いじめは、した方はコロッと忘れても、された側は一生覚えていて、その憎しみは決して消えることがありません。
いじめは、する側の人間の内にある地獄が、される側の心まで地獄にしてしまう行為です。...
まさにあなたのおっしゃることが「諸行無常」ですね。
お釈迦さまも、同じような悩みを抱えて出家しました。
「あれもこれも欲しい!」「手に入れたものを手放したくない!」と思い続けていると、苦しみ...
こんにちは。恵成と申します。
高野山で15年修行し、10年ほど結縁灌頂に出仕させていただいておりました。
その際、先輩諸師から聞いたお話がとても印象的でした。
「結縁灌頂は生まれ変わりの儀...
占いというのは、本来「答え」ではなく「ヒント」を与えるものです。
古代より多くの人々が観察し、研究してきた統計学という側面と、災厄を予想しそれを避けるための方法を提示した宗教的側面があります。...
仏教には、仏を分類する「三身」という思想があります。
・法身(ほっしん)→真理そのもの
・報身(ほうじん)→ほとけのはたらき、その姿
・応身(おうじん)→真理を説くためにこの世に生まれた仏...
数珠というのは、そもそもが数を数えるものです。
真言宗の寺院で購入されたということは、おそらく7つ目の玉の次と、21個目の玉の次が小さくなっていませんか?両房にも10個ずつ玉がついていると思い...
妖怪というのは不思議なもので、宗教学でもなければ歴史学でもない。心霊学というのがあるかわかりませんが、それでもない。
妖怪の分野は、民俗学なんですね。
有名なのは、民俗学者で「遠野物語」の柳...
僧侶という立場上、死後の世界や、霊の存在などについてよく聞かれることがあるのですが、その答えというのはお釈迦様でさえ言及を避けたもので、誰にもわからないことです。
しかし、死というものに関して...
真言宗で中心的に読誦されるのは、「理趣経」というお経です。
真言宗の説く「煩悩即菩提」を説いたお経ですが、解釈を間違えると危険な勘違いを生じるため、弘法大師がその読誦を厳しく制限していたといい...
仏教のなかでも、特に真言密教は夢を重要視します。
弘法大師空海が中国・唐にいるとき、大師の出世を快く思わない兄弟弟子の夢の中に四天王が現れ彼を打ちのめし、「弘法大師は仏に守られているんだ!」と...
人間だけでなく様々な生き物は自分に出来ないなにかを他のものに求めて、そして他のものにできない役割を与えて相互に生き、生かされています。
ミツバチが花から蜜をもらい、花はミツバチによっておしべか...
このサイトの題名でもある「ハスノハ」
なぜ、この蓮が仏教のシンボルであるかご存知ですか?
実は、蓮は仏さまが私たちをあわれみ想ってくれる「慈悲」の心を表しているんです。
私たちの世界は...
質問:お坊様でこのような境地に到達している方はいらっしゃいますか?
わかります、そういった恋愛感情は複雑で苦しいですよね。
おそらくその気持ちの原因は2つあると思います。
①自分から別れを切り出した場合
→男という生き物は、自分がフッた相手のことを「いつま...
慎重なのはいい事です。何度も何度も確認するのは、確認しないより遥かには良いでしょう。
しかし、心配しすぎて心に負担がかかるのはよろしくないですね。
そういうときは魔法の言葉「なんとかなるでし...
こんにちは、不悪口院 恵成です。
あなたの質問の中に、答えは出ているのではないでしょうか。
「根に持つタイプなので、こんなことをいちいち気にするのも嫌です。
また、プライドも高いので「...
名前というのは、顔と同じくらいその人の印象を決めるもの。
なので、命名に迷いや後悔が生じるのはよくあること。
しかし、名前によって人生が変わるわけではなく、逆に、人生の過ごし方、生き様によっ...
感情的な人に、感情的なまま対応してしまうとほぼ確実に衝突が生まれます。
なので、相手が感情的になっている間は、あなたは冷静でいることを心がけましょう。
そして、まずは「この人はストレスのはけ...
少しだけ僕の話を。
僕は、中学一年生の秋くらいまでは快活な少年だったと自負していましたが、その年の冬くらいにかるいハブを受け、クラス替えまでのたった3か月ほどでしたが、常に周りの視線が気に...
カトリック信者でしたら、懺悔という概念はもちろんご存知かと思います。
「悔い、改めること」
悔いるというのは、文字通り過去の過ちを後悔....反省すること
改める、というのは反省することに...
僧侶というのはどこか浮世離れしているもので、こういった社会の問題に関しては感覚が違うものです。なので綺麗事のように感じられるかもしれませんが、あくまで1つの意見としてお聞きください。
まず...