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幼児の葬儀参列の是非について

回答数回答 4
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従兄弟の娘が亡くなりました。
もうすぐ2歳になる女の子でした。4歳のお兄ちゃんもいます。
明後日お葬式があるのですが、自分の息子たち(4歳男、3歳女)を参列させるべきか迷っています。
私の両親は無理に参列させなくてもいいのでは、と言っていますが、あまりに突然の死で、絶望の淵に立っているであろう当人達のことを考えると、子供達と一緒に悲しんであげたほうがいいのでは、と私は考えています。
これは私のエゴなのでしょうか?


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

死は当たり前の事

死=悲しい事と決めつける必要はありません。その時に感じた事でいいのです。
お子様たちにも、死について知ってもらう事も一つだと思います。長時間参列しているのは飽きてしまうと思います。出入り口に近いところで、途中で抜けられるようにしてあげると親子で安心して参列できます。

生き物は生まれたら死ぬ。当たり前であるにもかかわらず、マイナスイメージを付け加え、隠そうとか見せないように、する必要は一切ないです。

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禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

死は最後の人間教育である

お月様さん、ご質問ありがとうございます。

葬式への小さいこの参列の是非ということですね。

ここにも以前書いたようですが、ある方が

死は最後の人間教育である

という言葉を残されました。

なくなった方の死を、小さいお子さんがどのように感じるかは、
しかとはわかりませんが、
いずれ人間には死がやってくる。
そのことは避けて通ることはできません。

亡くなった人の死を通して、
何かを感じ、伝えてくれることを期待しつつ、
一緒に参列されることを進めたいと思います。

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真宗山元派上西山正善寺住職

是非、参列させてあげてください。

お月様、こんにちは。

従兄弟のお子様が亡くなられたのですね。お悔み申し上げます。
あなたのお子さんにとって、どのように死を受け止められるのか、年齢的にはわかりませんが、是非参列させてあげてください。死の受け止めは必ずしなければならない人間の体験です。
子供であっても子供なりに大人の雰囲気を察して、受け止めようとします。
私も葬儀で多くの子供たちの参列でのお別れに接してきましたが、悲しいことだと理解しているようです。
人の人生は死を学んで初めて生の有難さを学ぶといいます。それは私たち大人も同じです。
親の受け取り方はそのまま子供の受け止め方のモデルになるのです。

合掌

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★僧伽(お友達)になりましょう。一緒に仏教を楽しみましょう★ Email;kongozaji@renge.net(気軽にメールしてね!)  直通電話:090-6041-0193(最初はショートメールで) ※※※※※※※※※※※※ 山寺の小さな金剛座寺は10月23日に襲った台風21号で、大変な被害を被りました。大規模な斜面の崩落で客殿が倒壊の危機に陥っています。人生は何が起こるかわかりません。復興に向けて20年努力してきましたが、またリセットになるとは思いませんでした。でもあきらめません。仏さまの教えは「一切皆苦」苦難をなくすことではありません。苦難は必ずきます。それを乗り越える心を作ることが、御仏さまの教えなのです。  ハスノハに訪れる皆さん。私と一緒に人生の苦難に正面から立ち向かい、乗り越えていきましょう。仏さまと共にならば、必ずできます。合掌 ※※※※※※※※※※※※ Email;kongozaji@renge.net 在家から天台宗僧侶になりました。田舎のお寺だからできる新しいお寺ライフを試みて活動しています。特技は手話で現在某大学の非常勤講師で初歩の手話講義をしています。NPO手話技能検定協会理事の役職を頂いて手話学習の普及に努めております。社会貢献として保護司のお役を通して社会更生のお手伝いをしております。 どうぞ伊勢にお越しの際は遊びにお立ち寄りください。また活動は三重だけでなく、埼玉・東京・神奈川などの首都圏、または車でいけるところはどこでも出張で活動しています。仏事のことなら気軽にご連絡ご相談ください。お寺には宿坊もありますので、心のリフレッシュをされたいのであれば、いつでもお泊りくださいね。 私と一緒に、お寺の復興を手伝ってくれる方を募集しています。私とお友達になってください。そして伊勢の山寺をあなたの第二のふるさとにしてください。 ●お葬式や法要、納骨をお受けしております。 エリアは三重・中部・近畿から東京・埼玉・神奈川まで、車でいけるところはどこでも走り回っております。どうぞご相談ください。  (メールが有難いですが、直通電話 090-6041-0193 でもお受けします。なかなか出られないので着信を残してください。またはSNSでご連絡くだされば折り返し電話します。なお電話での悩み相談は10分と決めておりますのでご了承願います) ※もし少しでも回答がお力になれましたら、その感謝のお気持ちを、ご本尊如意輪観世音菩薩さまへのご志納(布施行)でお願いします。ハスノハ活動ができるお寺の維持活動に使わせて頂きます。 ゆうちょ銀行100010-67608891 名義コンゴウザジ 百五銀行多気支店(普)221446 名義シュウ.コンゴウザジ 檀信徒・弟子になって一緒に仏教ライフを楽しみませんか?(檀信徒費志納年1万円) 仏教を人生に活かして楽しみましょう。合掌 

生老病死に直面する

生老病死に直面する機会は貴重なことだと思います。

私は、二人の息子がいますが、次男が生まれたときには、長男(当時小学1年生)にも立ち会わせました。(生まれた直後、へその緒がつながった状態のときに立ち会わせたのですが)

また、私の母(息子たちにとっては祖母)の死は、家族みんなで看取りました。
母の通夜のあと、別室で親族と話していたとき、ふと息子たちの姿が見えないことに気づき、探していたら、兄弟二人が母の枕元で、母の冷たくなった手をさすってみたり、頬や額に手を当てたりしていました。

そのとき、二人が何を考え、何を感じ取ったかは、未だに聞いていません。
しかし、きっと彼らは何かしら感じ取ってくれたことと思っています。

このたびは、お子さんと同じ年頃の方のお葬式であるとのことで、さぞお辛いこととは思いますが、ご家族ご親族皆さんで、「いのち」を感じていただく機会となりますよう念じております。
合掌

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有り難し
おきもち

私は、浄土真宗の僧侶です。僧侶ではありますが、浄土真宗の教えをバックグラウンドに持つひとりの"人間”を目指しています。そして人間と人間との対話ができればいいなと思っています。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

質問者からのお礼

有難うございます。
家族全員で死ぬこと、生きることついて深く考えたいと思います。

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