お坊さんと心の病

初めまして。答えにくい微妙な質問だとは思いますが、どうか読んでいただけたらと思います。

私は10年ほど心の病で通院しております。基本的には安定していますが、時々今日みたいにとても気分が落ち込み、何もする気が起きない日があります。本当はベッドから起きたくもありません。
もちろん、そんな訳には行きませんし、起きないと余計に気分が悪化するのは分かっているので、なんとか出勤します。

そこでふと、お坊さんも人間ですし、心の病を持っている方や、そうでなくても「とにかく今日は辛い、落ち込んでいて何もしたくない」という日があるのでは?と思いました。(見当違いで失礼な事を言ってたら申し訳ありません...)

もしよろしければ、差し支えない程度で、「自分の周りにはこういうお坊さんがいる」とか、「(具体的な解決方法がない理由で)落ち込んでいる時、こういう風な心の持ち方を心がけるようにしている」等といったご意見、その他どのようなものでも、よろしければ教えていただければと思います。

よろしくお願いします。

お坊さん
有り難し 195
回答 6
回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

病は病を忘れている時は何というのでしょう(´▽`*)

どこか「病(やまい)」ということを固定的に握ってしまう方は智者が智に溺れるように、病という心のシバラレに病せられるのです。
これを知っておくと病であっても病を忘じることが出来るでしょう。
行きたくない時は行きたくない、という実際の心情であって問題にならなくなるのです。
あなたはどこか生真面目な性格があって「こんなことを言ってもいけない。思ってもいけない。」と"自己責め・自分責め"をなさるところがある。
それこそが実は自身を追いつめたり苦しめる負の心理「煩悩」であることを知っておくと良いでしょう。
たとえば私は食べることが好きで最近どんどん体重が増えてブーデーですが、ブーデーを忘れて文字を入力しています。その時私はブーデーでありながらブーデーを忘じているのです。
ブーデーが問題にならないのです。
今あなたが文字を読んでいた時に年齢を忘れていたでしょう。
会社の事も忘れていたでしょう。
イヤな人の事も忘れていたでしょう。
人間はこいのぼりのように底が抜けた福袋です。
好き嫌い無しに頂くことを頂いて、授かることを授かって、知覚したことの一切を流しっぱなしで生活してます。
唯一それを「留める・つかむ・認める・握る・あるかのように錯覚する」のが心です。
それを執着というのです。
故にあなたの「やまい」に対する認識はあなたの「病んだり、元気のない自分」を掴んでしまう、握ってしまうあなたの執着なのです。
ホラ、もうさっきまでの「やまい」の気はどこにもありません。
分からなければ数回読み返してみてください。
「病はやまいをこころにて病むことによって、より一層やまいに縛られます。」
年齢も、性格も、立場も忘れていた時の数秒、数分、数時間という真実にこそ目を向けてください。
心親無法の自分をいつまでも掴んでいる必要はありません。
目も耳も鼻も舌も身も、仮に医師があなたを「病だ」と診断したとしても、
今日は今日で、今は今で真新しい真実をお迎えしているはずです。
今日は子供の日。
🎏こいのぼりに、自己の本来性を学んでみてください。
我が法身は こいのぼりのごとく
東西南北の風をきらわず
一切を呑却し
来るもの拒まず
去るもの追わず
何を入れても残り物なく
かつての流れはすでにない
🐟
今は今の流れとともにあるのです。🌊過ぎた波を追尋することなかれ

6ヶ月前
回答僧

大慈

落ち込んでというわけではありませんが

白状しますと、だいたいに私がhasunohaでたくさん回答している時は法話を作らないといけない時です。下ごしらえは早めに済ませていますが…なんかね〜、義務とか仕事とかになっちゃうとやる気なくなるんですよね〜。一昨年なんかたった1200字の感想文を半年の期限フルに先延ばしして、その間に1000字のhasunoha回答を数百回書いていました。可笑しな話ですね(笑)

今回の法話も終わったので回答のペースも落ちてきています。法話の準備が仕上がったのは法話の2日前でした。3日前の午前には「あ〜…やりたくねぇなぁ…午後から法話すっかなぁ…」とつぶやいたら間髪入れず妻から「逃げんな!!」とツッコミをたまわりました。お坊さんだってそんなモンです。今も本読んでたら2時半になっちゃって、お腹空いて夜食食べてるうちに回答する気になりましたが、ベットから出て夜食食べに行くのが億劫でしばらく葛藤してました。

じゃあ、どう心を持って頑張るか?

>起きないと余計に気分が悪化するのは分かっているので、なんとか出勤します。

これですよ、これ。お坊さんも一緒です。単純にやらない方がもっと辛いことになるからやるんです。
世の人はやり甲斐ガーとか言ってますけどね、あれ絶っっっ対ウソでしょ。
私だって実際のとこ法話好きですよ。伝えたいことあるし。次の構想もその次の構想もある。この前の法話だって熱心に聴いて下さって楽しかったですよ。でも、それでも、やる気にならん時はやる気にならんのです。そういうモンっす。

だいたいバブル崩壊までの日本型経営時代の大手企業なんか、所帯持ったら家族を養うために辞められなくのを利用して、終身雇用制度を維持してたんですからね。そのために上司がお見合いの世話を焼いたり、社内恋愛でくっ付くように骨を折ったりしてたんですからね。裏返せば、今みたいに鬱屈した時代でなく、バブリーなイケイケの時代でさえ、働かざるを得ない状況を作って仕方なく働いていたんです。

なのに前向きに頑張れないことを弱いとか悪いとか見なすのは了見違いも甚だしいのです。ンな根性論は間違っとります。仕事行きたくないのは自然の摂理です。そこを押して、まして心の病と上手く付き合いながら仕事に行くあなた自身を褒めにゃならんのです。自分を褒めましょう。立派なモンだ。偉い。大慈さんより立派だ!これで良いのだ!!

6ヶ月前

お坊さんでもいます

お坊さんでも心の病の方はいらっしやいます。

私は以前宗派の事務職員としてお寺の世界の市役所みたいなところで仕事をしていたのですが、そこの職員はほとんどお坊さんです。しかし一般企業よりも割合が大きいのではないかな??と感じるくらい心の病で休職や退職をされる方はたくさんおられました…自慢できた話ではないですが。

私が所属した地方事務所でもやはりそういう方と一緒に働いたことがあるのですが、病であることをきちんと認め、適切に医療機関に受診していた方は回復傾向も早かったかなと感じます。

一人でいるとよくない感情が渦巻き、狭い所にいるとさらにその傾向が強くなるということで入浴は必ず銭湯に行っているという方もいました。

なんかコレといういい方法があればよいのですがねえ…そういえば、以前心の病で悩んでいた方が最近紹介していたのがこちら⇓

「突然、ネット掲示板に現れて投稿された『鬱の治し方』が大きな反響を呼んでいる 」
http://temita.jp/kaigi/48345

真偽はわかりませんが、私も読んでみてなんだか一理あるかも?と感じたので紹介してみます。効果が出たら教えてくださいね!

rairai026さんは心の病に対し、なんとかしたいとポジティブに立ち向かっているようですね。中々できることではありません。
どうか無理なさらず、頑張り過ぎず…やはりみなさん「今日は休みだ!」という日は身体が軽くなると言っていました。
本当にしんどい時は仕事を休んで、それでベッドにいては余計悪化するのであればリフレッシュに遊びに行っちゃってもいいのでは?身体でなく心が疲れているのでしょうから、それくらいしてもいいでしょう!

なるべく考えすぎず、やらなければいけないことをこなしてしまって後は休む!という習慣ができればいいですけど…難しいですよね。

そうそう、宗教は「心の救い」というイメージでしょうが、仏教は「心の救い」「こころ教」ではないと言うお坊さんもいます。
心…つまり感情では苦しくとも、いのち全体としては救われているんだと存在の事実に目覚めるのが仏教の救いなのかもしれません。
もちろんそこから心へのハタラキ・作用もあるでしょうけどね。難しいところです。

ご回復を念じております。

6ヶ月前

坊さんも仏さまじゃない限り、落ち込むこともありますよ(笑)

rairai026さん、こんにちは。

 心の病で落ち込んで何もしたくなくなるのですね。でも無理してがんばっている・・・。辛いですね。
 私は他のハスノハ僧のように修行の立派な偉いお坊さんではなく、煩悩に振り回されっぱなしのお坊さんなので、よく&かなり落ち込みますよー(笑)。だから悟りからのアドバイスではなく、体験上からアドバイスができると思っています。
 
 さて私の落ち込み乗り越え術は、
一つは(お坊さんらしく)お経。お経を大きな声で読みます。すると仏教を信仰した初心の志を思い出し、がんばろうーという気持ちになります。
二つ目は、大好きな応援ソング的な歌を車の中で歌いまくります。カラオケでもいいから思いっきり歌う。気持ちいいですね(笑)。
三つ目は、サウナ風呂に入りに行きます。汗びっしょりかくと体の毒素もなくなり、気持ち良くなりますね。
是非、rairaiさんも試してみてね。

どのような理由で海外に住んでいるのかわかりませんが、海外生活は文化の違いや友達も少なく、つらいこともたくさんあると思います。辛くなったら心の許せる友達に話を聞いてもらいましょう。そのような友達も作ってくださいね。趣味から友達を作るといいですよ。もし、いなかれば私でもいいです。今はラインやSNSでお話しましょー。元気にいきましょー!合掌

6ヶ月前

心の病、難しいですね

私はボランティアで自殺を考える方の相談にのっています。
「いのちの電話」みたいな感じですが、お寺の電話番号をネット上で公開しているので、色々な人が電話してきて、けっこう大変です。

深夜とか早朝とかにかかってくることもあるし、相談する人だけではないので、ひどい時は2時間くらい罵倒されたこともありますよw

まあ、さすがに病みそうになるときもありますけれど、基本、忘れるように努めています。
水洗便所でざあっと流してしまうみたいにね^^
もともと鈍感な人間なので、それでなんとかやってます(・∀・)

人生、楽しくいきたいね♪

6ヶ月前

今日も適度に頑張りましょうね

拝読させて頂きました。あなたがおっしゃるとおり実はだれでもそうです。
私は朝がとても苦手です。修行中や本山での行中に早朝の鐘や盤木が鳴ると本当に辛いです。
いまでも辛いのが本音です。
「ああーまた朝がやってきたわぁ、やだなぁ、起きたくない、寝てたいなぁ」これが本音です。
眠い目をこすって黒い衣に着替えてそして朝のお勤めをします。
お勤めしている途中から「そうだなぁ、今日も始まったかぁ、まあ適度にがんばるかなぁ・・・。」という心持ちになるのです。
うちでもそうかもしれません。うちではお勤めの後お墓を一周して墓参りします。
そうして草取りやゴミ拾いしてお墓に手を合わせているうちになんだか背中を押されているような気持になり「今日も仏様や皆さんのご先祖様が見守ってくれているからがんばるかなぁ~。」という気持ちになりますね。
私は精神を病んでいましたから余計に意志が弱いのでその様な感じです。
いかがでしょうか?
あまり参考にはならないでしょうか?

今日も適度に頑張りましょうね。
南無阿弥陀仏

6ヶ月前

質問者からの有り難し - お礼

みなさま、ご丁寧なご回答を本当にありがとうございます。お返事が遅れてしまって申し訳ありません。昨日はハイキングに行って気晴らしをして参りました。

林様
>ひどい時は2時間くらい罵倒されたことも
え、えぇ・・・・
それでもボランティアを続けている事が、すごいです。
私はよく「もっとずぶとく生きなよ」と言われますが、なかなか難しいですね。まあ、そのうちもっと上手くやっていけるようになるといいなー、なんて思います。
人生、楽しんだもの勝ちですものね。

吉武様
そんなに廻りにいらっしゃったのですね。お坊様でも、心の病とは無縁とは流石に思っていませんでしたが、もっと少ないのかな?なんて勝手に思っていました。
>入浴は必ず銭湯に行っているという方も
名案だと思います。残念ながら私は帰国しないと銭湯に入れませんが、一人でもお風呂に入ると気が晴れるのはよく分かります。銭湯、侮れませんね。

丹下様
素晴らしいアドバイスをありがとうございます。私は頑固で天邪鬼なので「病は気から」とか「前向きになろうとしないと治るものも治らないよ」とか言われるとムッとしてしまうのですが、丹下様のお言葉はすーっと心に入ってきました。
>それこそが実は自身を追いつめたり苦しめる負の心理「煩悩」
本当にその通りだと思います。
>それを執着というのです。
とても納得しました。まだまだ、簡単に変えられる習性ではないと思いますが、これからちょっとずつやっていこうと思います。
お互い、脱ブーデーを目指しましょう。

染川様
お経、少し前から興味が出てきました。素人なりに、ちょっと読んでみようかなと思っています。
歌もいいですよね。家では好き放題歌っています(防音は大丈夫です。笑)
幸い、友人等の環境には恵まれているので、これからも頑張っていきます。

大慈様
お坊さんでもやる気がない時があると読んで、安心しました。ごめんなさい(笑
お優しい言葉をありがとうございます。自分自身に対して根性論を通そうとする所があるので、時々ガス抜きをするように気を付けます。

kousyo Kuuyo Azuma様
私も、調子がいい時でも朝はダメです。(笑
掃除も苦手なのですが、いざやってみるとちょっと気が晴れる事に気付いて、前よりやるようになりました。ありがとうございます。

本当に、皆さま、ご丁寧なご回答をありがとうございました。

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