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死んでも構わない

回答数回答 3
有り難し有り難し 48

なんで人は辛いことがあるのに生きていけるのでしょうか。その先にたとえ楽しいことがあったとしても、辛いことが1つでもあるなら生きたくないです。極度のめんどくさがりなのでしょうか。
さっさと死にたいのですが、私を一人で育ててくれた父が泣く姿を想像すると可哀想だ思います。まあその父の昔のネグレクトがこんな歪んだ性格にさせたのかもしれませんが。

めんどくさいです。夢もないし勉強はめんどくさいし夏は暑いし冬は寒い、それだけで自殺しちゃダメですか?
命は大切だとか与えられたものだとかそういうのも全く心に響かないし、死後の世界を見てみたい。ものすごく楽しい場所かもしれません。

特に悲しいことがあったわけじゃないけど、もうなんか生きられないです。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

やってみる

生きることは辛いしめんどくさい。だから死んでも構わない…かあ。

う~ん、そう思ってしまうことは否定できないけど本当に本当にそう思いますか?自分のその考えは絶対に間違いないと思いますか?

>死後の世界を見てみたい。ものすごく楽しい場所かもしれません。

これはどうかな?どうしてこう思ったのでしょう?きちんと調べましたか?ネットでなんとな~くそんなことが書かれていたくらいのものでしょうか?それとも何の根拠もないけどご自身で持ったイメージでしょうか?

本当にそれにかけることができますか?今より少しはマシだと思いますか?

あなたの今の考え方には生育環境の影響もおそらくあるのでしょう。でも今はこうしてご自身を客観的に見ることもできるのですから、どうしたら今の状況を打開できるか考えてみませんか?

さて、

>命は大切だとか与えられたものだとかそういうのも全く心に響かない

とのこと。そりゃあそうです。思ってもないことは響きません。何でもそうなんです。「めんどくさい」と言っているだけでは何も変わらないでしょう。

だからね、なぜ辛い事があっても生きていけるのかがわかって、それで生きていけるようにななるのではありません。
辛い事があっても生きていく中で、色んな出来事があって「生きる事ってただ辛くてめんどくさいだけのことだ」という妄想が破られていくのです。

サッカーをしたことのない人はサッカーの本当の楽しさがわかりませんし、野球をしたことのない人は野球の本当の楽しさがわかりません。

わからなくて当然なのです。

「めんどくさい」と言って主体的に生きることのできない内は何をやっても楽しさは得られないかもしれません。

とりあえず、あなたは死後に興味を持ったのですよね?そして何の縁かここhasunohaにご質問くださった。
それならば、仏教では死後とはどんな風に説かれているのかな?みんないつか死ぬのにそれでも辛い中で生きていくのはどうしてなのかな?ということをきちんと主体的に学んでみてはいかがでしょう?

つまらない勉強も興味を持ったことなら楽しいものです。

けしてネットの出処のわからない怪しい知識でなく、お父さんにお願いして本を買って調べてみたり、近所のお寺を訪ねてみてはいかがですか?

何かやってみましょう。

もちろんここでも何度もご質問くださってOKですよ。

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有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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やはり何かやりたいこと、あるいは、やらなければならないことがあるから、辛いことがあっても生きていけるのではないでしょうか。
また、夏は暑いからこそビールが美味しいし、冬は寒いからこそ熱燗が美味しい。勉強は今まで知らなかったことを知って楽しいし、解けなかった問題が解けたら楽しい。仕事は辛いことばかりですが、お客さんの笑顔は嬉しいし、給料を貰えるのも嬉しい。
辛いことと楽しいことは表裏一体なのかもしれないですね。
自分の命は自分だけのものではありません。
毎日食事でいただいている命のものでもあります。
ですから、自分の命の半分は自分の好きなように使えばよいです。
しかし、残り半分は他の人や他の命の為に使いましょう。これを働くというのです。
とりあえず、お父さんが悲しまないように、お父さんが生きている間は、あなたも働きながら生きてあげてくださいね。
死後の世界はその後でゆっくり見たらいいと思いますよ。
南無阿弥陀仏

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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「四聖諦」

マコ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「全ては、縁起し空である」

この世のあらゆる全てのことは、因縁(原因と条件)により成り立っているが、因縁により成り立っているものには実体がない(空)というものとなります。

因縁次第で変わりゆくものとなります。

今はどうしても人生を悲観的に、虚無的に、絶望的に捉えてしまっているかもしれませんが、これからの善き因縁次第にてそれも変わってゆくものにもなり得て参ります。

お釈迦様は、この苦しみの現実を解決させていくための因縁をお説き示されておられます。

何が私たちの苦しみとなっているのか、何がそれらの苦しみの因縁となっているのか、それらの苦しみは無くすことができるのだが、そのための悟り・涅槃という究極の境地へと至れるための因縁とは何か、お釈迦様の四つの聖なる真理(苦・集・滅・道)の教えから、是非、より善い因縁について修習されることで、より善い赴きへと向かって参りたいものでございます。

川口英俊 合掌

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有り難し
おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございました。
苦しいことの先に幸せを見出すこと、そしてとりあえず楽しさを感じられるまで生きてみようと思います。
本当にありがとうございます。感謝します。

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