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死にたい気持ちでいっぱいです

回答数回答 4
有り難し有り難し 29

もう死んでしまいたいです。

自分で決めて彼から離れたのに
今はどうしようもない気持ちでいっぱいです。
悲しさも寂しさも
いろんな気持ちがまざって
どうしようもなくなっています。

変えられない事実だから
受け止めなければいけないけれど
悲しくて泣いてしまいます。

どうしたらきちんと受け止められますか?
ほんとに心から愛していました。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「今、いのちがあなたを生きている」

きちんと受け止められているから寂しいのです。悲しいのです。

それでいいのです。

寂しい時は寂しいままに。悲しい時は悲しいままに。

それであまりに寂しくて悲しいいから、あなたの頭は「もう死んでしまいたい」と思っても、あなたの「いのち」は生きたいと願っている。

寂しくて悲しくてじっと横になってただ泣いていても腹は減る。あなたのいのちがあなたの身体をして「生きたい」と叫ばせる。

私が私のいのちを生きているのではない。いのちが、私を生きているのだとも言える。

そのいのちには仏様の願いがかけられている。

悲しい時は共に悲しもう。寂しい時は共に寂しさに打ちひしがれよう。

彼があなたの前を去っても、あなたが彼の前を去っても、二人から去らずに共にいるものがある。

それが仏様。仏様にねがわれたいのちがあなたを生きている。生かされている私。

別れた彼からもたくさんの「寂しさ」と「悲しさ」をいただいた。彼だけじゃなく、周りの全てが「今」の私を成り立たせている。

だから今はただ寂しくて、悲しくて、それでよいのです。

あなたを離さない仏様の願いがそこにはたらいています。

「今、いのちがあなたを生きている」

これは真宗大谷派の宗祖親鸞聖人の750回忌の法要テーマです。

そんな願いをあなたのご相談から感じさせていただきました。

南無阿弥陀仏

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おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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今はしっかり泣いてください

あなたは執着でなく慈悲を選んだのでしょう。ならば、それは間違ってないです。
今は別れたばかりで悲しいでしょう。
涙を流してしっかり泣いてください。

気持ちが落ち着いたら、身の回りのことに目を配りましょう。
家族のこと、友人のこと、仕事、生活、趣味、その他、色々置き去りになっていませんか?
先ずは掃除をお勧めします。
掃除すれば、自然に心の掃除にもなりますから。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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あなたをお見守りさせて頂きます

拝読させて頂きました。お別れになられたのですね。大変お辛い思いをなさっていらっしゃることとお察し申し上げます。
人との別れはつらいものですね…。あなたがおっしゃるように死んでしまいたい、そう思うことは当然かもしれません。別れは身を切られるような思いですからね。
そのことを受け入れうけとめるには今は難しいと思います。
どうしてもその方のことが頭から離れないでしょうし、考えるなと言われても考えてしまいますよね。
今はまず心を落ち着けてその方との様々な事を思い出してゆっくりとお過ごしなさってくださいね。
今すぐどうこう変わるわけではないでしょうし、自分の中でも心を少しずつ整理なさってくださいね。
心を鎮めるためにお寺にお参りなさってみても良いのではないでしょうか。
仏様はあなたの思いを心から受け入れて頂けます。仏様にしっかりとお向き合いなさってあなたのつらい胸の内を聴いて頂いてみても良いと思います。
あなたは仏様やご先祖様にお見守り頂いていらっしゃいます。
あなたは受け入れられていらっしゃるのです。そのことはお心に留めてくださいね。

またあなたのその辛い胸の内をここに記してくださいね。わずかながら私ども僧侶もあなたのお話を伺いながらその辛い思いを分かち合うことができればと思っています。
あなたの心に平安が訪れます様にと心より神仏にお祈りさせて頂きますね。

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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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もう一度、彼とお話されてみる

ゆき様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

心から愛しておられる方に、ご自身から彼との別れを決められたことへの後悔のお気持ちをお察し申し上げます。

「愛別離苦」の苦しみは、誠に耐え難いもの・・

しかし、死別されるような完全な別れではなく、まだお会いも可能なのでしたら、良き因縁(原因と条件)次第では、またお互いに愛し合える仲に戻れることだってできるかもしれません。

「愛」とは、「心を真ん中で受けとめる」という字となってございます。「愛し合う」というのは、「お互いに心を真ん中で受けとめ合う」ということになります。

素直に、正直な心でもう一度、想いをお伝えされるのは難しいのでしょうかね・・

「死にたい」とおっしゃるまでお苦しみであるのであれば、想いを中途半端になさられず、今一度、自分の中で、どちらになろうとも、ケジメを付ける、踏ん切りを付ける意味でも、お互いに率直にお話をなさられてみられても良いのではないだろうかと存じます。

もちろん、うまく想いが伝えられて、うまくいくと良いのですが、その逆も当然にあり得ます。でも、どちらになろうとも、新たなスタートを切るため、後悔や自己嫌悪を避けるためとして、一度、しっかりとお話なさられてみることもご一考なさられて下さいませ。

お幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

素直に申し上げます
まだ受け止められず、死にたいと思う気持ちは変わっていません
どうしていいかもわからず
ただただ泣くだけの毎日です
時間が経てば変わるのかもしれませんが
今はまだまだそういう気持ちにはなれません
皆様のお言葉は
もう少し落ち着いた時に読み返したいと思います
ありがとうございました
また辛くなりそうな時はここに書いてもいいですか?
もう少しだけ生きていたいです

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