね    
ありがたいことです             
これからは仏様がくださった時間を大切に生きていこうと思います            
ありがとうございました

丹下覚元先生、回答していただきありがとうございます                                  
                    
先生のお言葉にはっとしました
お礼を書いているとき私は病気のことを忘れていました
私は趣味が折り紙なのですが折り紙をしているときも一生懸命になって痛みや辛さを忘れていました
これは病気から解放されていたのですね    
なんと不思議なことでしょう         
気付きをいただきありがとうございます    
私は何度も死にかけては生きています
命を何度もいただいているような気持ちです
これからも命を大切にして、きょうの気付きも大切にしていきます            
本当にありがとうございます

               

「病気と向き合う・看病」問答一覧

父が倒れました。私の心の持ち方について。

父が脳梗塞で倒れました。4日目の今、あまり良くない状況です。お医者さまからは最悪な場合のことも言われましたが、とにもかくにも急性期の今は「わからない」のだそうです。 もう医療の力と父を信じるしかありません。コロナ禍の余波を引きずって、面会は制限をかけられているのと、父は不安定な状態(急性期)なので病棟へは行くことができません。毎日不安です。お医者さまからは「何かあったら連絡する」と言われており、今のところ連絡は来ていません。 母は15年前に亡くなり、父は一人暮らしでした。私は結婚していましたが離婚して、同じ市内で父とは別に住んでいますが頻繁に連絡を取り、最近は一緒に出かけたりもしていました。近々旅行も一緒に行こうと計画もしていました。 そんな矢先の病気です。 私自身、自分の気持ちに没入していき不安の海に自分から飛び込んでしまうタイプで、毎日ひとりでいると突然不安が襲ってきます。友人や職場の同僚に吐き出したりしてなんとか保っています。 父が父ではなくなった姿や、その先にあるかもしれない父の死、その後のこと、父のやりきれない気持ち、いろんなことを考えて想像して苦しくなります。父がこれから楽しみにしていたことなどが一瞬で断ち切られ、いろんなことができなくなってしまう未来が待ち構えているのかもしれないと考えるだけで、父がかわいそうだし私もそんな父を受け止められるのか不安です。 わからないことは考えず、今を生きることを大切にしないといけないのはわかっていますが、どうすればその境地に行けるのかもわかりません。  来週hasunohaさんの個別相談を申し込んでもいますが、居ても立っても居られず書いてしまいました。

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精神科をまた受診したいけど怖いです

文字制限のため、読みにくいかもしれません 15年以上、精神に不調を抱えています バセドウ病のせいかと思い、内科で相談したら、精神科に相談した方がいいと言われました しかし、過去に2度精神科を受診しても、特に治療はして貰えませんでした 母を通して伝えただけで、自分の言葉で伝えられなかったのが原因かもしれません 最初の所では投薬は無く、カウンセリングも、悩みを話すというよりはただ人と話す練習をするだけでした なかなか改善せず、やる気が出ないと相談すると、『ならこれ以上続けても意味が無い』というような事を言われ、やめてしまいました 次の所では、どうしたのか聞かれて全く話す事ができずにいると『以前の病院に通院すればいいのでは』と言われ、そのまま帰されてしまいました そんな事が連続したため、精神科に行くのが怖くなり、10年以上放置してしまいました 最近心理検査を受ける流れになり、異常無しで終わりになりました ですが、苦しい状態が続いているので、改めて精神科を受診したいです しかし、また何の異常も無いですと言われたら、と考えると不安です それに、心理検査で異常無しと言われた後、同じ病院で受診の予約をしていいのかどうか分かりません 母に相談したら、最初の病院で薬を出す程じゃないと言われたし、と微妙な反応をされます 普段から信頼している母ですが、精神科の受診に関しては、そこまでの事では、と言いたげで意見が食い違います あと、雑談? をするような場所に通っており、それとは別で引きこもりの相談も乗ってもらっています だからそれで十分じゃない、と母は言うのですが、やはり精神的な苦しさは解消しきれていないと思っています それに、その二ヶ所はどちらも優しく話して下さるのですが、どうも上辺で取り繕ってしまう感じで、自分の胸のうちを曝け出せている気はしません また、精神の不調をずっと抑え込んできたのを『以前より困ってなさそう』と捉えられている気がします それは違うと思っていたのですが、二件の精神科の結果と合わせて、本当に私は精神病のフリをしたいだけなのかも、と思えてきてしまいました 平気なフリをするのに慣れてしまった気がして、上手く伝えられる自信が無いです このような事を相談しても、皆さんを困らせてしまうでしょうか でも、どうしたらいいのか、私にはもう分かりません

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原因不明

お世話になっております。 3、4ヶ月前から不調があり、内容的にもあまり人に話せずストレスでメンタルも落ち込んできてしまっているため、 こちらで相談させていただきます。 不調の症状としては下腹部に痛みや痙攣があり、専門の病院にも行ったのですが異常はないと言われてしまいました…… ですが症状としてはとても不快で、何より仕事上一日座っていなければならないため、仕事に集中しづらくもあります。 この症状が出始めた頃にネットで色々調べ、ある病気を見て自分もそれなのではないかと酷く怯えていました。 もしかしたらそれが過度のストレスで症状を悪化させたのかもしれません…… ちなみに何かに集中していたり、友人と楽しく話したりしている時には症状は出ないのですが、 やはり気にしすぎなのでしょうか…… (頓服の精神薬を飲むと落ち着きます) 4か月前ほどに新しい職場に転職し、通勤時間が長いこともストレスの原因なのかもしれませんが、 症状がある部位が相談しづらい部位であり、病院でもあまり聞いた事のない症状との事だったのでとても不安です。 ここ最近は体のこと以外に様々なことが不安になってしまったり、 心配してくれる友人もいるのに孤独感を感じてしまっています。 このような不安な気持ち、パニックになってしまった時などに気持ちを落ち着かせたり、 前向きになれるような方法がありましたら 教えて頂きたいです。 (自分では深呼吸をしたりしています。) これが引金となり、他にも過去の事を思い出したりしてしまい毎日がとても不安で、気持ちが沈んでいることが多く辛いです…… 読みづらい文章で申し訳ございません。 よろしくお願いいたします。

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半年間も続く息苦しさ。助けてください。

私は30代の男です。 朝起きてから寝るまで、息の吸いづらい感じがずっと続きます。 ひどいときは横になることも、座っていることもできず、立ったまま過ごすこともあります。 血中酸素を測定しても低いわけではなく、呼吸苦という自覚症状だけがあるのです。 上記の症状がもう半年以上も続いています。 最初は身体の症状だけでしたが、病気が長引くに連れ、精神をも蝕んできました。 不安や鬱症状もでるようになりました。 病院はたくさん受診しました。 呼吸器科はもちろん、総合内科、循環器科、消化器科、耳鼻咽喉科、整形外科などをまわりましたが、 これといった原因はみつからず、 それでもあらゆる病気の可能性を疑い、薬を何十種類も試しましたが、どれも効いたものはありませんでした。 最終的には精神科に回され、抗不安薬を服用していますが、 大きな改善は見られません。 東洋医学の整体や鍼、漢方薬も試してもらいましたが、同じく改善はありませんでした。 これまでの人生で、不摂生もしておらず、こうなってしまった心当たりもありません。 幸い、妻や両親には恵まれ、 手厚く看病してもらっています。 励ましの言葉も毎日かけてくれます。 身の回りでやってほしいことは全てやってくれます。 しかし苦しいものは苦しいのです。 西洋医学、東洋医学もだめで、 最終的にここにたどりつきました。 身体を変えるのは無理かもしれませんが 、仏教においての心の持ち方を教えていただきたいのです。 仏教を学ばれたお坊様がもし私の立場になったら、どのように行動するのでしょうか。 どうか私に知恵をください。

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医療福祉従事者さんの燃え尽き症候群

 いつもお世話になっております。私の訪問看護師さんが、 3人離任しました。病院の看護師長さんも性格が変わり、 退職しました。私の前任の心理士さんは、優しく寄り添って ご助言をくださっていたのが、ある日突然防犯ベルを机に置く ようになったり、 「友達が悪い人だったらどうするの」 「障害者は差別されて当然なのよ。歴史を見ればわかる」 などと言い放つようになりました。相談員さんの一人も、 冷たくなりました。  数えればきりがありません。これは「燃え尽き症候群」 という病気の症状です。  燃え尽き症候群には、三つのフェーズがあります。 1.情緒的消耗感  初期症状です。著しい疲労を感じます。 2.脱人格化  1に気が付かず、症状が進むとこうなります。症状としては 最も重く、気づかずに進むと、周囲の職員へきつく当たる、 障害者を人間扱いできなくなるなどの、攻撃的な人格になります。 3.個人的達成感の低下  「自分のやっていることは無駄である」と考えるようになります。  津久井やまゆり園事件の死刑囚も、燃え尽き症候群の脱人格化 だったと予想できます。彼も当初知人に対し、 「仕事は大変だが、障害者は可愛い。俺がいないと生きていけない」 と話していたそうです。  統計によると、医療者では20%~50%、介護従事者では 51%の人が燃え尽き症候群を経験しています。  何人も壊れて、何人も私の前から消えていく。日本人は 世界的に見ても真面目すぎる民族です。私たちのせいで みんな壊れていくと思うと、耐えられません。死んでしまおうか とすら思いました。  差別は恐怖から生まれます。自分たちとは違う、不健康な 人間に対して、人間は本能で恐怖を感じます。その本能に 抗い働いているのが、医療福祉者さんです。相当な負担です。  だから、私たちも、周囲に恐怖を与えない配慮が必要だと 思っています。身なりを整える、言動行動を慎ましくする… アニーサリバン先生は、 「障害者は健常者以上に、厳しくエチケットを教えるべき」 と教えを残してくださいました。  障害者、患者として、私ができることは何でしょうか? 自宅の仏壇には、メスシリンダーに挿した青い花(青は医療者 への感謝の色)と分子模型を供え毎日祈っています。しかし、 祈るだけでは無意味です。  甘えではありません。立派な病気なのです。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ