子供を産んでいない罰なのでしょうか?
10数年前に24歳年上の主人と再婚(お互いに)しました。
私には子供はおりませんが、主人には一男ニ女の成人した子供がいます。
今年になって長男夫婦に待望の跡継ぎが産まれ、子宝祈願を今迄一緒にやってきてよかったと思った矢先、私が心のコントロールができない状態になってしまいました。
主人は元々、家やお墓とかを大事に思うタイプなのですが、度が過ぎるというのか、江戸時代の人間か?と感じる程でしたが、跡継ぎの孫が産まれてからの言動は再婚で子供を産んでいない私には辛く、今迄の努力はなんだったのかと生きる意味さえも失いかけています。
今は仏壇を世話することも、お墓参りに行くことも気持ちの中では嫌で、先祖からもうあんたの役目は終わったから!と言われているような気さえします。
気持ちのよりどころのアドレスをいただければ幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏や先祖は、私達に 罰を与えるなんてことはないのです。
お孫ちゃんは、可愛いでしょ。こどもの笑顔は、癒されますね。
あなたの お気持ち、とってもよく分かります。
子どもさん達の幸せを、どんな思いで見守ってこられたか、いろんなご苦労も おありだったでしょう。夫の連れ子さんということで、夫には分からない見えない不安もあったでしょう。何気ない言葉にも、傷つく事もあるでしょうね。
夫は、可愛らしいお孫ちゃんの誕生で、先祖の事にも力が入り、あまりにも細かい指示が出るのかもしれません。男性としての強い思いも分かりますが、女性には なんだか 蚊帳の外のような、必要なのかしらと感じることもあるでしょう。
それでも、あなたの罰なんかではありませんよ。仏や先祖は、私達に 罰を与えるなんてことはないのです。
私達が、大切なご縁に出遇い、笑顔で過ごせることを何よりも望んで下さるんですよ。あなたは、あなたの感謝の気持ちで手を合わせればいいのです。新しい命をありがとうって。
子どもさんや、お孫ちゃんのためにも、あなた自身が、笑顔の素敵な おばあちゃまで いてくださいね。
仏様は罰を与えたりしません
子宝祈願がむくわれたのに、それによって生きる意味を失いかけるとは、、、お辛いですね。お仏壇やお墓参りの事は、ハニージョーさんの気持ちの整理がついてからでもいいですから、最低限の事だけなさってください。産んでいない罰?それは無いです。仏様は罰を与えたりしません。
24歳年上ということはご主人は70から80くらいでしょうか。お孫さんができたことはどんなにかうれしいだろうと想像します。もしかしたらハニージョーさんの気持ちが置いてきぼりにされたような気がするのでしょうか。だとしたら、ご夫婦なんですからたまには愚痴を言ったり甘えたりしていいんじゃないかと思います。
まだまだ役目はたくさんあると思いますよ。もちろんそれをするかしないかはハニージョーさんの自由です。もしその気になったときはぜひカッコいい、そしてかわいらしいお婆ちゃんを目指していただければ、年上女性が好きな私は個人的にうれしいです。
ハニージョーさん、お孫さんがお生まれになったとのこと、おめでとうございます。
ハニージョーさんはお孫さんが生まれたことをお喜びになっているようですが、その際のご主人の言動にハニージョーさんの尊厳が脅かされているのではないでしょうか。
「もうあんたの役目は終わったから!」とは、ご先祖の言葉ではなくてご主人の言葉なのかもしれません。
私は一つ、不思議に思ったことがあります。
自分の家庭を振り返ってみたとき、家庭とは血のつながりが一番大事ではなかったことです。
なぜならば、家庭を築くには、血のつながらない伴侶がいないと成りたたないのですから。
また、このhasunohaでも活躍なさっている浦上師の主催する『死の体験旅行』という自分の死を疑似体験するワークショップで、その人が一番最後まで頼りにしているのは「配偶者」だそうです。
一番頼りにしている「配偶者」は、家庭の中で一番血のつながりの薄い家族です。
ハニージョーさんが再婚なされたのは、なぜでしょうか。
ご主人のDNAを残すためですか?
それでしたら再婚なさらなかったのではないでしょうか。
ハニージョーさんとご主人が再婚なさったのは、ハニージョーさんとご主人が生涯を共にするためと思います。
共に白髪の生えるまで。
ご主人は、初めてのお孫さんに浮足立っているのかもしれません。
ご主人が落ち着かれたら(笑)、もういちどご主人と話し合われて、お互いがパートナーとして生涯を共にすることを確認なさってはいかがでしょうか。
お孫さんがお生まれになったとのこと、本当におめでとうございます。
お喜び申し上げます。
坊主憎ければ袈裟まで憎しになっていませんか?
ハニージョーさんへ
お孫さんの誕生、おめでとうございます。
奥様にとって旦那様からの一言は気にするなと言われても、気にするものでしょう。文章からして、普段から言葉に気を付けている優しい方だと思います。回答は今までの僧侶の方が仰ったとおりと思います。
私から言いたいことは
「跡継ぎの孫が産まれてからの言動は再婚で子供を産んでいない私には辛く、今迄の努力はなんだったのかと生きる意味さえも失いかけています。」は非常に残念ですね。あなたは50歳代女性ということで
①再婚の時、子供が授かることを目的で結婚したとは思えません。
②旦那様は子供が授かることよりも自分と生涯共に生きることを望んでいる。現実問題、介護してくれる人としても期待している。子供には介護の面で苦労させたくないと思っている。
③70代男性の方には趣味と呼べるものが少ないと思います。だから、神仏に祈願に行ったり、先祖供養を行ったり。これは旦那様の老後の趣味として理解しいただけませんか。江戸時代の人なんて嫌味言わないでください。江戸時代の人に失礼ですよ。
「今は仏壇を世話することも、お墓参りに行くことも気持ちの中では嫌で、先祖からもうあんたの役目は終わったから!と言われているような気さえします。 」
①私も本堂やお墓の掃除は嫌です。理由はあなたとは違いますが・・・。しかし、嫌々することには大きな発見が待っています。すぐではありません。何年後にです。今、結果を求めているなら、きっぱり止めるのも大きな発見が待っています。
②「先祖からあなたの役目を終わったと言われている。」よかったですね。これから、難しいミッションを先祖から与えられることもありません。肩の荷が1つ下りましたね。あなたの人生が少し楽になりました。家族のためにご飯を作り、日々のメニューを考えるのは大変ですわ。家事や洗濯なんてきれいにしても中々家族の人も褒めてくれない。感謝の気持ちも示してくれないことのほうが多い。そんな大変な事も抱えているのに、御先祖様からミッションを課せられたらたまったもんじゃない。良かったですね。
以上のことを踏まえて、最後に一言。「有漏路(うろじ)より無漏路(むろじ)に帰る一休(ひとやすみ)雨降らば降れ風吹かば吹け」。これは一休さんの名前がついた基となった道歌です。
ハニージョーさん、こんにちは。
お孫さんの誕生、おめでとうございます。
さてご質問ですが、まず第一に「罰ではない」でしょう。
単純に、だんな様がおじいさん化している(初孫がかわいくて仕方ない)。プラス、赤ちゃん返りではありませんが、昔返りしているように思われます。
そして第二に、「子宝祈願の今までの努力も無駄ではない」でしょう。
無事孫が生まれたのはハニージョーさんのおかげ、でもあります。あんなに付き合って子宝祈願したじゃないですか。
さらに言えば、あなたの役目はまだ続いていくようです。
子宝祈願の次はなんでしょうか。安産祈願もしたでしょう。身体安全、家内安全、学業成就、就職祈願、良縁祈願、子宝・・・とループ。きりがありませんね。
ほんと男って勝手ですね。代表して謝ります、すみません。
夫婦というのは、先に「赤ちゃん」になったもん勝ちのようです。お互いに甘えられる関係が夫婦なのかなぁ、とは青二才の戯言です。
ハニージョーさんも寂しいですよね。
「孫が生まれたことは私も嬉しい。一緒に子宝祈願もしてきたし、本当に嬉しい。たとえ血が繋がっていなくても、私の孫だもの。でも、ちょっと最近かなしいわ。たとえ血が繋がっていなくても私の孫だと思うけど、それでもやっぱり自分たちのことを考えると・・・。あなたが喜ぶのは分かる、ただ・・私に言っているみたいで」
ただし、待望の孫が生まれた経緯は存じませんが、息子夫婦の状況が子ども子どもと言われて、ウルサイナーとか、とても悩んでいる状況だったとしたら・・・だんな様の気持ち、分からなくはないかもしれませんね。
なにはともあれ、おめでたいことです。
そして、もっとお目出度いことは順番ということです。
http://www.rinnou.net/cont_04/myoshin/2011-05a.html
禅宗はひねくれたことを言うのです。でも、これはこれで幸せなのかなぁと思います。
ハニージョーさんはひねくれた目を持って見ていますか?お話なさってみてください。
心の絆を大切に
ハニージョー様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。
これまでプレッシャー・重圧を抱えていたことが、一つの大きな節目を迎えたのと同時に、一種の虚無感や虚脱感に陥ってしまって、心のコントロールが利かなくなってしまうことがあるかと存じます。放っておいてしまうと鬱病や適応障害などの心の病になってしまうこともありますので、誠に注意が必要ではないかとは存じます。
特に出産は、本当に産まれるまで何が起こるか分からない非常に心配な出来事でございます。当人たちはもとより、ご家族皆様も精神的なプレッシャーがかなりのものがあるかと存じます。ハニージョー様におかれましても、祖母として迎える初孫への期待と不安、もちろん、ご主人様も同様であったのではないかと存じます。もしか致しますとご主人様は重圧からの解放や嬉しさのあまりに、やや度が過ぎてしまった言動があって、ハニージョー様を傷つけてしまっていることにいまだ気づかれていないのかもしれません・・
例え、実の子、実の孫ではないにしても、ハニージョー様は家族の一員であり、何よりも心の絆が大切ではないかと存じております。時に優しく、時に厳しく、家族として、これからも子どもたち、孫たちとの絆を大切にお過ごしになられることが重要であり、祖父母としての子育てサポートもこれからであります。ご無事の成長を祈念なされる中で、ハニージョー様の役割につきましてもまだまだ大きなものが控えているかと存じております。
色々な事情があり、子どもを授かれない縁におられる方たちも多くございます。ハニージョー様におかれましても、そのことをもし少し負い目にお感じであり、再婚相手の子ども、そして孫を実の子のように思いたいとお考えでありましたら、是非、映画「うまれる」( http://www.umareru.jp/ )を一度御覧頂きまして、「産まれる」とはどのようなことであるのか、ご自身のご両親の思いや愛情を今一度確かめてみられることで、これから子ども、孫との心の絆もどのように深めていくべきであるのかについてもお考え頂けましたらと僭越ながらにも存じております。血の繋がりより何よりも、ハニージョー様は大切なご縁の中にて、今日、選ばれて母、祖母となったのだとお考え頂けるようになりましたら誠に幸いでございます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
親身なご回答ありがとうございました。
子供を産んでいないことに女としての後悔や苦しみを感じていますが、
仏様は罰などあたえない、という言葉を胸に刻んでおきたいと思います。
ありがとうございました。