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安らかになれることばをください回答受付中

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有り難し有り難し 17

経済、プライベートともに生活の状況が悪く不安が強すぎて、精神科の薬の効果を乗り越えてしまっていて、胃袋が破れそうな不安感に苛まれています
うまくいかないいろんなことにすごく腹が立ち関係している人を非難する気持ちというか加害意欲みたいなものが湧き出てきて止まりません
安らかな気持ちになりたいのでなにかことばで救っていただけませんか

2025年5月30日 18:28

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

誰かの目に留まり、必ず誰かが返事をします。繋がっていこう。

プロフィールも読ませてもらいました。あなたの置かれている状況、そして身近にも頼れる人や心許せる存在がないという不安は、どれほど心細いかと思います。薬の服用でも落ち着かず、体にも負担になっているようで、心配です。落ちつくどころか、苦しいですよね。

どうして自分ばかりがと嘆きたくなりますし、周りが許せないような気持ちにもなりますよね。とても孤独の中にいらっしゃるように感じて、覆われている氷のような冷たく厚い壁を溶かしてあげたい気持ちです。

繋がっていきましょう。ハスノハでいつでもお便りください。ここは、誰かの目に留まり、必ず誰かが返事をします。あなたは、ひとりではなく、いつだって伸ばした手をつかんでくれる温もりがありますよ。
こうして、話をしましょう。あなたの心に耳を傾けたいわ。

2025年5月30日 23:43
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おきもち

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、行政相談員、小学校 中学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター.中学校DV授業 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

訴えの中に真実の願いが隠れていますね。それがヒントです。

「安らかになれることばをください」というまさとさんの訴え、現状を打破したい切実な訴えとして、受けとめました。言葉は、時に人の心を深く傷つけることもあれば、逆に、暗闇の中に温かい光を灯し、生きる力を与えてくれることもありますね。もし「言葉だけで良い」のであれば、このハスノハには、まさとさんと同じように悩み苦しむ多くの方々の声と、それに応えようとするお坊様方の真摯な言葉がたくさんあります。それらを一つ一つ読むことで、今のまさとさんの心に響く「何か」と出会うきっかけになるかもしれません。

しかし、お薬がそうであるように、言葉もまた万能ではありません。本当に必要なのは、言葉そのものだけでなく、その言葉の奥にある、まさとさんのことを心から大切に思い、寄り添おうとしてくれる人との温かい「ご縁=関係性」なのではないでしょうか?
今、まさとさんが「しんどい」「安らかではない」と感じておられること、それは非常にお辛い状況ですが、同時に、「自分は本当は安らかでありたいのだ」「穏やかな心を求めているのだ」という、ご自身の真実の願いに気づく大切なきっかけにもなり得ると、受け取ることも出来ます。その「真実の願い」こそが、実はまさとさんのこれからの生きる方向性となり得るのです。

その「安らかでありたい」という願いは、実はまさとさんだけでなく、まさとさんの身近な方々も共通して持っている願いなのかもしれません。もしそうだとすれば、まずまさとさんご自身が身近な方々に周りの人に、ほんの一言でも「安らかになれるような言葉」をかけてみることから始めてみてはいかがでしょうか。難しく考える必要はありません。例えば、労いの言葉、感謝の言葉、優しい眼差し…。その小さな「和顔愛語」の実践が、巡り巡ってまさとさんご自身の心にも温かいものを届け、周りの方々との関係性に少しずつ優しい変化を生み出していく可能性があります。

「与えている」つもりが、「いただいていた」。この視点の転換が、安らぎや喜び、再び歩み出す力につながっていく。これは、50代である私自身の実感です。

「安らかになれる言葉をください」という訴えに隠された、まさとさん自身の「真実の願い」に気づき、新たな実践のヒントが浮かび上がる、大切なご相談でした。あなたは、決して独りではありません。またいつでも、あなたの応援団=ハスノハへお立ち寄りください。

2025年5月31日 7:47
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おきもち

個別相談可能
1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。実家の西福寺で中高生を主体とする「るんびに太鼓」に所属、演奏・指導経験を通して、「人は、支えられてこそたくましく生きてゆける」と体感。青少年よみがえりの場「短期るんびに苑」にも関わる。   平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。ご法話や講演などをご希望の方は、遠慮無くお声かけください。  グリーフケアアドバイザー1級 発達障害コミュニ ケーション初級指導者 つどい・さんあい運営委員
ご相談時間はご希望をいくつかお知らせくださいね。 ◆「絵本のお坊さん」として、絵本を通じて人生を見つめ直す活動を行っています。◆死別、離婚、退職、不安など、様々な喪失を抱える方のお話に寄り添い、仏道の教えを分かち合いながら心を癒すお手伝いをしています。◆資格:グリーフケアアドバイザー1級、発達障害コミュニケーション初級指導者。

自分の中の先走るオレオレ意識を鎮め本来の自己(仏)を取り戻す

・今日も生きているけどオレの意志とは無関係に生命が生きてくれている。呼吸も俺の意志とは無関係に続けてくれている。オレの命にありがとう。
・俺は頑張り過ぎた。頑張り過ぎたのはオレの意志や考えの方であって、オレの生命体はいつも安らかな状態を保とうとしてくれている。俺だけ走り過ぎていた。オレの生命体、俺自身の働きに感謝。
・考えて考えて救われるんなら、いくらでも考えてやる。ところが、どうだ。考えれば考えるほど現実と遠ざかって、脳が誤解を起こして苦しくなる。こっちの苦しい世界はオレが思い描いた俺だけにしか見えない思いの世界だ。もうこっちの思いの世界、アッチの思いの世界はいくら浸っていても救われないということを真剣に見つめよう。帰ってこい、俺自身。この今のここの現実に。
・楽になりたい。楽になりたいんだけど、楽になる方法、間違ってね?楽になろうとしてアクセルふかしたり、ペダルをこげば、浪費すんじゃん、エネルギー。疲れんじゃん、オレの身心。楽になる方法を見つめなおそうぜ。
・安楽、やすらか、しあわせ、ほのぼのした心って、遠くに探しても見当たらない。これも探す方向を間違っていたのかもな。オレの生命の活動はいつもマイペースだ。マイペースなのに、完璧に今日も生きてくれている。クスリ飲み過ぎてごめんな。肝臓や腎臓にも負担かけすぎて、ゴメン。減らしていくよ。
・てか、いくら薬を飲んだとしてもさ、俺自身の心の運転法が自分を苦しめる運転法なわけじゃんよ。薬で治るわけないじゃん。治療すべきは心の暴走運転や危険運転みたいな思考をした後に出てくる症状の方じゃなかった。そっちを薬で鎮めたところで、俺自身の、治ってねぇし、今後もやるじゃん、暴走運転。治すの、そっちなんじゃね?
・何が苦しいかって、思い通りにならないコト。だけどその前に誰にとって思い通りにならないのかを問えば、オレの、俺自身の、オレの中の、オレ。そりゃ、天気一つだって思い通りにはならんわ。
・じゃぁ、この先立つ気持ちの俺を少し黙らせてみようぜ、しゃしゃり出すぎてたわ、俺の身心の中のオレ意識が。これが先にあるから、自分の思い通りにならんと苦しいのか。
・寺とか仏教とかってこのオレ意識を鎮める世界でもあるそうだ。
・なら俺も学んでみよう。
・俺の身心に現れるオレ意識を黙らせるその方法を。
仏の教えの要はその心、オレ意識をおさめるにあり。合掌

2025年5月31日 8:21
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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

煩悩スッキリコラムまとめ