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彼は結婚相手にふさわしいのでしょうか?

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2.3年前から、7年ぐらい前にできた男性の友人がいまして、その方から将来結婚前提に付き合わないか?と言われています。

お互い、趣味や価値観、家族のような安心感、お互い性別が違うとは思えないぐらいの仲でお互いが親友同士とハッキリ言い合える仲です。
でも、2,3年前ぐらいから、彼のほうは結婚願望があり、ここまで気の合う人はいないとおもったようで、アプローチをしてくるようになりました。
やっぱり親友と言う関係なので、恋愛対象としては見れず、何度もお断りしていたのですが、彼のほうも、なかなか次こそ!次こそ!とアプローチしてきます。
そのせいで、関係が崩れたかと言われると今までと変わらず親友同士です。
何処かでかけたい!と思えば彼に声をかけるし、いいことがあれば伝えたい!話聞いてほしいって思ったり、何かあればまず!お互いがお互いを自然と必要としているような関係です。

ここ最近、彼との結婚、お付き合いもいいかもしれないとも考えたのですが、
私は元々恋愛には疎く、いまいち恋愛感情ってのがわからないのもあり、お付き合いとなると、恋愛感情は必要だろうし、そうじゃないと異性とスキンシップなどはできないだろうし、と色々考えるとわからなくなりました。

彼に対して愛情はあります。
ずっと一緒に過ごしていきたいっていう気持ちもあります。
何かあれば助けてあげたい支えてあげたいっていう気持ちもあります。

ただ恋愛感情がわからないんです。
やはりお付き合い、結婚となるとちゃんとした人間として好き、愛情があるではなく、恋愛感情というものは必要でしょうか?

文章が下手で申し訳ないです。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

父親にふさわしいかどうか

私には無理。
と言う人と、妥協すればアリ、と言う人がいると思います。
アナタニしか答えは出せません。
ただ、結婚には妥協は無い方が良いと思います。
自分の人生ですから。
迷いがあるってことは、全面的肯定ではないという答えです。
相手にイイ顔するために結婚するのではないはずです。
今の時点で友達感覚の人に恋愛意識が沸くかどうか。
彼が他の女性と付き合って、結婚するという事になった時、あなたに嫉妬心が沸くかどうかが答えです。
友人として祝福してあげられるか。
何か失われたような気持ちになるかどうか。(ただし、独占欲は恋愛ではないかと)
今の時点で、友達感覚という事は、いずれ結婚してからも友達感覚なのだと思いますよ。
異性としてみていない。
20年先、40年先をみて考えるべきです。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

「片目をつぶる」という有名な格言があります。

 こんばんは。私は結婚してすでに20年近く、いろいろありましたが結婚生活を続けています。その頃は、まさしく変な薬でも飲まされたか(冗談)と思うほどの勢いでしたが、そういう意味では、今はすっかり静かになっています。
「性格が合う、価値観が合う」という今の感覚は、言いにくいのですが将来(例えば10年後)から見れば先入観(あくまで、今そう思っているに過ぎない)です。必ず合わない所が出てきます。それは「他人なのですから当たり前」なのですが、「あんなに好きだったのに…」という過去の自分に縛られやすいのです。
 そこで、冒頭の格言。yahoo知恵袋などでも、いろんな解釈がされているようです。
「結婚前は、両目を開いて相手を見よ。結婚したら、片目をつぶれ。」
 なお、スキンシップの件は、例えば手を繋いでみれば感じます。心と体は繋がっているので、その実際の行動で心が移ろっていきます。「イヤだ!」かも知れませんし、「気持ちいい」かも知れません。あれこれ頭で考え、身体からの入力も感じる。それでいいのではないかと思います。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

もう答えは出てそうですが。

yuzuさま

あなたの言う恋愛感情というのは、ドキドキ感でしょうか。そうした異性に対するドキドキは、永遠なものではなく、消えていきます。それがごく自然な姿です。

結婚し子供が授かればさらに恋愛の感情より家族愛へと変わり、その愛情の多くは子供に注がれます。

ですから、お付き合いするだけなら、恋愛感情優先も時にはいいかもしれませんが、恋は現実を見えなくさせる悪者とも言えます。

結婚を考えるなら、愛情を持って接する事ができる相手を選んだほうがいいと思いますが、その彼がいいかどうかは、あなたの中にすでに答えがあるのでしょう。

お付き合いしてから悩んでもいいのではないですか。

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おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

幸せを感じられる 関係性をつくっていく

yuzuさん

結婚やお付き合いするにはyuzuさん自身が
恋愛感情が必要だと思っているのだと思います。
だからあなたは迷うのでしょう。

今あなたが頭の中に描いている
男女のお付き合い、結婚というものに

yuzuさんと彼との関係性を
はめ込んでいくのでいくのではなく

yuzuさんと彼とが幸せを感じられる
関係性をつくっていってはいかがでしょうか

それをお付き合いというのだと思います。

それには
yuzuさんが感じていること
悩んでいることを伝えいくことが
必要だと思います。

そして彼の言葉も聞いていきましょう。
それを受けてまた
yuzuさんの想いを伝えていく

そのやりとりを通じて
Yuzuさんと彼とのお付き合いが
生まれてくるのではないでしょうか。

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おきもち

煩悩スッキリコラムまとめ