何かすがるものが欲しい
こんにちは。以前も二度ほど質問させていただいたものです。
まずは自分の状況についてお話いたします。
自分は重度の身体障害者でトランス男性(肉体:女性/心:男性)です。4ヶ月近く前に母が一緒に住んでた家で自死しました。
母が亡くなった当初より、絶望感は薄れましたが、それでも自分が母を追い詰めたんじゃなかろうかとか、唯一と言っても過言ではないほど心の支えだった母を失ったことに対する喪失感。自分の心と体の性の不一致に関する葛藤。健常者よりも人の手を借りなければ生きていけない現実。
いろんなものに押しつぶされそうで、なかなか気持ちが厳しいです。そこで、すがるものが欲しいです。
新興宗教は玉石混交な感じがするし、俗に言う"アブラハムの宗教"はLGBTQ+に厳しいと聞きましたし、神道もどちらかといえば日本の伝統的で保守的な価値観を大切にしていると聞きました。
ならば、身近な仏教かと思いましたが、体が不自由ゆえ、望むところに行くのにも一苦労でお坊さんの説法を聞きにいくなどのことはなかなかできません。
信徒や門徒になろうにも財施もする余裕がありません。
こんなんでは信仰心があるとはやはり認められませんか?
また、なるべくお金をかけずに仏教の宗派や考え方を学ぶ方法はありませんか?
長い文章で申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
様々なコミュニティ、居場所の会オンライン参加も。繋がって。
あなたの苦しい状況、悲しみが伝わってきます。
どうか、ご自身を責めないで。お母さまにも生き方があったのだろうと思います。
誰も悪くないわ。みんな懸命に生きてきたのだものね。
大きな支えであったお母さまの存在を失い、何を頼りに生きていけばいいのかと、心細いですよね。
重度の障害に対しては、ヘルパーさんや支援を受けていますか。また、福祉課のほうでも、市内様々なコミュニティを把握していると思いますから、気持ちを吐き出せるような場所や空間とも繋がっていきましょう。
ハスノハでも宗教の話をたくさんしましょう。質問もしてくださいね。私も2ヶ月に1度、居場所の会を開催していまして、オンラインで参加も可能です。
あなたが孤独にならないように、いろんな方面サポーターと繋がっていきましょう。
報恩報答 人は誰でも父母や縁者の慈恩に報いる生き方ができる!
家にいながらでも仏の教えは学ぶ事が出来ます。
今やネットさえ使えればいつでもどこでも無数に存在する様々な情報を選択して見極めることが可能です。昔の仏弟子さんたちよりも恵まれているのですよ?だから、求めてください。
身体障がいなんか気にすることはありません。
私なんぞは昨日お昼に言葉が出なくて全身痙攣で救急車で運ばれ(低血糖)今日も全身ボロボロですが、いつも通りの活動です。先ほども四国で支援を必要とされる方の集まる施設におられる方とLINE通話でお話をしておりました。私も励まされます。仏の活動とは一方通行じゃない。私は救急車で運ばれ、その方は施設暮らしで友人も亡くなられてみんなボロボロであるように見えても、それでもみんな誰かの為に。私はこうして文字をうってあなたの心の苦しみ、迷い、痛みがなくなるようにアクションをしています。別に特殊な事でもありません。自分ができることをする。それが仏の教えであり、それを実践すれば確かに人は救われるものなのです。
当山は住職がカバなもんでSNSで仏の教えを私のようなカバにでもわかるように、とカバの顎ほどではないですが、よくかみ砕いてお伝えしております。人によってはマニアックで特殊な領域と思うかもしれませんが、人間として当たり前のことを言っているだけ。人は学ぶのに見ても聞いても読んでも自分の事ファーストなので真意を枉げる人ばかり。なので好みは別れます。誤解される人も多いですが、仏さまの教えとはそもそも庶民平民万人対象のものでした。それが高みにまつり上げられすぎていくとどうしても特殊化されて人が離れていったり、誤解されるので表現を方便で変えているだけです。
さて、まずこの世には男女とかLGLTQという名称や概念や区別はあっても、人はそういうことを忘れて今この画面を見ている。とはいえ生物にはいわゆる男女の体の違いがある。ラベルが先にあるんじゃない。事実が先です。
だから、今これをご覧の読者は年齢も性別も国籍も都道府県も視力も体重も忘れている。それが人の現実、真実、事実。
お金がないお金がないと言いますが、お金がないならば人はどうすることができましょうか。
教えはただで持ち去ってあなたは何もせん、ではそれも寂しいもんです。
あなたはあなたが幸せになって、隣人、出会う人も勇気づけ、元気づけられる人にならなければ母君の報恩にもなりませんぞ?合掌
質問者からのお礼
中田様
わざわざ時間を割いての回答ありがとうございます。
障害に関してはケアマネさんのような方がいます。
今は身近に頼れる親戚(親戚自体はいます)や家族(諸事情で離れたところに住んでる)がいないので、施設にいますので、なかなか通院以外で出歩くのが難しい状況ではありますが、オンラインという方法もありましたね!頭からすっかり抜け落ちていました。少し考えてみようと思います。こちらのハスノハさんでも、たくさん相談や仏教に関する質問を通じて、勉強させていただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
丹下様
わざわざ貴重なお時間割いてのご回答ありがとうございました。
たしかに昔の方と比べれば、現代人は仏様の教えを学びやすい状況にいますね。
いろいろ制約はあっても自分が幸せだと自身を持って言えるように頑張りたいと思います。