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ふとした瞬間に、はずかしいことを思い出してしまう

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有り難し有り難し 26

私は子供の頃から、いつも過去のことばかり考えることが癖になっているようで、それにより鬱になり、今という時間を無駄に過ごしています。

過去は戻らないから今を生きよう、と思っても気がつくと過去のことを考えてばかりで、なぜあんなことをしたんだろう・・・と自分を責めています。

あの時はああするしか仕方なかったんだ、自分が思うほど相手は気にしてないかもしれないから大丈夫だ・・・と思い直すんですが、気がつくと元の絶望感に襲われています。

また、大丈夫だ、解決したと思っても、次は別の恥ずかしい思い出が蘇ってきます。

自意識過剰なんですが、相手が自分の失敗をいつ、どこでも思い出している、相手の頭の中に私の失敗した記憶がずっとあることを考えると、穴があったら入りたくなります。

とにかく一日中、過去の出来事から離れられません。良いことならまだ楽なんですが、思い出すことは自分がしでかした失敗や恥ずかしいことばかりです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

フラッシュバックの克服法

人間どういう訳だか、時々過去のことが思い起こされてしまうものですね。
ですが、これをご覧いただいた後にまた恥ずかしいことが思い起こされた時に、よく観察して頂きたことがあります。
それは、その過去の嫌な思いが出てきた時、
①いつから、それが嫌な思いになるか。
②何をする事で、それが嫌な思いになるかということです。
実は、過去の思い出や記憶、フラッシュバックというものは、発生当初、思いが出てきた時点においてはまったく無毒無害なのです。
これは、瞑想や坐禅をされる方ならばよく理解できるのですが、自分を観る、自分を見つめる、自分の中に何が起こっているか「きづく」眼をお持ちでないと、分りづらいことと思います。
そもそもがその思いもあなたが起こそうとして起こってきたわけではないはずです。
全自動、自然発生、無我、自分の意思で作り出した思いではないのです。
ところが、思いが発生した直後、直後!直後!!に、あなたがその思いに対して主体的に取り扱うことこそが、その無毒無害の思いを毒、害あるものに変えてしまっているのです。
ですから、出てきた思いはそのままにしていてください。
思いが沸いても傷つかないことを体験すればもう二度とその思いに傷つくことはありません。
ご精進ください。
さらに深めたい方は当山の坐禅会にお越しください。
思いが生じても影響を受けない心、思いに振り回されなくなる心、悟りのこころとはどういう心かが具体的に感じられると思います。
合掌

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

すごい…。
本当にそう思えたら悩みなんてなくなります。
少し遠いけど、
長野から行くなんて変でしょうか。
座禅会
行きたいので、よろしくお願いいたします

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