夫との感覚のちがい
夫は前向きな考え方をする方で、あまり悩んだりもしません。私は細かなことが気になったり傷ついたりしやすく、人間関係でも悩んだりすることも多いです。そのため普段から私が悩んでいることを話しても共感されず、「気にしすぎ」と言われることもよくあります。
先日食事の準備の時に、私がお茶碗にたくさんご飯をよそったのを見た夫が「入れ物(のサイズ)がおかしいだろ」と言い、私が「その言い方はないでしょう」と言ったところ、「冗談も分からないのか。そんなことだから職場のコミュニケーションもうまくいかないんだろ」と言われました。
これまで仕事の人間関係でとても悩んでいることを家でよく話しており、私が悩んでいることも知っていると思っていたので、その言葉がとてもショックでしたし、夫の思いやりの無さを改めて知って、人として尊敬できないと感じてしまいました。
これまでも夫はいろいろことに対して私の考えよりも自分の考えが正しいと思っているようで、私と意見の違いなどで話し合っても、鼻で笑うように言い返したり、私の考えは間違っている、世の中の多数の人は夫と同じ考えだ、ということがよくありました。
なので、夫は恐らく私を下に見ているのだと感じていましたが、今回のことで私に対する思いやりの無さを改めて感じ、また人に対して傷つける言葉を傷つけているという自覚もなく言う夫を人として受け入れられないと感じました。
そのことがあってからお互い口をきいていません。でも子供がとても心配して「仲直りしてほしい」「お互い口をきいてほしい」「離婚はしないで」と必死で仲を取り持とうとする姿がかわいそうで本当に申し訳なくなります。
そのため少なくとも子供が自立するまでは離婚はしてはいけないと思っています。
でも人として尊敬できない夫と、これからも共感されることなく、私の感覚は間違っている、感覚や考え方が人と違っていておかしい人間だ、と言われ続けることが辛いのです。
どのような心持ちで過ごしたら、夫と同じ屋根の下で笑顔で過ごせるのでしょうか。
気にしないようにする、他人と分かり合うことはできないと諦める、夫の良いところに目を向ける、違いを受け入れるなど、いろいろ考え方を変えようとするのですが、人として尊敬できない以上、夫に笑顔を向けることができません。でも子供には安心して過ごしてほしいのです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分に合った価値観の仲間や理解者も増やしていきませんか。
もっと言い方があるだろう… と思うことは、よくありますよね。(わが家もです)
夫婦だし、そばにいる人ですから、一番わかっていてほしいと思いますよね。
言い方もそうですし、態度を見ていても、気に障ったのだなとか、冗談でも笑えないとか…もうこれ以上は話したくないという温度を感じたら、ちょっと気を遣うくらいのことがあってもいいんじゃないの?って思いますよね。
互いに良い関係、居心地良い空間をと努めてきても、自分のほしい言葉が返ってこないこともありますね。それにイライラしたり悲しくなったり、自分が心を乱されるのも納得がいかないやら、情けないやらですが、物事をどのように受け止めるかは、性格やタイプが合わなければ違いが出て当然かもしれません。家族だから、夫婦だからといっても、夫が一番の理解者にならなくてもいいんじゃないかなと思いますよ。
わかってほしいと願うから、そうならないことにガッカリしてしまいますが、わかってくれる人が外にもいたらいいだけのことです。
一緒に愚痴を言い合える仲間がいたり友がいるだけでも、スッキリしますよ。
私も、一緒に活動する仲間のほうが、私のことをよくわかっていてくれます。それで十分だと、私は思っています。
そのうち、子どもが成長して自立していくと、夫婦だけの生活になりますからね。私は私で、仲間がいるから〜と、人生を充実させていけるように。自分に合った価値観の仲間や理解者も増やしていきませんか。離婚をせずに夫婦でいるなら、それも一つの選択です。
旦那さんは孫悟空
付き合い始めた頃は、共感したりされたりも、月日が流れると正論で、言われたくないことをズバッ!と…なんてありますね。
「冗談も分からないのか。そんなことだから職場のコミュニケーションもうまくいかないんだろ」
このコミュニケーションは心理学で解説ができます。
旦那さんはあきさんをダメだろと、「NOT.OK」にしたのです。
本来、コミュニケーションは
「あなたもOK、私もOK」だから
居心地が良くて穏やかな会話が成立します。
旦那さんは上から下に向かう「交差交流」をしました。
言われた人は「NOT.OK」と「上の立場から決めつけられた言い方」をされて不快で傷つき、「この人とはもう話したくない」となるんです。
では、その反対の傷付かないコミュニケーションはというと、相手にOKを出して「うん、そうだね、お茶碗のサイズぐらい大丈夫だよ、気にしないよ」というコミュニケーションです。
交流分析とエゴグラムに詳しくありますので、積極的に勉強をするとあきさんの強みになると思います。
野球の大谷選手は、野球の実力だけではなくて、人間性も高く評価されています。
それは、並外れた集中力・判断力・冷静さ・俯瞰的にものを観るなど。
それプラス、ユーモアのセンスや寛大さ、優しさ、少年のような無邪気さが特長としてあります。
あきさんも、この部分を見習うとクヨクヨすることが減ると思います。(これも交流分析にあります)
もちろん、大谷選手レベルを目指すのではなくて、あきさんが心地よければ◎です。
五感が喜ぶことを意識してみましょう。子どものように笑ったり感動したり泣いたり出来るようになると良いですね。
「うわー、凄い!」たくさん心を動かして声に出す。
カラオケや遊園地、ストレス発散できるところにどんどん行きましょう。動物と触れ合ったり、お花を活けたり、ガーデニングをしたり、美味しいものも食べたり。
たまにで良いので我慢の回数を減らしてみてください。
それから、今後、旦那さんから正論を言われたらどうやって返すかも考えてみては?
例えば、お笑い芸人さんだったらどうやって和ませるかな?とかね。
あきさんはお釈迦様で旦那さんは孫悟空。
手のひらで転がしていると空想すれば、怒りも治まるかも知れませんね。これはファンタジーワークと言います。
孫悟空が可愛いと思えたら良いですね^_^
夫婦関係は国際コミュニケーション
どんなに仲いい夫婦でもどんなに仲いい親子でも…
実はその関係性は国際的な関係に等しいと考えるのが良いと思います。
天上天下唯我独尊とは、人はそれぞれ誰でもみんな別DNA・別人格・別存在・別尊厳。それぞれの尊重のされたいカタチがあるという面もあります。
今は旦那よりわが子が可愛いとか思うでしょうが、今度はわが子に対しても考え方や価値観の相違があると、🔥面白くない、不機嫌、不信が生じます。毎回毎回嫌じゃありませんか?だったら、まず一度家族であっても出家精神で家・私ルールを断捨離。救いレベルの低いルールを手放せばいいのです。勿論我が家ですから家ルールはあってOKいいのですが、どうせルールや理想を持ち出すのであれば、お互いみんなが幸せになれるルールの方が安全でいいでしょう。
クラスのいじめと同じで誰もターゲットにはなりたくないし、正しさで相手を裁いて蹴落としてもその人も報われませんから、あなたもダンナを裁いて蹴落とせばスッキリしても今度は子供がママを嫌ったり、恨むようになれば結果的にすくわれないでしょう?
だったら、我が家のルールは仏教でいう所の菩提心のように誰も傷つけないルールを一番偉い存在にすればいいのです。わかりやすく言えばご先祖様や仏さまを偉い人にする・祀るということはですね…、人の我や自分ルール、俺様・あたしルールや、個人の私的で一面的な捉え方な解釈が一番トップにならない為の抑止力でもあるのです。
ロシアとウクライナ(お宅様)の戦争だってどっちにも守る民間人(子)がいる以上、絶対にロシアだけが悪いという考えもおかしいです。アメリカにとって邪魔なロシアだから悪者と言われても、じゃぁ世界のトップに立つ人たちがみんな心底に尊敬できるか?といえばそれは違うでしょう。
ならばこそ、我が家で君臨すべき真のルールとすべきことはみんなが癒され、みんなが癒され救われる安全ルール。それを一番偉い立場にお祀りするべきです。
人は誰もが別存在ですし、男性は男性独自の考え、女性は女性独自の考えがあります。夫婦の行き違いは相手だけ蹴落として正論正義の剣で相手を斬りつけるよりも、待ってましたと言わんばかりに、お互いの不完全や未成熟を尊重・共通しあって、第三者である誰も傷つけないルールを親分としてお祀りした上で軌道修正の良き機会にしましょう。お互いより豊かになれる向上心や菩提心を持ちましょう。
質問者からのお礼
中田三恵様 薫衣きみこ様 丹下覚元様
ご回答くださりありがとうございます。
お一人お一人が真摯にご回答くださりとても嬉しく思っております。
これまでも夫の事、人間関係のことなど悩むことは少なくなかったのですが、悩んだその時に誰かに相談することができませんでした。
年に数回会う付き合いの長い友人は数人いるのですが、普段は連絡を取ることは無く、それぞれ仕事や子育てなど忙しくしています。
そのため悩んだことをすぐに相談したいと思っても、「連絡すると迷惑ではないか」「突然連絡があったと思ったら、重たい内容の相談では相手をしんどくさせるのではないか」と思い誰かに連絡することなく、時間が解決するまで一人で悩み続けていました。
もっと楽になれる方法があるのでないかと思い、一度カウンセリングを受けたこともありましたが状況が変わることはありませんでした。
今回偶然このサイトのことを知りました。
もしかしたら一人で悩み苦しむことから抜け出せるのではないかと、大げさかもしれませんが藁にもすがる思いで投稿しました。
そしてご回答くださったことを知った時、自分でも驚くほど自然に体の力がすっと抜け、張り詰めた心がゆるんだように思うのです。
一人で抱えなければ、一人で何とかしなければと思っていたことを知って下さり、その悩みに向き合ってくださる方がいることが、それがインターネットを通した会ったことの無い方であっても、こんなにも身体や心から力を抜いてくれるものなのだと初めて知りました。
そして子どもの声掛けも背中を押してくれたこともあり、今日夫と会話をすることができました。
これからも夫との関係、また人間関係やその他いろいろな悩みを抱えることがあると思います。
その時に今回いただいた一つ一つのご助言を思い出し、心穏やかに楽しく家族で過ごしていきたいと思います。
それでもまた悩み苦しむことがあった時は、こちらに投稿させていただきたいと思います。
ありがとうございました。