願誉浄史
自己紹介
がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。
仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。
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回答した質問
プライドの煩悩だと気付きましょう
自分と他人を比較して、自分のほうがすばらしいと思いたい気持ちや、他人からすごいと思われたい気持ちは、誰にでもあります。
仏教用語では「慢」といいますが、私は「プライドの煩悩」と呼んでいます。
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過去は過ぎ去りもう無い
過去は過去。目の前にいる人は新しい今日の人です。
毎日毎日、新鮮な気持ちで(過去のわだかまりは忘れて)接しましょう。
それが普通になるまで毎日毎日、意識的にそうしましょう。
しかし、ど...
質問:昔嫌がらせをしてきた人たちにどう接すればいいでしょうか
「楽しい」刺激の奴隷にならないで
「楽しい」という感情はそんなに長続きするものではないし、浮き沈みもあります。
興味があればやってみるというのは、楽しいことをやりたい、ということでしょう。
「楽しみ」が第一という思考回路を見...
意味は無い。創作はできる。
仏教では、法は無我であると言います。
法とは、頭で考えた概念すべてです。
無我とは、実体がないこと、執着に値しないないことを言います。
あなたが探し求めているような「意味」は、無我であ...
過去は変えられない。煩悩に気付かせてくれた。
タイムマシンで過去に戻って別のお坊さんに頼むことは、できません。
そのお坊さんが葬儀屋さんの言うようなすごい人なら、お母様につけてくれた戒名も、お母様の新しい名前としてふさわしい深い意味が込め...
現在のお父さんを見てください
過去の借金の件は残念なできごとでしたね。
しかし、現在のお父さんを見てください。
過去を見ずに現在のお父さんを見るなら、
しばらく一緒に暮らすうちに許せるようになるはずです。
私の父...
煩悩がなくなるのが悟り
悩み苦しみの原因は煩悩です。
煩悩には、大きく十種類あるそうです。
悟りとは、十種類の煩悩が順番に消えてゆくことではないでしょうか。
煩悩はいっぺんに全部は消えずに、段階的に消えてゆくので...
追記
職員になっても同じように陰口をたたいていたら問題ですが、職員になる前の一般保護者の一人としてなら、制裁は必要ないでしょう。
何年前の話であろうと、自業自得という面があるのです。
未来にむ...
「両想い」は無い。執着を捨てて。
「両思い」は無いのです。
たまたま、お互いの「片思い」の矢印が向かいい合うことがあるだけです。
彼女と婚約でもしていないかぎり、彼女には自由があります。
仏教では、執着は悩み苦しみの原...
永遠ではない恋愛でもよい
病気のことは詳しくわかりませんが、仮に、病気のため結婚が難しいとしても、
すべての恋愛が永遠の愛につながる必要はないと思います。
たとえ短い期間でも、おつきあいしてくれる可能性はないのでしょ...
注意されているのは「私」ではなく「状態」
仕事で注意されたからと言って、店長が「私」を嫌っていると思う必要はありません。
店長が注意しているのはあなたの仕事に対してであり、あなたという人格に対してではないのです。
それをごちゃまぜに...
同レベルの人と友達になりやすい
あなたが友達になりやすいのは、あなたと同レベルの人です。
徳に、人徳のレベルが近いと友達になりやすいでしょう。
そのような出会いがあるとよいですね。
二重か一重かの問題でしょうか?
表情というのは筋肉です。
一重か二重かよりも、目の表情を意識しているか(目の周りの筋肉に力を入れているか)が大事な気がします。
たとえば、目ではなく口を例に考えてみましょう。
いつも口を半...
バカにされるキャラを受け入れましょう
バカにされることで、何か支障があるのでしょうか?
嫌がらせを受けているのでしょうか?
「バカにされる」という風が吹いてきたら、風に逆らわず、風に乗って高く翔んでやってはいかがでしょうか。...
旦那さんを子供扱いできる余裕を
一応、好きになって結婚したのだと思います。(昔ながらのお見合い結婚ではないですよね。)
しかし、今は、旦那さんへの愛情はどうでしょうか?
百歩譲って恋愛感情はなくても、どこか尊敬できる部分と...
欲・怒り・怠け・プライドが悩み苦しみの原因
あなたは被害者です。
しかし、被害者でも加害者でも、悩み苦しみの根本原因は、欲・怒り・怠け・プライドなどの煩悩です。
旦那さんにも、あなたにも、欲・怒り・怠け・プライドがあり、そのために
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モラハラ発生なら緊急事態
モラハラが続く状態は良くありません。
それを見ているお子さんの心にも悪い影響があるかもしれないし。
離婚したら役所からどんな手当がもらえるとか、調べておきましょう。
あと、最高の結果も...
忍耐と慈悲
忍耐、仏教用語では忍辱(にんにく)といいます。
要は、怒らないこと、嫌だと思わないことです。
怒りながらガマンするのではありません。
怒らないように考え方や気持ちを切り替えるのです。
色...
借金さえしなければどうにかなる
借金で首がまわらなくなるようなら、生活が大変になります。
そうじゃないなら、子供がいるからといって飢え死にすることはありません。
子供が生まれたら、児童手当が月額15000円支給されます。
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三宝(さんぼう)を信じる人
三宝とは、
仏(悟りを開かれた仏様)
法(仏様が説かれた教え)
僧(法を伝える教団や僧侶)
の三つです。
正式な仏教徒になる儀式では、まず、仏法僧の三宝に帰依(きえ)します。
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