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正義を振りかざすこと

回答数回答 4
有り難し有り難し 16

お世話になっております。
気持ちがモヤモヤとすることがあったので、何かお言葉を頂ければ幸いです。

現在妊娠8ヶ月です。
仕事帰りの電車で座っていたら、隣のお婆さんから「立ってる妊婦さんいるんだからどけなさい」とピシャリと怒られました。
私も役所からもらったマタニティマークが見えるように鞄は膝の上に乗せていましたが、お婆さんはマタニティマークをご存知なかったのか、隣からは見えなかったのか、そもそも私のお腹があまり出てないから妊婦に見えなかったのか。
最寄駅まであと一駅ですし言い返すのも面倒でとりあえず譲りましたがずっと睨まれていて不気味でした。

あれからも、お婆さんはいい事をした!と正義感たっぷりの様子だったことを思い出してしまい、日が変わってもなんだか気持ちが晴れません。

正義とはなんでしょうか?

余談ですが、電車を降りた後のエレベーターで別のお姉さんが譲ってくれて有り難かったです。

2024年11月14日 8:21

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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お腹の子供を守るための正義もある

妊婦さんへの気遣いは赤ちゃんへの気遣いでもあります。
あなたは「私さえ辛抱すれば波風立たない」と判断されたのかも知れませんが、赤ちゃんのことを考えれば、主張すべきことは主張する(喧嘩腰ではなく)のも必要な場面があるでしょうね。
「正義」は、その人にとって守りたいことだとも言えます。
お婆さんは妊婦さんを守りたかった。
そこにプライドの煩悩や怒りの煩悩も絡んできてややこしいですが、発言の発端に悪意は無かった可能性がありますね。
お婆さんだってしばらく考えて意を決して(勇気を振り絞って)発言したのかも知れません。
今回は、正義との闘いではなく、コミュニケーション不足なのかもしれませんね。
妊婦さんや赤ちゃんを守りたいという「正義」、法律や宗教上の規則や地域のしきたりを守りたいという「正義」もありますが、正義と正義が相反したときは、まずは対話・平和的交渉が大事かもしれませんね。

2024年11月14日 12:41
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

ご質問ありがとうございます。
正義というのは人それぞれ違うこともあるので定義することは難しいですね。
お婆さんもあなたが妊娠していることが分からない無知からそのようなことを言ったのでしょうね。
そのような時は冷静に自分も妊婦であることを説明するのがいいですね。
またお婆さんがそれすら聞く耳を持たない場合は、席を譲ってあげた妊婦さんに「私も妊婦だけど次の駅で降りるから座ってくださいね。今何ヶ月なんですか?」などとそのお婆さんにも聞こえるように話をするといいですね。
そのお婆さんが言い出す前に他の優先座席ではない人がその妊婦さんに席を譲ってあげるのが理想なんですけどね。
それにしても、相手の事情を知ることは人間関係でとても重要なことですね。

2024年11月14日 11:53
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないかもしれませんがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談、こころ相談(対面相談)についても紹介していますので、どなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

自己満足ですよね。

 こんにちは。ご自身も妊婦さんであるのに、その扱いはムカッときますね。
 恐らくあなたのお考えの通り、正義なんてのは自己満足です。
 それは、あなたが「これ当然でしょ、私が合ってるでしょ」と思った時もです。
「正義とは何でしょうか?」という疑問に限らず、全ては自分にも向けられることがある、そういう意味では平等だ、とお心得ください。
 あと、「別のお姉さん」が「私は正義の行動をしよう」と決意して譲ってくれたかは分かりませんよ。そんなラベル付なしに、やってくれたのでしょうね。
 お身体と赤ちゃん、どうぞお健やかに過ごせますように。

2024年11月14日 11:59
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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

無意識に赤ちゃんと自分を守ったのかも?

柚子さん

おはようございます。
早とちりのお婆さんに勘違いをされて悔しくモヤモヤされたこと、
お察しいたします。
嫌な思いをされましたね。

質問があります。
柚子さんは過去
「あまりにも理不尽、不条理な扱いをされたり言い掛かりをつけられて言い返せなかった」記憶はないですか?

私は以前、言い掛かりを付けられると「固まる」「凍りつく」癖がありました。

ポリヴェーガル理論というのをご存じでしょうか?
私たちの神経系がどのようにストレスや危険に反応するかを説明するものです。

① 交感神経系:
これは私たちが危険を感じたときに活性化するシステムです。
心臓がドキドキしたり呼吸が速くなったり、筋肉が
緊張する。
このシステムは、私たちが「戦う」か「逃げる」かを決定するのに役立ちます。

②背側迷走神経:
これは私たちが極度の
ストレスやトラウマに直面したときに活性化するシステムです。
このシステムが活性化すると、私たちは「凍りつく」反応を示します。
サバンナの動物にも見られますね。

③腹側迷走神経:
このシステムは私たちが他の人とつながったり感情を調整したり落ち着いたりするのに役立ちます。

※トラウマを抱えている人は「背側迷走神経」が過剰に活性化している可能性があり、日常的なストレスにも「凍りつく」反応を示してしまうことがあります。

トラウマを思い出させる状況や刺激にさらされると、身体が過去のトラウマを再体験しているように感じる場合があります。


心理療法などを受けることで、背側迷走神経の過敏性を改善することができます。
妊娠中ですし、医師、助産師さんと相談して呼吸法や瞑想、簡単なヨガなどのセルフケアはリラックス効果を高め、凍りつく反応を軽減するのに役立ちます。
もちろん、お産にも役立ちます。

お婆さんに
「違います、私も妊婦です!!」と言い返そうと思ってもできなかった、
しなかったのは、無意識にトラブルを避けようと赤ちゃんと自分を守った反応かも知れませんね。
もちろんこの理論がすべてではありませんが参考になれば幸いです。

寒くなってきましたのでお風邪などにも気をつけてくださいね。

2024年11月15日 11:21
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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして! 覆面僧侶・きみーです。 ハスノハであなたと出会えたことを嬉しく思います。 私はこれまで、様々な方々の人生に寄り添い、心の声に耳を傾けてきました。 特に、20代〜40代の女性の方々からは、仕事や人間関係、自己成長など、様々な悩みをお聞きします。 ゲシュタルト療法や交流分析といった心理学の手法を学び、あなたの心の奥底にある感情や思考に寄り添いながら、一緒に問題解決を目指します。 例えば 「自分らしく生きられない」 「人間関係がうまくいかない」 といった悩みを抱えているとしましょう。そんな時は、過去の経験や現在の状況を客観的に見つめ直し、あなたにとって本当に大切なものを見つけるお手伝いをします。 音楽や芸術を通して培った豊かな感性を活かし、 あなただけの心の風景を描いていくような、そんな カウンセリングを心がけています。 一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。一緒に、より良い未来を築いていきましょう!
※ZOOMは覆面ではなくて素顔です、ご安心ください(⁠^⁠^⁠) 信頼関係構築→傾聴→技法、あなたを最大限大切にします。 「傷つきを築きに」そして気づきに。自律へと導くカウンセリング 【人生の羅針盤】人生の道標となり、迷いを解消しコンシェルジュとして旅のお供をします。 各種心理療法、認知行動療法、フォーカシングなどを学びました。 [カウンセリングについてご一読ください] ハスノハはカウンセリングルームの対面と違い、ZOOMだけのやり取りになります。 カウンセラーは「聴く人」ではありますが、クライエントさんの身体の動きや微細な変化も見逃さないでカウンセリングをしています。 腕組みをしたり、眉間に皺を寄せたり、涙を我慢したりと表現は人それぞれです。 画面オフも歓迎ですが、 声のトーンだけを頼りにするしかなく、情報が足りないのが現状です。 皆様のお悩みを全身全霊で解決する覚悟でおりますが、誤解やすれ違いを避けられないことも稀にあります。 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

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