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無気力から立ち直れません

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有り難し有り難し 30

最近、頑張る、頑張ろうと思えず、前向きになる事ができません。

姑が他界してから、姑が携わっていた自営の仕事を否応なしに、何の経験もない私が引き継ぐ事になったのですが、それが残された家族のためだと、必死に頑張って来ました。

まだ、子供も幼かったため、家事も育児も、そして、仕事もです。
それまで専業主婦でしたので、生活は激変。睡眠時間を削っての生活が、何年も続きました。

でも、生活が激変したのは私だけのようでした。
主人も舅も、姑が亡くなった以外は今まで通り。

姑が他界した哀しみなのか、二人とも自分の時間を持つことが多くなり、家族でありながら、いつも仕事と自分優先。

家事も育児も何の協力も見込めないまま、ひたすら1人で気を張りつめて、毎日を過ごしてきました。

そんな中、妊娠出産があり、先日は病気が見つかり、入院手術。

すでに、いっぱいいっぱいでした。

自営の仕事は嫁が手伝うものと決まっている。
主婦なのだから、家事も育児も当たり前。
仕事が終われば、自分の時間。
自分の時間に、家事や育児の協力なんてあり得ない。

これらはどれも、主人や舅の口から出た言葉です。

主人も舅もそんな考えですから、それまで何度も声をあげて助けを求めても、耳を傾けてもらえず。結局、退院後でさえ、自宅で安静にすることも許されず、家事・育児・仕事を1人でこなさなければならない毎日。

寝ても、少しの睡眠では疲れは取れず、もう、動くことすら億劫になってしまいました。

子供たちに不自由はさせまいと、なんとか最低限の事は行っていますが、もう、気力・体力共に限界のようです。

本当に疲れました。
何をするにも辛い。

こんな時ですら、自分優先の人たち。
私には、家族なのだからと、何度も協力を促してくるのに、私が体を壊してもなお、自分が大事。

今となっては、家族の意味でまでも、考えてしまいます。

主人と舅を見ていると、なぜ私ばかりが…と、思わずにはいられず、また、そう思ってしまう事でさえ自己嫌悪です。

前向きに・・・と、思うのですが、どうしたら前向きに考えられるのかさえ、もう分かりません。

でも、ここから抜け出したい。
どうしたら、ここから抜け出せるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

先ずは心身共にしっかりとお休めなさって

拝読させて頂きました。文章を読ませて頂きあなたの今の状態が以前の私の母の状態の様で涙が溢れて参りました。あなたのその心身ともにおつらい思いを心よりお察し申し上げます。
やはりその状態ではあなた自身が心身ともに壊れてしまいます。私が子供の頃も母は心身共に疲れ果てて病気になってしまいました。あの時の母の姿は今でも忘れることは私にはできません。おそらくあなたのお子様達も私と同じ様な思いを抱いておられるのではないかと危惧致します。私個人の見解ですから聞き流して頂いてもよいかと思います。家族はお互いがお互いを思いやり助け合っていかなければ成り立ちません。家族の誰かに命令したり押し付けているのではもはや家族ではありません。それは古い主従関係ですから現代の家族とは言えません。それぞれが思いやり、できることを進んでやる事で初めて家族が回っていきます。もしもそうでなけるば必ずやその報いがいずれ出て参ります。
先ずはあなた自身が心と身体をしっかりと休めて頂きます様お願いします。そして可能であれば信頼のおける第三者の方からお舅様やご主人様にお話しなさって頂きたいと思います。今大切なのはあなたの身の上でありお子様達の身の上です。どうぞゆっくりと心身共に癒してご回復なさってくださいね。あなたの行いや皆様の行いはしっかりと仏様がご覧になっておられます。

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どのみち分かれ道

 こんばんは。家事・子育て・そして慣れない「降って湧いた」仕事、本当にご苦労様です。ここまでずっと、引き受けて頑張って来られたのですね。
 お仕事が何なのかは分かりませんが、「トップが亡くなる」というのは、事業が大幅に変化したり、幕引きに向かうのはよくある=自然なことです。
 で、今まで耐えてこられたのでしょうから、「もう耐えられません」ブチッと音を立てるように投げ出してもよいのではないかと思います。私も自分が仕事を継ぐ時には、かなり機械を入れたり外部に頼んだりと、やり方を変えましたよ。
 みなさん、貴女におんぶに抱っこ。順番と思って頑張っては来たものの、先代の時代とは環境も協力体制も違う。御免なすって、キレてみて。
 どのみち、関わっている方全体が変わらざるを得ないのです。それは世のしくみ。一部だけ変わって他はその通りなんて、あり得ません。あなたがリードしていいと思います、今回の話については。

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