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毎日が憂鬱で辛いです回答受付中

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ご相談どうかよろしくお願い致します。毎日が憂鬱でたまらなく辛いです。原因はハッキリしており、一言で言うと家族問題です。
私は夫と小学生の子供の三人家族、至近距離に私の母(80歳)が一人暮らしをしてます。その母が去年辺りから急に頼りなくなり、まだ認知症の検査はしてないので分かりませんが(言ってもプライドの高い人なので受けてくれない気がします)その可能性もあるかも知れません。
加えて私が去年秋に心臓を患い3か月入院し、私の入院中、私の主人と色々あった様で母と主人がお互いを嫌う様になってしまいました。
例えば私の入院費がかなり高額になり、夫が一部母に借りたそうなのですが、その時ちょっとした揉め事があったり、逆に母も電気代の支払いを忘れて電気が使えなくなり、どうしていいか分からずうちに来て、夫が説明しても逆ギレしたり開き直ったような言い方されたりしたそうです。これはごく一部の話なのですが、今まで何があっても母の事悪く言う事のほとんどなかった夫があれだけ悪く言うのがとてもショックでした。夫の言う事は真っ当だと思うし、私の入院の事だけでも大変な思いをしてる中、色々揉め事があって参ってたと思います。私からしたら母と夫、それぞれの言い分はよく分かるので尚更辛いです。
冷たいと叱られると思いますが、母もいっそ施設とかにあっさり入ってくれたら安心出来るのですが、今の状況だと拒否られるのが目に見えてます。(うちのマンションの間取りでは同居は厳しく、何より母も夫もお互い同居は絶対嫌がるに決まってます)
母がこの先どうなっていくのか考えるのが今凄く怖いです。
母が生きてる限りこの不安と憂鬱さが続くのかも知れないと思うとゾッとします。
長文失礼しました。どうか気持ちの持ち様等、アドバイスをいただければ幸いです。

2025年3月25日 13:41

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

地域コミュニティを頼り、出来るだけお母さんが望まれる生き方を

それは悩んでしまいますね…。もともと他人ですから、それぞれの生活や価値観に口出しをされたら、いくら家族とはいえ、(分かり合えない!)と嫌気がさしてしまうでしょうね。
また、これだけ拗れてしまっては、折れることも受け入れることも難しいでしょう。

お母さんも高齢になられたら、いつかくる道です。娘夫婦に世話にならなきゃいけないと思えば、ちょっとは聞く耳を持たれるでしょうけれど、それも無いのであれば、できる限りはご自分で暮らしていただきましょう。
地域コミュニティがあります。地区の民生委員や地区長、役員、ご近所など、みんなでサポートし合うものです。だからこそ、家族だけでなく、お母さんもご近所との交流は大切にしていかねばなりません。

認知症の認定も、ケアマネジャーに来ていただくなど、介護サービスを受けられるほうが安心に決まってます。お母さんのためなのです。嫌がったとしても、一度 地域包括支援センターで相談をしてみましょうね。

私のご近所も、ご高齢の一人暮らしの方が多くいらっしゃいます。お寺との付き合いがあれば、私も気にして訪問をしていますし、娘さんや息子さんと連絡を取りながら様子を見守っていますよ。

あなたも、家族だけでなく、頼れる地域や周りを味方につけてくださいね。みんなで見守っていきながら、出来るだけお母さんが望まれる生き方ができればいいですね。

2025年3月25日 23:33
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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、電話相談員、小学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

お母様の自尊心を傷つけずに、そしてご主人の良き理解者に。

初めまして。亀山純史と申します。

とてもお辛い状況の中で、このhasunohaへご相談くださり、ありがとうございます。私からの拙いアドバイスになりますが、回答させていただきます。

お母様に施設に入所してもらうことは、決して冷たい対応ではありません。確かに、ご家族でお年寄りの世話をしている方もおります。しかし、高齢化社会において大切なことは、社会全体が、お年寄りに寄り添っていく社会でなければいけないことでしょう。そして、その寄り添い方には様々な方法があり、訪問介護サービス、デイサービス、ショートステイ、そして長期滞在型の介護施設など、多岐にわたる選択肢が町のいたるところで利用できるようになっています。つまり、ご家庭でお世話をするというのは、そのような寄り添い方の一つでしかない、ということです。

ただし、あなたから一方的に話を進めては、それはお母様の自尊心を傷つけることに繋がる可能性がありますよね。どんなに歳を重ねても、「まだまだ自分一人でできる」、「他人のお世話にはなりたくない」と思う方が多いものです。(私も高齢になれば、そのように思うのでは、と思っています。)

ですので、あなたがお母様のことで苦労していることよりも、これらのサービスを使うことでの、お母様にとってのメリット(たとえば、外に友だちが出来るよ、身の回りの世話をしてもらえれば、気持ちに余裕が生まれるよ、など。実際にそうなるかどうかはわからないのですが…)、そしてそのような生活でお母さんが喜んでもらえれば、私たちも嬉しいことなどをお話してはどうでしょうか。

そうして、このようなことは、一人で抱え込まないで、まずはご主人とご相談なさることです。そのためには、あなたがご主人の良き理解者になってあげることも大切ですね。

以上が私からの回答になります。少しでもお役に立てれば幸いです。

2025年3月25日 23:38
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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

質問者からのお礼

亀山純史様
お忙しい中、ご丁寧なアドバイスをありがとうございます。色々なサービスも家族で世話をするのも同じ寄り添い、というのに気持ちが楽になりました。母の衰えが急に去年位から来たもので、私自身パニックになってるのだと思います。いただいたアドバイスを胸に、いずれ周りにも協力をお願いしながらやっていきたいと思います。ご回答に感謝しています。

中田三恵様
この度はご回答くださりありがとうございました。
近所のお寺様が見守ってくださるなんて理想的ですね。母は一切近所との交流もなく、(マンションなので多少は仕方ないですが。。)また、数年前に一人暮らしの高齢者という事で地域の民生委員の方が訪問してくださったそうなのですが、プライドがあってかそれも断ってた始末で、どうしたらいいのか私も困ってます。この先酷くなる様であれば、母を説得しようと思います。ご丁寧なアドバイスに感謝申し上げます。

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