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悪口や愚痴を言わない人って

何となくなんですけど、悪口や愚痴が多い人はろくな目にあわず、悪口や愚痴を言わない人って好かれるし、何事も上手く行っているなと感じています。

悪口や嫌み、愚痴をコミュニケーションだと勘違いしている人もいますし、悪口仲間なんて言葉もあります。

悪口や愚痴はその人自身をマイナスにする、マイナスを呼び寄せる、だから上手くいかないのかなと。

仏教ではそのような考え方ってありますでしょうか? 

心構え・生きる智慧
有り難し 124
回答 2

質問投稿日: 2013年5月12日 17:01

回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

せざる、言わざる、思わざる

ゴロがいいので覚えてください(^_^)

A「悪口、陰口、愚痴、文句、不平不満はガンのもと♫」

B「悪しきこと、せザル 言わザル 思わザル🎶」

Aの解説
①悪口は、人のことを悪く言ってケチをつけること。
②陰口も、本人のいないところで悪く言ってケチをつけること。
③愚痴も、嘆きつつ、ケチをつけること。
④文句も、悪しざまにいうこと、ケチをつけること。
⑤不平も、不満も、気に入らないとか、物足りないと、ケチをつけること。

共通していることは、“ケチをつける”こと。
つまり、良く言わない、悪くいうことです。

ではケチをつけることの本質は何かといえば、これは怒りのエネルギーです。
仏教では自他・心身を害する三毒(貪り・怒り・愚かさ)の一つとされています。
これらは自分にとっても相手にとってもためにならない毒を生み出し、
脳内でノルアドレナリンが大量に分泌され、病気やがんを引き起こしやすくなるなど科学的な根拠もあるのだそうです。
簡単にいえば、口からオナラ、言葉の毒ガスを発生させているわけですから(笑)当然誰も近寄ろうとはしません。

Bの解説
ただしこれらの悪いことを、口にしなければ良いということではありません。
仏教では身口意(しん・く・い)の三業と言って、人間の行いを三つに分けています。

①口でケチをつけることは、口の悪業。
②態度や表情、乱暴な行動は、体の悪業。
③悪いことやマイナス、ネガティブなことを想うのは心の悪業です。

口で言わないまでも、態度や表情でそれをしていたら同じことです。心にて思えば、当然身に毒が及ぶ訳ですから同じことです。

拙寺では月末の日曜日にプラス思考講座を開いておりますが、会の中で最も奨励している幸せになるための一番の近道が、この
「悪いことをしない、言わない、思わない事」です。

「悪口、陰口、愚痴、文句、不平不満はガンのもと♫」
「悪いことは、セザル、言わザル、思わザル」
上手にこの三匹のサルを飼いならせば、あなたを幸せに導いてくれるはずです。

お経だと思って、絶対にやらなくなるまでお唱えしてみてください。
あなたの人生が開かれた明るいものに変わることでありましょう。

5年3ヶ月前

因果応報論・業論

天使は誰だ 様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

「悪口や愚痴はその人自身をマイナスにする、マイナスを呼び寄せる、だから上手くいかない」、まさに仏教ではその通りであると説明申し上げます。

仏教では、「十善戒」があります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/十善戒

悪行を成さないための戒めと考えることができます。

悪口は「不悪口」が妥当しますが、他にも言葉に関しては、「不妄語・不綺語・不両舌」とございます。

「愚痴」は、本来の仏教的な意味合いとしては、世間で使うのとはやや異なるものとして、煩悩の三毒、「貪・瞋・癡」の癡、「愚癡」・「愚痴」が妥当致します。

愚癡・愚痴は、根本的な無知としての「無明」として、真理に暗い、真理を知り得るにほど遠い有り様を言います。もちろん、真理に暗いために、色々な煩悩によって「愚痴」を言ってしまうことにも繋がるわけであります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/癡

http://ja.wikipedia.org/wiki/三毒

「悪口」や「愚痴による行い」を積めば積むほどに、当然にそれらは煩悩によっての悪行となってしまうため、その悪業(カルマ)によって、悪い結果としての報いを受けてしまうことになってしまいます。

因果応報としての「悪因苦果・悪因悪果」ということとなります。

ウィキペディア「仏教における業」参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/業

できる限り悪行を成さず、悪業を積まずに、善行(十善行)を行い、更には積極的な善行としての慈悲・利他行を行うことも望まれることとなります。

「諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教」

もろもろの悪い行いを成さず、善い行いに努めて、心を浄めること、これが仏教の基本となるのであります。この簡単なことが私たち凡夫において実は非常に難しいことでもあるのですが・・

因果応報論・業論に関しましては、下記問いにても扱わせて頂いておりますので、ご参照賜れましたら幸いでございます。

問い「悪いやつらが幸せに生き残る時代」
http://hasunoha.jp/questions/32

問い「因果応報」
http://hasunoha.jp/questions/45

川口英俊 合掌

5年3ヶ月前

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