屑の生きる意味
初めまして。
私はアラサーでSEをしています。
一人っ子で田舎に両親(共に定年退職済み)がいます。
もう生きてる意味が分からなくなりました。
原因は両親から結婚を催促されていることと、私がどうしようもない人間ということです。
自分は子供のころからぐうたらで、朝は起きないご飯は食べない夜は寝ない屑でした。(今も大して変わらないので正確には『屑のまま』ですね。居眠りが多いです)
ただ悪運だけはあったようで大学院を出て今の職場に就職するまで留年浪人はせずに済みました。
両親のおかげで奨学金に頼ることもありませんでした。
就職の際、一生実家暮らしでは屑の度合いがより一層酷くなると思い、地元を出ました。
父親は地元に就職して結婚して子供を産んでほしいと言われましたが、そのすべてが嫌で頑なに譲らず地元を出ました。
(私は子供がどうしようもなく嫌いなのです。あの金切り声にどうしても耐えられないのです。マイノリティであることは自覚しています)
金を出すだけ出させておいてこの仕打ちですから最低以外の何者でもないですね。
子供は無理として結婚はまだ我慢できるかと思い、今年から結婚相談所に入会しました。
活動内容について逐一メールで聞かれるので答えているのですが、会ってもいない話したこともない相手の男性について散々に言われます。
私から見てそこまで悪い感じの方ではしなかったのですが、恐らく私が酷く鈍いだけなのでしょう。
そうして誰とも付き合えずもう10月になってしまいました。
結婚しなければ満足してもらえないと分かっているのですが、もう疲れてしまいました。
同時に、今まで楽しかったものを楽しいと感じられなくなったり、見聞きするのが億劫になってきました。
私は中学時代からある芸能人のファンなのですが、今は見るのもおっくうになってきてしまいました。その芸能人が好きなこと=私のアイデンティティ、と言っても過言ではないくらいに好きなのに、です。
高校時代から通院してはいますが、この頃一層悪化してきた気がします。
これだけ自分の欠点を自覚しているくせに直そうとしない自分が酷く醜いです。
部屋でずっと蹲っていたいとばかり願ってしまうのが卑しくて仕方ないです。
何一つ親に良い事の出来ない、頑張れない自分が嫌いです。
親孝行できない自分が生きる意味は何でしょうか。
長文乱文失礼いたしました。
何事も自分本位、好きなことをずっとしていたい、ずっと眠っていたい
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
億劫より今
億劫って仏教語なんですよ。ご存知でした?
「一劫」って単位は、「天女が百年に一度降りてきて、柔らかい衣の袂で巨大な岩山を一撫でする、その摩擦で岩山がなくなる期間」のこと。
それカケル億なので、もーとんでもなく長い期間てことです。
そんなとてつもない長い期間、考えるだけでゲンナリしますよね。
それが 億劫 の由来です。
って、別に仏教の知識をひけらかしたいわけではなく。
例えば、一キロ先の本は読めません、なぜか?見えないから。
はい。では10m先ではどうでしょう。
アフリカの民族じゃない限り、ぼやけて読めませんね。
が、目の前にあったら読めます。
同じように、目標って遠いとぼやけて見えなくなります。
「親孝行したい」←「そのために結婚しなきゃ」←「そのために恋人作らなきゃ」←「そのために出会わなきゃ」←「そのために結婚相談所であれこれしなきゃ」
まぁルートは間違ってないと思いますが、その目標が遥か遠くすぎませんか?そりゃ億劫にもなるでしょう。
「親孝行がしたい」という目標には、もっと近くに見えるものでしましょう。
肩を揉むとか、旅行に誘うとか、食事にいくとか。
「今1000円もらうのと、一週間後に1100円もらうの、どっちがいい?」と聞くとたいてい「今」と答えます。
グータラの改善には、遠い目標よりも「今」に目線を置いて立てるようにすると効果的です。
生きてる意味なんて、今は「今、心臓が動いてるから」くらいでいいんです。
今に集中して、充実した一分一秒を過ごすように心がける。
これこそ、親から授かった命のフル活用。立派な親孝行です。
あなたが生まれたという事実がすでに親孝行です
あきさま
ご質問拝読致しました。
随分とご自身と真剣に向き合っておられますね。理想像と現実のギャップに悩んでしまうことは私自身にもよくあることです。私も僧侶の分際で朝は苦手ですし、血液型がB型であることを言い訳にしながらズボラな毎日を送ってしまっていますので、何となくお気持ちがわかるような気がします。
でもきっと、これまで必死に頑張ってこられたのだと思いますよ。でないと大学院まで出て就職までたどり着けませんから。決して自分のことを屑だなんて思わないでください。屑ではなくて星です。ご両親から照らされて輝く星なんです。
親からみれば、子供が生まれてきてくれたという事実がすでに孝行です。それから成長し大人になって立派に社会生活を送っておられる。なかなか言葉に表すには気恥ずかしさもあったりしますが、親御さんにはそれだけで十分と思います(私見ですが)。
結婚は急がなくても良縁に巡り会う時期があります。人間の両手は、ものをつかんだり食事をしたりするためだけのものでは無くて、大切な人を抱きかかえるためにあるのだ、ということを聞いたことがあります。心までも大切に抱きかかえてあげたいと思える人とで遇えた時が結婚のタイミングかもしれません。
あせらず、ご自身を愛でながら、より一層輝いてください。微力ながら応援しています。
合掌
宜しいと思います
拝読させていただきました。なるほど、ゆっくりと読ませていただきました。あなたのご自分をそう思ってしまうお気持ちわかるように感じました。
そうですね、せっかく育てていただき成長なさってわけですからあなたが自分を屑と言ってしまうお気持ちも理解できないわけではありません。
親孝行したい時には親はなし、昔の人はその様にも言っていますから人が生きていく中で後悔のない人生なんてないのかもしれません。
それは巡り合わせですから今まで生きてきた中での蓄積としてあなたの心情もしょうがないのではないかとも思います。
私も今思い返すと父親には親孝行できませんでしたね…。とても残念です。あゝしとけばよかったと思う日もありますね。
でもやむを得ないことです。
親はじつはそんなに親孝行望んでいないのかもしれませんしね。
あなたが生きていかれる中でじっくりと思い返していただきたいと感じますね。
また気分転換に旅に出てみてもいいかと感じましたね。
自分を見つめなおす、周りを見つめなおす、そして新たな環境を見てみることでまた違う局面も感じることができるのではないかとも思います。
宜しければお寺や神社もお参りなさってみてくださいね。
あなたのお気持ちに新たな息吹がさすことをお祈りさせていただきたいと思います。
そんな事考えないでくださいよ
あきさん、はじめまして、文書読ませて頂きましたが、本当にやさしい両親だと思いますよ。子どもが嫌いだという事ですが、結婚をされる気がある事は良い事だと思います。本当に日々疲れておられる様に感じますが、心を落ち着いて日々過ごされると良いかと思います。何よりも、一人で生きているのではなく、両親や周りの方々の支えで日々過ごさせて頂いている事と、お互いさまという思いを持って生きていかれると良いかと思います。 合掌
何よりご自身の幸せを
あき様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
あまり自己嫌悪に陥られずに、孝行しないといけないと意気込んで思われず、何よりご自身が幸せにイキイキとお過ごしであれば、きっと親御さんも喜んで頂けることになるのではないだろうかと存じます。
結婚につきましては、相手のあることで、良きご縁があればというところとなります。
良きご縁へと向けて、例えば、縁結びを積極的に行っているお寺もございます。
今参加されている結婚相談所のような煩雑なことはなく、会ってお話できる場(しかも神聖な雰囲気のところ)であると存じます。エントリーもそんな難しいものでもないかと存じますので、是非一度、ご興味がございましたらお問い合わせされてみて下さい。
ちなみに下記のようなものもございます。ご参考まで。
お寺で婚活「吉縁会」
http://www.kitien.com/
寺社コン
http://jisyacon.com/
お幸せを祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
日顕様
ご回答ありがとうございます。
何分大学を卒業した頃から「結婚して子供を産んでくれ」と言われているのでそれが親孝行になると思っておりました。
よくよく思い返せば「もっと実家に帰ってきてほしい」とも言っていた気がしますので、まずはそちらから行おうかなと思いました。
>生きてる意味なんて、今は「今、心臓が動いてるから」くらいでいいんです。
少しだけ楽になった気がしました。ありがとうございました。
釋髙明様
ご回答ありがとうございます。
星だなんて、身に余るお言葉を頂けて恐縮です。
大学を出た辺りからせっつかれ続けているので、いい加減にあせってきたのですが……。
良縁に巡り合えるよう、もう少し待ちつつ行動しようと思います。
kousyo Kuuyo Azuma様
ご回答ありがとうございます。
>また気分転換に旅に出てみてもいいかと感じましたね。
>自分を見つめなおす、周りを見つめなおす、そして新たな環境を見てみることでまた違う局面も感じることができるのではないかとも思います。
もう少し元気になったら、連休にふらりと遠出をして気分を入れ替えてみようかと思います。ご助言ありがとうございました。
堅田正樹様
ご回答ありがとうございます。
>何よりも、一人で生きているのではなく、両親や周りの方々の支えで日々過ごさせて頂いている事と、お互いさまという思いを持って生きていかれると良いかと思います。
両親が何の前触れもなく物を送ってくるのでイライラし、攻撃的なメールを送ってしまうことを思い出して反省している次第です。もう少し「お互い様」という気持ちを持って接することができるよう努力しようと思います。
川口 英俊様
ご回答ありがとうございます。
>あまり自己嫌悪に陥られずに、孝行しないといけないと意気込んで思われず、何よりご自身が幸せにイキイキとお過ごしであれば、きっと親御さんも喜んで頂けることになるのではないだろうかと存じます。
なるべく、元気になれるように過ごしていこうと思います。
また、お寺での婚活というのは初耳でした。
今のところがどうにも浮かくいかなかったときに考えてみようと思います。