幼稚園でのお友達との関わりについて
年少の息子( A )がいます。
夏休みに入る前に、席が隣のお友達( B )に
A君はこの遊びには入らないで‼︎とか、
僕( B )に使ってもいいですか?って聞いてからじゃないとそれは( 息子のランチョンマット )使ったらダメ‼︎とか言われるそうです。
その時は、息子に、何でBくんはそんな事をいったんだろうね?言われる前にBくんが怒るような事を言ったりしたりしたのかな?と聞きましたが、分からないと言われました。
気になったので、夏休み前の面談で2人の様子を担任の先生に聞いてみたところ、
席替えをしたばかりの時は言い合いをしたりして、先生が間に入ることもあったけど、今は仲良く遊んでますよ
と言われました。
そして最近寝る前に、息子が、
僕ね、Bくん嫌い。僕は遊びに入ってきたらとか言うんだよ‼︎
といってきました。
その時は、なんでそんな事をいうんだろうね。でも息子がBくんと遊びたくないと思うなら、もう関わらないでいいんじゃないの。そしてBくんにそんな事を言われて嫌な気持ちがしたなら、他のお友達に同じ事をしたらだめだよ。
といいました。
息子は、
うん、Bくんとは遊びたくないよ。といいました。
このアドバイスはいいのでしょうか?こらから息子が友達との事で悩んだりした時はどのように対応したらいいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
基本的に子供に判断させ、子供に友達を選ばせる。
ウチの子供も幼稚園です。
相性の合う子もいれば合わない子もいます。
誰もがみんな特殊ちゃんだと思ってください。
うちの坊やも特殊ちゃん。
私自身も特殊ちゃんです。
みんながみんな個性的。
スマップだって一人一人が個性的。
人類誰もがみんな特殊なのです。
そう思えば、ああ、こういう子もいるのねぇと度量が広くなる。
子供がどうしてもその子が嫌いなら嫌いでいいのですよ。大人だって仲良くなれんもの同士は仲良くしない方がいい。仲良くしようとしても無理がたたるから仲良くしないだけです。ただし、争い合いはいけません。中国と日本と韓国が全体的仲良くなれなくても争いはイカンのです。
全体的に仲良くなれなくてもジャンルごと、部分ごとに仲良しであればいいのです。
中国を嫌いだと日本のみんなが言ってもわたしゃ、チャーハン、ギョーザ、ラーメン、担々麺、マーボー豆腐、大好きですわ。
韓国を嫌いだと日本のみんなが言ったとしても、わたしゃ韓国ドラマ「チャングムの誓い」はどハマりでした。韓国料理プルコギ、ビビンバ、コムタン、ユッケ、テグタン、大好きですわい。
それと同じように、その子の全部が嫌いにはならなくてもいいのです。あなたも、お子さんも。
お子さんにはまだわからんでしょうから、これから先お伝えしてあげればよいでしょう。
今は大いに自分の感情に素直にさせてあげて、言いたいことを言わせて全肯定してあげること。
私はどんな音があってもその子から守ってやる、くらいでムギュムギュしてあげてください。
幼少期は子どもの不安を取り除いてあげれば、どんないじめっ子がいても大丈夫です。
この問題はお子さんはお子さん。あなたの問題はあなたの問題として分けて考えてください。子供に気持ちを注ぎ過ぎて混同しないことです。
五歳頃までは、他人の気持ちはわからない
あなたのお子さんへの対応は、私も同じ状況なら同じように言うだろうと思いました。
ところで、ある研究者が、子供たちに以下のようなビデオを見せてから質問する実験をしたそうです。
ビデオに映っている部屋に冷蔵庫とテーブル、テーブルの上にバスケットがある。
少年1が部屋に入ってきて冷蔵庫に瓶入りジュースを発見。コップをとりに退室。
無人になった部屋に少年2が入ってきて、冷蔵庫のジュース瓶を取りだしテーブルの上のバスケットの中に入れた。(バスケットにはふたがあり、中身は見えない。)冷蔵庫は空に。少年2はバスケットを部屋に残したまま退室。
再び無人になった部屋に少年1がコップを持って帰って来た。
そこでビデオは終わり。実験者は、このビデオを見た子供に、「少年1はこのあと、冷蔵庫かバスケットかどちらを開けるでしょうか?」と質問する。
すると、5歳より年少の子供たちは、「バスケットを開ける!」と答えたらしいです。
ビデオを見て一部始終を知っている自分達は、ジュースが冷蔵庫からバスケットに移動したことを知っていますが、少年1はそれを見ていないから知らないはず。しかし、5歳未満の子にはそれがわからない。自分が知っていることは他人(少年1)も知っているはずだと思っているのです。
ですから、幼児同士の日常のやりとりでは、さまざまな行き違いでトラブルがありえるかも。
あなたのお子さんは、Bくんがなぜそんなことを言うのかわからない。一方でBくんは、説明しなくても当然わかってくれているはずだと期待している、なのにAくんが期待どおりに動いてくれない(意地悪なAくん)と考えて怒る可能性もあります。
互いに、一方的に相手が悪いとも限らないのです。
しかし、子供達が成長すれば、相手の気持ちを配慮しあえるかもしれません。
また、心の成長速度には個人差があり、年長さんになっても相手の気持ちがわからない子もいるでしょう。
あなたのお子さんはBくんより成長が早い(生まれ月が早い等)かもしれません。
その場合、認識のズレが生じる可能性があります。
しかし、いつか互いに成長できると、前向きに期待してみては?
仏教では、怒りやプライドは悩み苦しみの原因だと考えます。
怒りやプライドで悩み苦しむお母様方は多いですが、ストレスで苦しむのは怒っている自分なので、怒らずおおらかにいきましょう。
基本は子供に任せておきましょう
幼稚園でのことは、親御さんは見えないところなので心配ですよね。
きっとあなたが心配していることは、すでに先生も理解しているところだと思います。
気になった時に先生に聞くのが一番です。
子供は基本的に相手の都合などは考えて行動しません。衝突を繰り返しながら覚えていきます。喧嘩があっても当然。相手のことが嫌という息子さん。しかし、きっと相手の子も悪気があるわけでもないのでしょう。
嫌なら遊ばなければいい。その通りです、自分で距離感を掴んでいくのです。もしかすると息子さんも自分では気づかないうちに自分勝手な考えで人に押し付けるようなことをしているのかもしれません。
大切なことは、「ごめんなさい」がいえること。喧嘩もいいじゃないですか。言い争ってもいい。一番こじれるのは、子供同士の喧嘩に親が出てきて事実がよくわからなくなること。親はそっと影から応援していて、本当に困ったときに助け舟を出します。それも直接よりまずは先生に頼んでやってもらうのがいいです。
心配なことも多いと思いますが、みんみーるさんがお子さんのことをとても愛していることは伝わってきます。きっと息子さんもそれを感じているのでしょう。大丈夫ですよ。
追伸
「みんみーる」瓶ビールからきていたりします?(^^)