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過去を引きずりすぎている、私が悪いのでしょうか

回答数回答 3
有り難し有り難し 13

私は付き合って半年たつ彼がいます。
とても私には優しく、ダメなことははっきり伝えてくれ、誉めてくれるところもあります。
すごく大事にしてくれるところも伝わります、周りも私のことが大事でしょうがない、ってかんじだね!と周りからも仲良しカップルという感じです。
ですが、私と、自分たちの友達いがいにはすごく厳しく、飲食店などで、ちょっと騒いでいる方たちがいると、黙れブス、きもい、死ね。とか、運転中もちょっと変な運転をしている車を見ると、下手くそが運転すんなよ、死ね、どけ。など、すごく嫌な言葉使いをしています。もちろん私には一切そうゆうことは言いません。
元旦那も似たようなところがあり、籍を入れたら途端に矛先はこっちにもきました。また同じようになるのではないか、と不安です。
でも元旦那と同じ。なんて言いたくもないし、思いたくもないです、でも被ってしまう気持ちがあります。
自分が元カノと被るとかそう言われたら嫌だと思うからはっきり言えません。
なんと伝えたら元旦那と被る、自分がまた同じ思いはしたくない、今の現状はそこだけが嫌でつらい。ということが伝わるでしょうか。

プライドが高く、見下されたくない。という気持ちが強いのかな(男性はそれくらいしっかりのがいいのかもしれないと思うのでそれは人並みかと。)
とか、守るということに対してすごく強い気持ちを持ってるように感じます。
わたしをひとりでおいておきたくない、なんでも一緒がいい、とか、私がひとりで自分の知らないところに行くのが嫌そうで、不機嫌になります。
心配でヤキモチ妬きだと本人も認めています。
だから、上記のことをどうやって伝えていいかわかりません。元旦那のように女にだらしなくないし、酒癖も悪くない、暴力もないし、ほんとに好きで居てくれるのと何よりわたしが今まで出会った人の中でも比べ物にならないくらい好きで、大事にしたいと思っているので別れるということは一切考えていません。

長々失礼しました。
どうぞよろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

誰が悪いわけでもない

汚い言葉は人に刺激を与え、なんらかの思いをもたせます。
不安に感じても当然だと思います。過去と比べるのではなく、その言葉に不安を感じると伝えてみてはどうですか。

あとはあなたの見る目ですね。裏表がある方というのは間違えなさそうですが。。。どうでしょうか。

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個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

好意とホメホメとヨイショヨイショ & GO

材料 ナデナデ粉 こねこねパウダー モミモミエッセンス
「(._.)〇〇クン♡あのね。ちょっと聞いてもらいたいことがあるんだ。」
「(-_-メ)おう、何だい?」
「(._.)〇〇クン♡のこと、とっても好き。(好意)」
「(-_-メ)なんだよ急に、ててて、テレんじゃねえか」
「(._.)〇〇クンは♡すっごい男らしくてとっても頼りがいがある存在なの。(ホメホメ)
 出会えてから今日までいつも守ってくれて本当にうれしいって思うの。(ナイストス)
 これからもずっと一緒に居たいと思うからお願いがあるんだけど…」
↑ ('◇')このように、イメージとしてはビニール袋の中に、好意とホメホメとヨイショヨイショを混ぜ合わせたタレの中にカレを付け込んでよくもんでおきます。
「で、お願いって、なんだい?」
「(._.)うん…、またあとで…今は、こうしていたいな♡」
 ('◇')ゞこの様に、相手が真剣に話を聞いてくれてなさそうでしたら、じらし大作戦にうつりましょう。その後イチャイチャ大作戦で、彼をさらにメロメロソースに付け込んで2、30分程熟成させ、蒸らします。
話がスムーズに行きそうでしたら、熟成はいりません。
そして、彼が好意&ホメホメ&ヨイショのタレに浸かってぽわんぽわん♡してきたところで、次の言葉で、とどめです。
「テメーのそのクッソ汚ねーことばづかい、やめろや!氏ね!」
( `ー´)ノ (゜Д゚;)!
なんて言おうものなら彼の必殺俗悪メタルフレーズ「黙れブス、きもい、死ね」の矛先があなたに向かうかもしれませんので、(あ、笑う所です)
「もし今後も私と一緒に居てくれるんだったら、
 ちょっと乱暴な言葉遣いを治してほしいんだ♡
 (正当な理由をつけて ☆昔お父さん、学校の男子に乱暴な言葉で叱られて嫌な思いをしたことがある、などと)
 少しづつでいいから。…お願い。ダメ?」(♡°Д゚)(-_- )スリスリ
 ('◇')ゞ このように、甘える感じで責めて陥落させてください。
この時、彼の体にあなたの体の一部分をスリスリするとより効果が高まります。
男性は、ウソでも褒められればうれしいものです。
褒める所を色々探してみてください。

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おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

誰にとっても、将来は未確定です。

「違う相手なのに、過去の嫌な経験をまた味わってしまうのではないか、という不安がある」ということですね。お相手が違う人なのに、同じ轍を踏んでしまうかも、と思うのは「あなた」が以前と同一人物だからかも知れません。
 前回は「籍を入れたら」というのが切っ掛けだったと書かれていますが、確かに関係が変わることで、お互いの扱いは変わります。それ自体は普通のことです。例えば赤ちゃんが生まれたら、あなたは旦那より赤ちゃんを第一にするはず(でないと、赤ちゃんが危険です)。
 いま、彼氏さんとどのような距離感で暮らしているのかは分かりませんが、「基本、一緒に過ごすようになる」という変化がストレスの高まりになったりするのは、十分あり得ます。もちろん、それまで知らなかった「良い一面」を知ることもあるでしょう。

 というふうに、将来は未確定なのです。

 ただ、あなたが見立てているような彼、つまり「プライドが高く、”見下されたくない”という気持ちが強い」彼の、その自己像を守ってあげたいですか?つまり、あなたと対等にはなりたくない彼を?
 …いやいや、やはり何か手を打ってから一緒になった方がいいでしょうね。

「自分が、”元彼女とかぶる”とか言われたら嫌だから、彼に対しても言わない」のは、正直だとは思いますが、このままでいるのは、お気づきのように得策ではありませんね。
 具体的なやり方は素晴らしい例示がされていますので、まぁ「正面から、全力の剛速球で真っ向勝負」しないこと、ですね。そんな球が来たら、思わずフルスイングですから、男は。

 「前回と違う人生」を選択するとしたら。
 お店で騒いでいる人たち・交通の流れを乱している人たち。そんな「秩序を乱す」ことが嫌いなのでしょうね。彼は正義の人なのでしょう。そういう人の矛先が、こちらへ向かってきたらどうしますか?
「うん、分かったありがとう。私も努力する。けど、一緒にやろうよ。手伝ってよ」と、感謝して彼を立てつつ、「言うだけ」では済ませないようにしましょう。彼が起こしたアクションが、夫婦の共同作業によって解決していく。「2人で解決する」という志向をしないと、「一緒になった意味が無いじゃん」ですからね。「1人にしたくない、何でも一緒に」と言ってくれているのですから、それを実行してもらいましょう。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ