過去の過ちに因果応報に怯えている
以前、とても大好きだった彼氏が浮気をした時に、浮気相手の女性にいやがらせの無言電話をかけ、やめられなくなったことがありました。
幼いお子さんを抱えていた女性を追いつめ、更には、その女性の母親が精神的に追い詰められてしまい、大変なことになった(おそらく精神的な病気になった)と、知り合いから聞きました。
当時は、わたしも精神的におかしくなっており、嫌がらせ電話をやめられず、手が震えながら行い、泣きながら怒り狂っていました。
その行為もやめることができて、自分にも家族ができました。
今では、心から反省し、とても後悔もしておりますが、小さい街ですので、いつか、相手に復習されるのではないか、因果応報で、家族に何か起こるのではないかと怯えております。
苦しいです。
何か、償う方法はありますでしょうか。
宜しくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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嫌がらせに負けない強い心を作ること。
わさびさん、こんにちは。
過去に嫌がらせをしたことを後悔しているが、自分がされるのではないかと不安なのですね。
仏教では、自分がしたことはじぶんもされると説きます。いわゆる因果応報です。
もし自分が過ちに気付き反省しているなら、正しい道を歩む努力をしてください。それが一番の償いです。
当然、報いは出てくるかも知れません。でもそれに打ち勝てる力を身につけるのです。そこではじめて応報を越えたことになるのです。そして嫌がらせをすることはいけないこと、人のためになることを自らも実践し伝えることが、謝った体験が人生の大切な経験になるのです。
辛かったらいつでもご連絡してください。一緒に精進しましょう。合掌
償う方法のひとつに。
償う方法は、まずは懺悔しかありません。
お経には、懺悔滅罪(ざんげめつざい)とあります。
どんな理由があるにせよ、相手を苦しめ悲しませたのですから、わさびさんが言う、因果応報を考えてしまいますね。
しかし、そのことに恐怖を懐き、いたずらに不安をあおるのも、又、次の原因になってしまいます。
自分の心の苦しさを打ち明けること、さらけ出すことから始まります。こうしてお話されたことも、その第一歩でしょう。
人間関係の中には、様々なトラブルがあります。分かりやすい方法は、直接、相手に謝る、許しを乞うことですが、今回のことは、相手に直接謝るという方法は、難しいかもしれません。
これはよく考えてのことになります。
ならば償う方法は?となれば、まずは懺悔という方法もあるということです。
まずはご主人に相談されることをおすすめします
無言電話をかけること自体を取り締まる法律は無いようですが、その結果、相手方に実際に被害が生じた場合には法律上の責任をとわれる可能性があります。
ご自身が先方を大きく傷つけたとお考えで、本当に何らかの方法で償いたいということであれば、ご家庭がおありになるということですので、まずご主人に相談されることだと思います。
その後、ご主人のご意見もふまえて、場合によっては、弁護士会が開いている法律相談などを利用して法律的な判断のできる専門家に具体的にどうしたら良いか、相談されることをおすすめします。
蛇足ながら、信頼できる第三者の意見を聞くまで、拙速に先方にアプローチするのは避けられた方が賢明と思います。
質問者からのお礼
染川様
懺悔し、正しい道を歩むよう努力します。
自分が困難に遭った時も打ち勝てる強さを身に着けていきたいと思います。
ありがたいお言葉をどうもありがとうございました。
鈴木様
懺悔滅罪というお言葉を知り、心の中で「ごめんなさい」と、きちんと言いました。
自分を責めてしまったり、不安や恐怖でいっぱいでしたが、
これから、自分を見つめ直してよりよく生きていく力に変えようと思います。
ありがたいお言葉をどうもありがとうございました。
百目鬼洋一様
アドバイス通り、衝動に駆られたまま考えもなく相手方に連絡することもなく、少し、考えてみました。
法律の専門家に相談する勇気は持てませんでした。
本来ならば、相手に謝るのが正しいことなのかもしれませんが、心の中で懺悔をさせていただき、他の形で善行を行い、社会に貢献できればと思いました。
ありがたいお言葉をどうもありがとうございました。