自死した母は今苦しんでいるの?
母が亡くなって11年経ちました。
母の魂は今苦しんでいるのでしょうか?
重い肺炎を患い、私たちきょうだいに迷惑をかけまいと死を選んだ母。
母は無宗教で戒名つけてほしくない、菩提寺もない、お葬式は好きだった曲を流して親戚だけでお別れ会のように執り行いました。
その後お坊さんとの御縁があり、自殺した人の魂は自然死の魂と違って成仏するのに修行がいったり時間がかかったたりするとお坊さんから聞きました。
そこで高野山に行って母の回向をしていただいてきました。
去年は10年の節目なので、ペット供養でお世話になっている市内のお寺で、母の供養をしていただき、13回忌とのことでそのお経もあげていただきました。
私は母の魂は存在すると思っていますが、宗教に関して全く無知です。もちろん仏壇はありますが、一般的なお線香をあげて祈るくらいのことしかしません。
母の魂は今苦しんでいるのでしょうか?
生きてるときに私たちや他人のために人生を捧げてきた人です。
たくさんの苦しみがあった人です。小さい頃からとてもたくさんの苦労をしてきた母が、死の選択をしてもまだ苦しんでいるのかな…と思うと、今生きている自分に何かできないかなと思っています。お金がないので、お線香をあげたりご飯やお水をあげるだけなんですが、何か母のために今の私ができることがあるんでしょうか?
前に質問させていただいたのを見ていただくとわかるのですが、私自身今気持ちの病のような症状が出ていて、母はこんなときにどうしていたんだろう、こんなに病んでしまった私を見て悲しんでいるのだろうかと思ったり…。
たくさん苦労して、たくさん自分を犠牲にして、そうやって私を育ててくれました。
私も今は辛くて辛くて死にたいときもあります。でも母のおかげでこうして主人と小さな幸せを毎日どうにか見つけているんだと思います。
苦しくて死んでいった母にもう苦労させたくないです。
何か私みたいなのでもできることがありますか?
母は今苦しいですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ゆみ 様
お母様はもう苦しんでいないと思います。自死であれ何であれ、仏教でおくれば、仏様の処に行きます。仏様の処でご修行をなさいますが、それは苦しいことではなく、自ら進んで前向きに生きて、仏になることを目指すのです。だから苦しんでいません。その手助けをするのが、こちらに居る我々がおこなう、供養です。
供養の方法は、あなたの出来る範囲で構いません。お経を読む。お花やお香を手向ける、あるいは写経をするなどをして供養してさし上げてください。
それが届いて、お母様が安心して居られるようになり、その安心感が仏様に成るための糧となり、やがてその糧は、あなたを守る力となって返ってきます。
この供養の流れを信じるか信じないかは、あなた次第ですが、
深く信じて供養を励む人ほど、安心感が得られると思います。
ですので、あなたもそうなると信じて、安心できるように、出来る範囲の供養をしてください。
それと、気持ちの病のような症状ですが、虐待を受けたり、イジメにあうと、どうしても対人関係が苦手になります。他人を脅威の存在と、自分では意識しない間に刷り込まれるからです。常に他人の顔色を窺ったりするのは、そのせいです。
でもこのような反応は、あなたのせいではありません。あなたに責任はないのです。なにもあなたは悪くありませんので、嫌な人や苦手な人等、出会ったら、まずは「私は何も悪くない」と何度も、思ってください。
そして自分はよく頑張ってきた。と自分を褒めて、自己存在を確かなものにしてください。そうすればきっとダイジョウブです。
参考にしていただいて、心が乱れた時はまたどうぞ遠慮なくご相談ください。
一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。字数制限のために細かく応えられませんが、天寿を全うするしないに関わらず、行いの報いによるもので、さらに仏様の処でその報いを成仏への道へと進んでいくと思いますので、あなたはあなたの思いをささげるつもりで、出来る供養をして差し上げてください。きっと感謝の心で居られると思います。あなたも安心してください。そしてあなたはあなたらしくいてください。きっと笑顔が光り輝くでしょう。この続きは、宜しければメールとかでお話しできます。ご縁がありましたらよろしくお願いします。感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。
自分で意味が理解できるよう、自分の中に落とし込めるように何度も何度も読ませていただきました。
母は苦しんでないんですね。本当にたくさん苦労してきた人なので、私達子孫のせいでまだ苦しい思いをしていたら申し訳ないと思っていました。
そうなんだ、苦しまずに仏様になる修行してるんですね。天寿を全うした人と母とではやはり修行に差があるのかな、大変な思いをしますか?
でも、その修業に私達子孫の供養が手助けになるんですね。
母が生きてる頃、苦労をかけた母に何かしてあげたくていつも母のための何かを探していました。
今もできる供養をすることで母のためになるんですね。
母にした供養が自分に返ってこなくてもいいです、母が安らかにいてほしいです。
そのために、母に心配かけないために、今の会社は辞めたいです。もっと私が自分らしく笑っていられる所で自分の出来ることをしたいです。
母が苦しい思いをしてないと聞けて、本当に安堵の気持ちです。
ありがとうございます。
本当にありがとうございます。
何回感謝してもしきれないです。
ありがとうございます。
また仏教についてわからないことがあったら質問させていただきます。
私にとって母は他の家庭の母子よりも特別な関係でした。
亡くなってしまったけれど、もう会えないけれど、辛く苦しい思いがないのなら、供養することで母がもっと心地よくなれるなら、母や兄、亡くしてしまった我が子を思って仏壇にお線香をあげたいと思います。
救われました。
ありがとうございました。