姑への怒りを消すには。。。
4年前に主人と結婚したのですが、結婚が決まった頃から姑への嫌悪感がどんどん膨らんで苦しんでいます。
一番最初は、私の父が亡くなった時でした。
私は10代で大好きな父を亡くしました。あまりの早い死に私は随分落ち込みました。
そんな時に、当時はまだ恋人という関係だった主人の母にされたことが忘れられません。
義母はある宗教をしているのですが、私の実家の近くに住む同じ宗教をしている知人に勝手に私の父の死と死因を話し、私の実家に寄こしたのです。
私にとってはまるで知らない他人がいきなり家にやってきて、父が死んで辛いでしょうなど、宗教の話しを絡めて不躾に慰めにきたのです。
当時父の死を受け入れられずにいた私にとって、どこの誰かも知らない他人に父の死を語られるのは、本当に苦痛以外の何ものでもありませんでした。
しかも、私はその宗教に入信しているわけでもなく、本当に悲しいやら、腹立たしいやらで、その一件で主人との別れも考えたほどです。
その後も、結婚式や披露宴でも、傷つくようなことをされました。
一生に一度の式でされたことを、どうやって自分の中で消化すればよいのかわかりません。
他にも色々と私の常識では考えられないようなことをされ、私はどんどん姑が苦手になる一方です。
ですが、私の中では、仲良くできるならしたいという気持ちはあるのです。
姑はおそらく悪気はありません。
そのことが余計に私を苦しめます。
そして何より、結婚してから毎日のように姑のことで悩む日々からどうにか脱したいのです。
死にたいと考えることさえあります。
ただ毎日を笑って暮らしたい。主人のためにも上手くやりたい。
私はどうすれば良いのでしょう。
怒りと憎しみ
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
世は家族の数だけ家族ルールがあり 人の数だけマイルールがある
お母さんがその手の宗教に走ったということは、過去にさんざん苦労されてきたのでしょう。
せっかく嫁いだ先のお姑さんなのだから「きっと」という気持ちがあなたの中にあったのでしょうね。それは素晴らしいことですよ。
ですが現実のオシュートメさんは、理想とは別人。
ここに相談されるまで大変ご苦労されたのではないかと思います。
思い切って本当に、本当に、タイプから何から違う宇宙人だと思ってみましょう。
これが大変効果があります。
全くの他人様であると思うべきなのです。
「家意識」を忘れてください。
その方がむしろ冷静に接することができます。
世界には家族の数だけ家族ルールがあります。
人の数だけマイルールがあります。
ましてはそういうたぐいの宗教は人格まで奪います。
あなたのルールとお姑さんのルールをぶつからせなくなれば問題は即終わります。
日本ほど「家意識」が強い国はないと言います。
私は個人的には嫁、嫁ぐ、などという古風な言葉すら廃止した方が良いとすら思っている人間の一人です。お嫁さんという立場の人は陰ながら大変つらい思いをされているからです。
互いの家の尊厳、一個人の価値観を認めない関係が家族を壊します。
お姑さんの一個人の価値観も認めてあげることです。
ですが、勧誘されても上手に断ることです。それがお互いの尊厳を認め合った家庭です。
この問答はご主人にも読んで頂いた方がいいと思います。
この問題の総責任者は実はご主人にあると思います。
ご主人が、ご自分の家ルールばかり重視で、あなたの尊厳を完全に認めてくれてくださっているか、守ってくださているかどうかがポイントです。
ご主人が母親の言いなりである場合、あなたが耐えなければいけません。そういう時は家から距離をとって、ご実家に親孝行を兼ねた羽のばしを定期的にすることです。嫁いだ女性だって親孝行の権利、義務はあるのです。
家意識に取り込まれてはいけません。
あなたはあなたです。
どのような宗教に入っておられるのでしょう
いきなり私ごとですが、先日、「高校の同級生」なるご婦人お二人が訪ねてこられました。顔を見ても記憶にありません。要件はなんだったのかというと新興宗教の勧誘でした。除霊する系統の宗教です。「お寺さんも入っておられるので」ということでした。
私がその信仰宗教をやめるように言いましたら、すぐ帰っていかれました。その方々の身なりやおっしゃることからすると、その宗教に入信しておられてかえって不幸せになっておられるように見えました。集金が半端じゃないほどきつい、それを納められなければ新しい信者を連れてこい、というやり方のところであると後で分かりました。
義理の母上が属しておられる宗教について触れられていませんが、もし上記のようなところなら人を不幸せにする宗教であり、その不幸せの連鎖があなたに及んでいるということです。あなたは母上と絶縁するか、またはもともとその宗教に入信された経緯のところまで立ち返って母上の苦しみのもとを除いてあげては如何でしょう。穏便なやり方では解決は困難だと思います。
ご主人に解ってもらう
嫌な思いをされましたね。
どのような宗教かは判りませんが、一部の宗教の勧誘は、団体意識と相互扶助を刷り込まれた、ある種の洗脳状態で行われることが多いので何を言っても耳を傾けない場合があります。
毅然として、こちらも聴く耳を持たないか受け流すことができれば良いのですが、身内ともなるとそうも行かないでしょう。
言われる通り、お義母様には悪気はなく、あなたのためを思ってして下さっているのでしょうから、余計に困ってしまいますよね。
それについて、ご主人は何と言っておられるのでしょうか?
親子とは言え、あなたの味方はご主人だけです。
ご主人にそのことをお話になりましたか?
ご主人に正直にお話しして、お義母様と上手くやっていきたいんだけれどどうしたら良いか意見を求めてみましょう。
ご主人もその宗教に賛成ということであっても、きちんとお話しして、あなたの気持ちだけでも解ってもらわなければ、あなたが精神的に病んでしまいます。
宗教が云々ではなく、あなたの気持ちが楽になることが目的ですから、初めからその宗教を頭ごなしに嫌がって話しをするのではなく、お母様が私のためを思ってして下さったのだけれどという前提で、仲良くやって行くためにはどうしたら良いのかに主眼を置きながら、あなたが味わった嫌だった気持ちを上手に伝えられたら、ご主人もきっと解って下さるはずです。
難しいかもしれませんが、まずは、それを一度試みては如何でしょうか?
悪気はないのですから、お義母様を嫌わず。
仲良くすることを前提に。
宗教の話しが突出しないように、慎重に落ち着いてお話をしてみて下さい。
ご主人があなたの良き理解者であれば、お義母様とも必ず上手くやっていけるはずですよ。
ほどほどに距離を置いて
どこの家庭でも嫁と姑は基本的に多かれ少なかれ仲は悪い部分があるでしょう。
特に仲良くする必要もないのではないですか。そこそこ距離を置いて、生活していくことでいいと思います。
過去の事は今でも思い出せば、現実のような気がしてしまうかもしれませんが、もう過去のこと、もう同じ事はありません。
宗教の事はしっかり考え、中身のあるものかどうかしっかり見極めてください。お母さんは、それがいいものだと思っているからこそ、あなたに進めるのだと思いますが、そこは冷静に。
過去の事は置いておいて、その時その時の有り様をしっかり見て、ちょっといいなと思った事があったら、褒めておだててみて、いい気分にさせておけばいいのではないですか。^_^
お母さんは、決して悪い人ではないように思いますよ。
質問者からのお礼
早速のご返事ありがとうございます。
主人は私の気持ちはしっています。
実は、私はある持病がありまして、その持病というのがストレスの影響を受けやすく、結婚してひどくなる一方でした。
昨年末に息子に会いに義家族が我が家に来たのですが、その話が決まった10月から会いにきた年末までの二ヶ月で、私は更に病気が悪化し、吐くことも増え、更には10円ハゲまでできたのです。
10円ハゲは初めてではなく、妊娠中もこれから先子供のことで義母と余計に確執ができるのではと思い悩み、楽しみにしていたマタニティライフは10ヶ月間悩む日々になってしまい、つわりとは別に10ヶ月間吐き続け、10円ハゲができるという生活でした。
そんな私の姿を見て、年末以降主人はもう義家族のことは考えるなと言ってくれました。
その言葉に救われ、私は食欲も出てきて5キロほど太りました。
しかし、それでも義母とうまくやれないことで自分を責め、主人に嫌われるのではという恐怖から逃げることはできません。
昔の私は、よく友人から「悩んだことある?」と聞かれるほど、お気楽な人間でした。
こんなにも悩み続ける毎日に希望がありません。
子供と主人と笑って過ごすだけでいい。。。。それだけのことができない自分が嫌でたまりません。
主人はきっと私と結婚したことを後悔している、子供もこんな悩んでばかりの母に育てられては幸せになれない、だったら自分はいないほうが良いのではと考えずにはいられません。
誰か助けてと思わずにはいられないのです。
皆様のご返事、本当にありがとうございます。
まず、義母の宗教ですが、一軒一軒家を回っては冊子を配り歩いたり、街頭に立ったり、働くよりも布教活動をという方針の身近な宗教です。
詳しくは知りませんが、日本の文化とは相容れないようで、義母はよくお葬式や結婚式も欠席しているようです。
皆様の言うとおり、義母の本質は悪い人間ではないというのはわかっています。
それでも許せない自分がいてどうしようもないのです。
私はもしかしたら、ここでお坊さん達に「あなたは悪くない、もうそんな義母とは付き合わなくてよい」と言ってもらうことで楽になろうとしていたのかもしれません。
どんなに自分とは合わない義母でも、主人の母です。
この先ずっと逃れることはできません。
どこかで自分の意思を捨てて、義母と向き合わなければならないですね。
せっかくありがたいお言葉を頂いたにも関わらず、あまり前向きなお礼ができずに本当に申し訳ありません。
あまりに精神的に辛くなったときは、心療内科に行くことも考えてみようと思います。
追記
姑を宇宙人。。。これは結婚してしばらくした頃に、私がどうにか悩みから逃れたいと何度もそう思おうと考えました。
ですが、私に良くしてくれる旦那のことを思うと、そんな風に義母を宇宙人だと思うことさえも、まるで罪のように感じられて、なかなか難しいものでした。
何をしても、何を望んでも、義母と上手くやれない自分はなんて悪い嫁なのだと思わずにはいられず、いつしか旦那に意見することさえも遠慮するようになってしまいました。
昔はもっと笑顔で一緒にいたと思うと、最近の自分の暗さや不調で迷惑ばかりかけてしまっていることに、そして自分の不甲斐なさに嫌気がさします。
しかし、いつまでもこうしているわけにはいけないと思い、今回こちらに皆さんのご回答を望みました。
せっかく頂いたアドバイスの数々を、自分に生かせるよう、何度も何度も読み返したいと思います。
本当にありがとうございます。