仏教の道に進みたい
仏教に生きる道を探しています。大学は仏教系で少しかじってはいます。たまにお寺にいったりする段階から、仏教に生きる道を探し、人生の悩みの解決を仏教に見いだしたいと思っています。
考え方や道筋を教えていただきたいです。自分の解決から家族などの悩みの解決に結び付けばと思います。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏教を学ぶ前に自分自身を顧みてください。
あなたはいままで、たくさんのご質問をされていますよね。拙僧を含めてみなさんボランティアですから、あなたからお礼をされるとこを目的として、回答しているわけではありません。しかし真剣に答えています。一つ一つの回答に対して、何らかの返答を寄せることは、大事だと思いますが、半数は、そのままになっていますよね。みなさん、お忙しい中で、あなたのために、一生懸命お答えになっています。大変失礼ですが、気の向くまま間に質問して、気になるものは返答を返す。そんな感じがします。1つ1つのことに、けじめを付けていく。教えとして、仏さまの息遣いを感得するのも、そんなところから、始まるのではないでしょうか。まずは、全ての回答に対して、返答をお返しください。お礼である必要はありません。回答に対するあなたの想いをきちんと返しましょう。返事を書くことで、いろいろ、見えてくること、わかってくることもあると思います。宜しくお願いします。学ぶとは、自身を顧みることですよ。浄光寺
なりたくてもなれない
はじめまして、質問拝見しました。おそらく私と同じ年齢ですね。わたしはまさしく会社員から縁を頂き僧侶になりました。こんな事をいうと失礼かもしれませんが、はっきり申し上げます。
会社員が100%こなせないと僧侶は無理です。すべての僧侶がそうとは限りませんが、僧侶には忍耐力・コミュニケーション力・傾聴力・話術・記憶力やリーダーシップなど相当高いスキルがないと良い僧侶になれないと私は思っております。
どれがかけても駄目です。さらに上長としての教育力も必要でしょう。
生意気な回答とおもわれるかもしれませんが、会社員を続けながら上記のスキルを学んでください。同時に仏教を学んで頂きご縁があれば僧侶になれるかもしれません。
私たちは仏法を基本として手を抜くことなく正しい僧侶であろうと日々精進しております。それは会社員でも同じ事だと思います。
お寺に行ってお聴聞しましょう
修行をする宗教もあるでしょう。
祈る宗教もあるでしょう。
浄土真宗はお聴聞をする宗教です。
私もできるだけお聴聞しています。
問題の解決はお聴聞ではできないかもしれません。
しかし、解決しなくてもいいと思える世界が開けてくるのが、浄土真宗の良さでもあります。
お志、誠に尊く有り難いことでございます。
こまさん様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
仏道を歩まれたいとのお志、誠に尊く有り難いことでございます。
ご自身の悩み苦しみの解決も大切ですが、何よりも全ての者たち、一切衆生の悩み苦しみの解決を目指すことも仏道においては大切となります。
是非、この機会に堅固なる悟りを目指すための決意としての「菩提心」を発心して頂きまして、共に頑張って参りましょう。
「三宝帰依と菩提心生起」
仏陀・仏法・僧伽に
悟りに至るまで私は帰依いたします
私が積んだ布施行などの資糧によって
有情を利益するために仏陀となることができますように
すべての有情を救済しようという願いによって
仏陀・仏法・僧伽に
悟りの心髄に至るまで
常に私は帰依いたします
智慧と慈悲をもって精進し
すべての有情を利益するために
私は仏陀の御前に
完全なる悟りのために菩提心を生起いたします
この虚空が存在する限り
有情が存在する限り
私も存在し続けて
有情の苦しみを滅することができますように
また、仏教の学びを進めていかれることにつきましては、以下の拙回答も是非ご参照下さいませ。
問い「私は修行できるのでしょうか。宗派を決めるのが難しいです。」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1031731350.html
川口英俊 合掌
好きな宗旨の門を一度くぐればよいのでは
仏教がお好きなようですね(*^^*)
私もだいぶ好きです。
知識もおありかと存じます。
知識吸収に飽きてこられた時期かも知れませんね。
もっと、切実な思いならごめんなさいね。
各宗旨宗派によって特色があります。
共通知識は「仏教要語の基礎知識」とか、
名著がございますので。
フムフムと学習
次に学んだことを表現し、
現実に生かしていく方法、方向性は
各宗旨宗派によって違います。
JAZZが好き!
でも表現するならどの楽器かを選ばなければなりませんね。
簡単な各宗派の開祖、宗祖の自伝というか、
経歴や思考法を何か本でも買って知り、
この人素敵やな
と思った宗派の門を一度くぐり
現代に体現して生きていらっしゃるそのお寺の僧侶から、
その宗派の自分の好きな所、
気になる所を学び、
共に歩まれたらいかがですか?
ネットや書籍による情報収集には限界があると、
わたしは(個人的に)思います。
hasunohaにも限界があると思います。
今どきは、心やすいお寺も増えてます。
一度、お好きな宗旨の門をくぐりましょ
違うなと思ったら、次のお寺へどうぞ。
お釈迦さまも師匠替えなんべんもされてますから、ご安心を。
ただし、焦りは禁物ゆっくりじっくり仏道は歩むものです。
早く完成しようと思われないほうが良いと思います。
訪問した先のお寺でのマナー、
アポイントメント、参加、退会の時のご挨拶は丁重に、
また戻りたくなったとき、
お互いに気持ちよく再会出来るようにしましょ。
僧侶を職業とする場合は、
別途問いを立てたほうがベターかと思います。
良いご縁がありますように( `ー´)ノ
質問者からのお礼
ご回答をいただきました僧侶の皆様に感謝申し上げます。お忙しい中、時間を割いていたたきありがたいコメントを寄せていただきました。本当にありがとうございます。
質問への御礼がないことや現実が行き詰まった中での仏道は無理、自分を省みてとのご意見もありがたく頂戴いたします。
私は不器用でこうした思わぬお叱りをいただくことには悲しくなりますが、自分が至らぬせいと反省いたします。