長男としての役割を押し付ける義実家
旦那36歳、教師をしており、実直すぎる性格です。長男です。
先日のことです。旦那は弟がいます、もう結婚しており、子どもが3人いますが、子どもをよく義実家に預けています。
義母は足が悪く、先日伺った時も子ども達を預かっており、5才と3才の子を1人で見ていました。もちろん我々夫婦も手助けをしました。
後日旦那から弟に、「お母さんは足が悪いから子どもを預ける時は少し気にしてやってほしい」と連絡したところ、弟が逆上にそのまま酷い言い合いになりました。途中から論点もズレ始めお互いの今までの人生の歩み方の話になっていきました。
旦那の実家は未だに長男が我慢すべきだ!
長男が親族をまとめる立場だ!という考えが根付いており、旦那は小さい頃からそう言われてきたため、義実家ではいつも我慢して動いていました。
今回の件も義実家の耳に入り、義母から「あんたの言い方に問題があったんじゃないの?」と弟側に味方に立つ内容を言われとても傷ついていました。
義母はとても良い方ですが、側から見ると弟側にとても甘い印象があります。
孫に会えなくなるのが嫌だから何も言えないというのもあります。
よく「あんたは長男なんだから」と話している様子を見たことがあります。
些細なことがきっかけで険悪になってしまいましたが、今まで積もり積もった旦那の我慢が溢れてしまったのだと思います。
ただ旦那は弟をすごく可愛がっていました。小さい頃自分のお小遣いでよく弟にプレゼントを買っていたと話していました。
私はもう長男だとか、次男だとかそんな呪いに囚われなくていいんじゃないかと話しました。
旦那は報われないことを嘆いています。
確かに今まで旦那が尽くしてきたことを聞くと胸が痛みますが、それももうやめていいんじゃないかと思っています。
そんな旦那をこれからどんな風に励まし、声をかけていけばいいか悩んでいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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無理に尽くさなくていい。
はちさんだけは旦那さんの味方でいてあげてください。
旦那さん、義実家のことで日々日々耐えてらっしゃったのですね。いくらまとめるのが長男の役割とはいえ、誰も味方してくれないのはつらいですよね。
よくあることとはいえ、孤独のままにさせてしまってそれを長男だからで片付けられてしまっては不憫じゃないでしょうか。
仮に私が旦那さんの友人だったら
「そりゃひどいね、長男は奴隷じゃないのにね」ってねぎらうと思います。
もちろん弟さんも我慢してる部分がどこかにあって、義実家に助けを求めてる可能性がありますが、それはそれとして受け止めつつ、はちさんは旦那さんの我慢している部分だけを見ていてあげられればよいと、私ならそう思います。
距離感が大事かと思います。
はちさんも含め義実家に役割を押し付けられすぎないよう、旦那さんの味方でいてください。
南無釈迦牟尼仏 合掌
別々のことを繋げるとムカつく
長男の責任が重いことと、お母さんの足が悪くて孫守りが大変だということとは、実は別々の出来事なのです。
別々のエピソードを繋げて考えると怒りや悲しみや不満感が倍増し、ストレスも倍増する可能性があります。
小さな子供は、昨日ケンカした相手とでも今日は楽しく遊びます。
あなたも旦那さんも、上記のように、毎日が新品の日、毎日新しい自分に生まれ変わっている気持ちで暮らした方がお気楽極楽だと思います。
将来的に長男としての役割が負担になる(たとえば親の葬式で喪主となる)ことはありますが、それはそのときにアドリブで対処すれば良いのです。
なお、欲・怒り・怠け・プライドの煩悩は誰にでもあり、それら煩悩は悩み苦しみの原因になります。
だから、自分の欲・怒り・怠け・プライドには素早く気付くようにし、他人の煩悩には「お互い様」の慈悲の眼差しを意識した方が、自分と他人のストレスを減らせます。
あなたは、旦那さんが煩悩に飲み込まれそうなときは不動明王のように叱咤激励しつつ、旦那さんの煩悩を許してあげる観音様の目線も意識しましょう。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
私は旦那の味方でいたいと思います!