こんな人間が、教師になっていいのでしょうか…
閲覧ありがとうございます。
私は先日、念願の教師になれることになりました。長年の夢だったので本当に嬉しかったです。
しかし私はバイトで仕事が出来ず、役立たずです。同僚にも笑われ、あいつは使えないと影で言われてるのを聞きました。どのバイトでもそうです。どんなに頑張っても、ミスをして使えない奴になるのです。
こんな人間が人様の子どもに教育をしていいのでしょうか…。先週もミスをしてしまったので、自信を無くしています。
教師だから自己肯定感を持たなければと思うのですが、本当に役立たずで自信がありません。
人並み以上に努力をしなければならないとは分かっていますが、報われたことがありません。どんくさいといつも笑われます。どんなことをしてもノロマ、邪魔なのです。
苦しいです、苦しいです、こんな奴ですが喝をお願いします…。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
いいですよ・・・むしろ適していると思います。
小生も大学出てすぐ教師になりました。あなたと同じ様に、不安でいっぱいでした。
しかし、生徒たちと話すと、段々自信がついてきました。❝習うより慣れよ❞という格言があります。失敗を恐れず、一歩一歩進んでいきましょう。
生徒は本当に色々なタイプがいます。中には「落ちこぼれ」的な子もいます。そのような子供は「優秀な先生」よりも〈どんくさくて役立たず〉の先生を慕ってきます。あなたは、打ってつけかも・・・(笑)。失礼!、怒らないで下さい。
誰でも最初から自信を持った人なんかいません。小生は自信ありそうな先生は、むしろ自分を「過信」している「傲慢」な先生だと思います。子供は意外とチャント見ています・・・。
〈こんな人間が人様の子どもに教育をしていいのでしょうか…〉という謙虚な気持ち(初心)を忘れず、生徒さん達とぶつかってみましょう。案外、上手く行くと思います。❝案ずるよりも生むがやすし❞という諺もあります。合掌
ふんぞり返るよりも、謙虚なことが大事
順風満帆な秀才が教えるよりも、苦労して教員となった方が不器用に授業を行う。いいことですよ。
生徒たちだって、一を聞いて十を知る秀才もいれば、理解力記憶力の不足に悩んでいる人たちも多い筈です。苦労して悩んできた五月雨さんだからこそ、生徒の気持ちを理解し生徒の気持ちに寄り添うことが出来ると思います。決して平坦な道では無いと思います。乗り越えなければならない壁も多いかもしれません。でも、一つ乗り越えれば、乗り越えた壁の上から自分が登ってきた道が良く見えるはずです。きっと素晴らしい達成感を得ることが出来ると思います。
五月雨さんはいい先生になれます。信じてます。
生き様を晒せますか
こんばんは。私も教育現場に関わっています。まずは採用決定、おめでとうございます。
仕事でミスが多い。そりゃ減らす努力は必須ですね。でも実は、その実体験で学んだことこそ、貴女が子どもに教えてあげられる事だと思うのですよ。
自己肯定感は、「持て」と言われて持てるものではありません。『GRIT』(日本語版も出ています)だったか『レジリエンス』だったか、「大人が時に失敗し、でもそれは挽回できることだ、間違える事自体は大したことではない」と態度で示すことが子どものしなやかさを育てるー多分『レジリエンス』の方ですねーとあります。実際「折れない心」を持った子どもを育てることは、今の/これからの教育で必須の事と思います。
失敗やミスは少ない方がいい。けれど、適度に経験しておかなければ「心の折れやすい」子どもに育つと考えられます。仏教でも「精進しないことはイカン」という意味のことを言っています。
その過程では恥ずかしいこともあるでしょう。辛いこともあるでしょう。しかし、「その次」に再び立ち上がっていく生き様を見せられたら、先生として素晴らしい働きをしていると思いますよ。
質問者からのお礼
大塚芳明様
ご回答誠にありがとうございます…。教師をされていたとのことだったので、一言一言染みました…。
自分で教師は優秀でなければならないとずっと考えていたので、身が本当に軽くなりました。
自分のように、無力で困っている子を支えてあげられる教師になると決心しました。
本当にありがとうございます。
吉田俊英様、佐藤良文様、ご回答誠にありがとうございます!
私の苦労した経験を、同じような悩みを持つ子などに話して少しでもその子を救えるようにします。
レジリエンスの言葉初めて知りました、子どもにも教えてあげたいです。まだ失敗は恥とすることが根付いてしまっているので、乗り越える大切さを教えられる、私の姿で見せられるように頑張ります!
ずっと悩んでたことなので、ご回答してくださり本当にありがとうございました。