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寺嫁です。旦那が浮気旅行中です。

回答数回答 6
有り難し有り難し 148

結婚14年目の寺嫁です。

結婚して数ヶ月後に女の子とデート約束のメール発見。飲み屋の子とふざけてのメールと言い訳。
結婚五年目頻繁に会ったり旅行したりの浮気。
こちらは離婚を申し出ましたが
頑張ると言われて今回だけと許しました。

そして今日出張だと思っていたところ
37歳の女の人と旅行中という事が
分かりました。

僧侶としてはお檀家さんからは信頼され
優しくて、何でも出来ると評判。
お寺では義父(住職)と喧嘩ばかり
寺の仕事も中途半端、家庭の事は何もせず、自分中心。
義両親は旦那の事を二重人格だと言っています。

今回の浮気はもう許せず、子供を連れて離婚をしたいのですが
いつも私の事を考えて大切にしてくれている義両親は、旦那を追い出して
私にはずっとこのまま
ここに居たらいいと言っています。

そんな事が可能なのでしょうか?


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お坊さんからの回答 6件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

子供のためという器

私も生まれ育ちが寺で、両親は離婚していますので
mizuさんのお子さんの立場から意見が言えるかと存じますので、一言申し上げます。

私の両親が離婚したのは、私が大学生時代だったので非常に助かりました。
そしてよかったと思っております。今は互いに幸せな道を歩んでおります。
私もある程度、物事を俯瞰的に見れるようになっていたので対応できました。

もし、私が小、中学生の時に離婚されていたら
恐らく、この達観に至れずに、どちらかに強烈な恨みを持ってしまったと思います。
親同士のいざこざがあるのを察しながらも
両方から慈愛されて育ったということは、私の大きな資産になりました。

子に対する、母の器は寛大だったと感謝しております。
子に対する、父の背中は強烈だったと感謝しております。

母に産み、育ててくれたことに感謝を伝えると、「母親として当然よ」と返ってきます。
いつも叶わないな、と感じる瞬間です。

”子ども”からの視点の回答で、Mizuさんのためになっているかわかりませんが
経験談としてご参考にして頂ければと存じます。

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有り難し
おきもち

天台宗 高龍山明王院普賢寺 住職。 一般大学、アメリカ留学、一般企業を経る 比叡山延暦寺にて修行。 生きている人のための仏教を支援する会社、結縁企画を創業。 好きな言葉「怨みを以って怨みに報ずれば怨み止まず、徳を以って怨みに報ずれば怨み、即ち尽く 伝教大師」 夢は「和の仏教を世界に発信する国際的な僧侶」

個を守るのか、家を護るのか。~よそのお寺で修行してこい!!~

個を守るのか、家を護るのか。

Mizu様 こんにちは。

宗旨もすむ地域も違う外野が勝手な発言をすることをお許しください。

外面はいいけど、、身内はしんどい思いばかり。
今まで我慢されていた心中、お察しします。
その一方で仏に成り切れないお坊さんなので人間臭い部分があるのは、自分も否定できないです。
宗派偏らず、お坊さんの離婚再婚事例はいくつかあると思います。

文面を察するに、Mizu 様の場合、義父母様が味方になってくれていますね。
お寺に居ることを考えるなら、門徒役員さんにも話を通すことができればより具体的な道がつくれるのではないでしょうか。

現在のご主人の態度を見て、お寺を任せられないという思いを義父母様も持ってらっしゃるのかもしれないですね。
ご主人を育て直すくらいなら、子どもに後を託す方が良いと思う部分があるのかもしれないです。

ご主人が今までされてきた癖が、Mizu 様や義父母様が思う「お寺として大事にしていること」をないがしろにしていることに気付かず、今まで時が過ぎてきた印象を受けます。

お寺にいれるかどうかということは、それぞれの宗派の意向と現在の住職や檀家総代さんの判断が大きいと思います。
mizu 様の味方に檀家さんたちもなってもらえると心強いと思います。

ただ、お寺の建前としてはご主人の改心が最善で、mizu 様と跡取りの子どもを達を残すことは次善の策になるかもしれないです。

浮気癖が治るまで、よそのお寺で20年ほど修行してこい!!
そう義父母様が言ってくださるくらいが、妥協点かもしれないです。

Mizu 様の心の負担が軽くなることを念じています。

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有り難し
おきもち

hasunohaに出会えた私は幸せ者です。カニとおろし蕎麦と水ようかんが美味しい地方の町のお寺にいます。人混みは苦手、都会のイルミネーションやサイネージはまぶしすぎる。だけど、ここhasunohaでの対話があるから孤独じゃない。ありがとう。
社会福祉士、公認心理師として社会では働いてます。事業や組織を背負うと言えないこともあるけど、仏教を背負うと語る内容も変わります。悩みがなくても話してみたいときは相談ください

まずは、義父母さんと養子縁組み。

mizuさん、こんにちは!
随分大変な思いをされてますね。

さて、寺の実施である、ご主人が寺から出て、mizuさんがお寺に残ることは、可能です。
問題は、次の住職を誰にするかですよね?
選択肢は、
a.ご主人の兄弟
b.mizuさんのお子さん
c.mizuさんの再婚相手
d.mizuさん自身
e.他
こんなところでしょうか。
a.e.だと、mizuさんは、お寺にいづらくなると思います。
女性でも住職になれる宗派ならとりあえず、mizuさんが住職になれるように準備し、お子さんの成長を待つのがだとうかもしれません。
とにかく、mizuさんが、義父母さんの養子に入る事がmizuさんの身を守る第一歩だと思います。これば、法的にも義父母からの相続権が発生するばかりでなく、お寺の子としての扱いを受けるので、mizuさんや、mizuさんの再婚相手が住職になる場合になんの問題もなくなります。
是非、一度、義父母さんに相談してみてはどうでしょうか?

思い切ってご相談してくださり、ありがとうございます。
以外と同じ悩みの方は多いと思います。
お寺のお嫁さんは、声を上げにくいですから、この質問が、そんな方の支えになるといいですね。

感謝

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有り難し
おきもち

45歳 独身 銭湯通い 浄土真宗の僧侶だけど、「中観派です」って言ってみたい。 最近は、一日一冊の本を読むようにしている。 毎日本を読んで分ったことは、 「本は高い(お金が無くなる)」です。 ※写真は五年前です。

明るみに照らされる

身内から言われるだけでは懲りないと思います。
おそらく旦那さんが一番困ることは明るみに出る事ではないでしょうか。
思い切って教区や縁のある方々、恩師に当たる人、そういう方々に申し出ては如何でしょうか。
以下は、離婚を前提とした夫との対話
コミュニケーションが不完全のままでありますと、後アトお互い苦しめ合うだけです。
お互いが納得がいくように、相手の行動を理解合う必要があります。
単に浮気した、許せない!ではなく、うらみや禍根を残さないためにも、冷静に夫の行動・動機を理解する必要があると思います。勿論、我欲は我欲です。
旦那が求めていることは何か?
単に我欲、欲望、そういう人間性といってしまえばそこまで。
浮気は100対ゼロということはないと言われます。
100歩譲って、おそらく、あなた様に対する不満もあると思います。
これはあなたを責めるのではありません。もちろん悪いのは家族を裏切って浮気をしたご主人です。
ですが、質問者様が今後、怒りや嫌な気持ちになったり、自分を傷つけないためにも、彼の行動の動機などを理解する必要があると思います。
夫の妻である女性側はかつては恋人同士であったのが、母親になった途端、母親は子育てと家事に追われ夫は恋人を失う。その失われた❝恋人性❞を妻に求めても得られないが為に他の女性に恋人を要求すること、それが浮気である、という図式が世の中の浮気の大半の図式であると思います。
質問者さまご自身が100歩(税込)譲って自分の非も肯定し、尽くせることを尽くす。
人は他人の目という明るみ、照らしがあるからこそ襟元を正すようになるものです。
義父の申し出はありがたく受け入れたほうが良いと思います。
次のお寺の後継者、後任候補を息子さん達に定めて夫である放蕩息子は義父であるお父様から、勘当というカタチで良いのではないでしょうか。お父様の弟子になってもらうのです。
分からないことがありましたら匿名でメールをお寄せ下さい。
お子様たちの安穏を祈ります。

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おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

理解あるご両親で良かったですね。

 ワシは離婚してもいいですが、このようなケースは子供は跡取りと考えますので、子供はお寺で引き取り、自分は実家へ戻るというケースですね。でもご両親というか住職さん?が理解ある方で本当にいい縁に恵まれたと思いますが、取り敢えず、旦那さんがその旅行から戻ってきたら、家族で会議しましょう。子供は寝かせておいてください。あなたの意志は固いと思いますのでご両親の方を味方につけて話を進めて方が賢明です。
 旦那さんの側に立てば、寺庭夫人(お寺の嫁さん)はそういうものであり、家庭と檀信徒さんを壊しているわけではない。勝手に携帯を見て知ったあなたが悪いと思っていると思います。
 ワシから言わせれば、お金に苦労をしたことが無く、頻繁に歓楽街に行き遊びに行っているのでしょう。世の中は真面目な僧侶もいますが、お寺と言ってもチョットした企業の経営者になりますからその息子はどうしても放蕩息子と呼ばれても仕方ありません。子供のためというなら、旦那さんの性格を踏まえてコントロールするくらいの気持ちでこのお寺を維持していくのも1つの選択肢だと思います。

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おきもち

目指せ!となりのお坊さん あなたの小さな悩み相談お答えします  私があなたの悩みを解決するのではありません あなたの悩みを解決するお手伝いを私がするのです ちょい悪坊主を目指しています。尊敬する人は一休さん。
ここだけの話し  どんな些細な質問でも回答します! ・私の目指す僧侶は一休さんのようなちょい悪坊主です。時には常識にとらわれずとんでもないことを言いますが、しっかり受け止めて下さい。私もしっかりとあなたの質問を受け止めたいと思います。 ・先ずは30分からで、システムに慣れたら時間を延ばしたいと思います。

不邪淫戒

mizu様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

既に御礼を拝見致しました・・体調をお崩しになられてしまわれたようでして、心労の程、誠にお察し申し上げます・・

とにかくまずは心身ともに十分に休養なさられまして、少し落ち着かれましてから善処へ向けて動かれて下さいませ。

しかし、ご主人様は、僧侶であるにも拘らず、「不邪淫戒」を破り続けておられるとのこと・・誠に残念極まりないことでございます。

「不邪淫戒」につきましては、下記における各問いにてもお答えさせて頂いております。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/不邪淫戒

その中ではお坊さんに関しての下記のようなご質問も頂いております。

問い「お坊さんに告白されました」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1013595169.html

とにかく、邪淫は自身の身の破滅を招くだけではなく、周りにも多大なる迷惑を掛けてしまうことにもなるため、本当に厳に慎むべきことであるかと存じております。

しかしながら・・この度は、仏法を扱われているご主人様においてその自覚が相当に欠けてしまわれているご様子・・

心からの慚愧、謝罪、誠意、償いがあるならば、許せないこともないかとは存じますが・・それも今のところは難しいのかもしれません・・

また、浮気・不倫の原因が寺(仕事)、親との関係・確執等による不満やストレスにあるようならば、その改善によっては無くなることもありえるかもしれませんが、もし、義両親様が「二重人格」とおっしゃっておられるように、やや性格的、または精神疾患的な問題であるならば、別の改善方針(心療カウンセリング等)の検討も必要になるのではないかと存じます。

お子様やこれからの生活のことなど、色々とご不安もあることでしょうから、またご快復後によくご理解頂いている義両親様とご相談しつつ、第三者(檀家総代さんやまたは弁護士等)も介して善処へと向けて話し合いをなされていかれると良いのではないかと存じております。

川口英俊 合掌

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おきもち

最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断しています。 https://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k

質問者からのお礼

みなさん
ありがとうございます。

私が体調を崩してしまい
義両親の方に一緒にいて
ダンナは既に帰って来ていますが
会っていません。

近日中に話し合いをする
予定です。
もう少し休養し、みなさんのお話を参考にしたいと思います。
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ