自分の内面を好きになるには
自分は比較的仕事も人間関係もそつなくこなせるタイプだとは思いますが、特に人間関係に対して、心の中の根底にある自信のなさと弱さから、毎度当たり障りのない自分の意見を押し殺したような対応になってしまう為、苦しいです。
自分の理想が自分の現在の内面とは真逆なので、余計に自己嫌悪に陥ってしまいます。
この性格を治せるのならどんなことでも構いません。何か良い方法がありましたら教えていただきたいです。
父、母、兄、弟 おそらく人生の大きなトラウマとなっている出来事は、中学の時に周りに合わせないと省かれてしまうという恐怖心を初めて抱くようになり、自分を押し殺すなどしていた結果自分に自信を持てなくなったと思います。とはいえ、側から見たらそうは見えづらいよう、取り繕うのが上手くなってしまい、そのギャップにも苦しみます。 その為、初めて会う方などとは平気で話せるものの、関係が深くなるにつれ自分の弱い本性が見透かされそうで、仲良くなれず、逃げたくなります。 人と話していても、常に誰かや何かに監視されているように感じ、上手く話さなくてはと常にどこかで思ってしまっているので、余計に当たり障りのない、面白くない無難な内容、自分の意思を感じられないような会話になってしまいます。それがまた毎回自己嫌悪に陥る要因であり、無限ループをしている状態です。 中学の頃から心から自己表現が出来ていない様な、心がもやもやする感覚がいまだに続いており、見えない殻が自分の周りを覆っている感覚もずっとあります。
プライドが高く上記の弱さを見せないよう振る舞ってしまい素直じゃないところを治したいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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弱さを隠し強くあることではなく自分の尊厳を守ることがプライド
自信の無さや弱さを隠すために、どんどんと硬い鎧になってしまったようですね。肩が凝るし、疲れますよね。もう息が出来ないほどに、苦しくて仕方がないことでしょうね。
自分を押し殺してまで、誰と、何と、戦っているのでしょうか?
どれだけ学び、力をつければ、またどれだけの経験をすれば自信満々になれるのでしょうね。そんな人もいらっしゃるでしょうけれど、ちょっと近寄りがたくて、怖いかな。
だって、自信なんてないし、弱い部分だらけですよ。社会に出れば、上には上がいますし、まだ見ぬ世界、知らないことばかりですものね。弱くて当然だし、周りに支えてもらいながらも、感謝して謙虚でありたいなと、私は思っています。
プロフィールを読ませてもらいました。学校という集団の中で、「みんなと同じ」が安全のように、同調圧力を強く感じられたのですね。
いろんな友達がいて、いろんな考えや感じ方がある。今までに、そんな出会いに恵まれなかったのかなとも思います。そして、そつなくこなしてしまう あなたを、凄い凄いと、周りは頼り過ぎてきたのかもしれませんね。
プライドってね、私にもあります。
弱さを見せずに強くあることではなく、自分の尊厳を守ることがプライドだと思っています。
だから、強くても弱くても、問題はそこではなく、自分を認め大切にすることを優先したい。偽って強くあることがプライドじゃないわ。
自信の無さや弱さで、あなたを傷つける人がいたら、「それも大事な私なんです」と胸を張ればいいじゃない。
あなたを大切に想う人なら、どんなあなたでも関係なく、愛してくださるわ。少しずつ、自分を好きになっていきましょう。
あま 様 相談ありがとうございます。
対人関係をそつなくこなすが、自分の意見いえない、感情を出せないそんな状態は、
おそらく対人関係を脅威と感じるようになってから、自分を守る為に、また生き抜く方法として、意識することなくできてしまった、あなたなりの対応方法なのでしょう。
それは悪いことではありません。秩序を乱さない、モラルも守れる善い人だと思います。この点は自分をしっかり褒めてください。
ただ、ご自分では、感情を抑え込んでいるために、いろんなことが感じにくくなり、内面が好きになれないし、自分の気持ちとの不一致感がいつもあるのでしょう。
さて、この場合のひとつの方法として、「感動する」ということが大切と思います。
何かに感動してますか?映画でもいい、旅先の風景でもいい、あるいはスポーツの素晴らしいプレーでもいい、何かに感動をして、それを大いに笑い、楽しむことです。
悲しいシーンがあれば、思いっきり泣くことです。
感動したことに意識して感情を寄せることで、自分の気持ちの一致感が出てきます。これを繰り返すことで、対人関係にも自分の気持ち・感情に一致したようなコミュニケーションができるようになっていきます。
慣れないうちは、上手く表現できないかもしれませんが、勇気をもって自分の気持ちを人に話すことです。慣れてくれば自分の気持ちを伝える言葉も出やすくなりますので、トライしてくださいね。
参考にしてください。一礼
内面(本心)を丸出しの方がヤバい奴
私達の心の中は欲・怒り・怠け・ブランド等の煩悩(自分と他人の苦悩の原因となる悪い感情)が渦巻いています。
だから、自分の内面(本心)を丸出しにすると大変なことになります。
本心を丸出しにする方がむしろヤバい奴であり、煩悩を制御する理性の仮面、裏表の二面性は社会生活に必要です。
だから、そのままの貴方のままでも大丈夫です。
なお仏教では、善いことをすればするほど幸せになりやすい善い性格になり、悪いことをすればするほど悩み苦しみストレスを感じやすい悪い性格になると考えます。
お坊さんだと、戒律(日常生活習慣の改善)、集中力を鍛える瞑想、現象を観察して真理を悟る瞑想などの修行をします。
なりたい自分のイメージがあるなら、普段からそのような自分を演じる習慣付けをするのはどうでしょうか。