意欲や熱い思いが湧かなくなってしまいました
仕事で教育関係のことをしていたり、半分趣味・半分仕事で楽器の演奏をやっております。
以前はとても意欲的で、将来の目標を決めて(楽器のライブをしてみたい、こんな会社で仕事をしてみたい、自分の会社を持ちたい等)がむしゃらに頑張っておりました。その分とても落ち込むことはあっても、何かに夢中で仕事の時もいろんな人に自分の思いを話し、人からの導きを得ながら進んでまいりました。
ところが、夏頃に5年ほどお付き合いしていた男性(演奏も一緒にやっておりました)と別れた頃から激しい感情や意欲が湧かなくなってしまいました。一時は軽いうつ状態でしたが、男性と別れた点は、新しいご縁があったこともあり現在は気にしておりません。ただ、あれだけあった目標もどうでもよくなり、何がしたいということも無くなってしまいました。
私は今まで、夢や目標に目指して何かをすることしかしてきませんでした。また、いつも激しい感情が自分の中にあり、その波と共にありました。それが無くなり、困惑しています。波が小さくなった分、以前のように激しく落ち込むこともありませんし、物事を気分によらず粛々とこなすこともできるようになりましたが、その分とてもうれしくなったり、何かに熱くなることができなくなってしまいました。
自分とどう向き合い、今後何を頼りに進んでいけばよいか、ご助言頂けませんでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
刺激は猛毒
刺激を求める人生には苦がつきもの。
影がものに添うようなものです。
刺激に慣れてしまうと、より強い刺激を求めたくなる。
静かに生きる、それは幸せを感じることです。
刺激を求めることは、あるはずのない幸せを求めていることにほかならない。
幸せを求める人生から
幸せと感じる人生に移行しましょう。
例えば
美味しいものを食べるのではなく
美味しくいただく。
気が向いたら訓練してみてください。
ご自分をよく見てください
ものごとに触れた時、ご自分がどのようになっているかよく観察してみてください。本当に何も思っていないか。
電車に乗っている時、周りの様子を見て何も感じていませんか。
あなたの目や鼻、体は感じていますよ。目の前にいるスーツを着ている男性を見ています。隣に女性がいて香水の香りがすれば、それを感じています。香りが強ければ、不快に感じていませんか。
思いとは出ては消え、また出ては消えています。目標のない人生もいいと思います。しかし、目の前にある事実があるのに、それをおろそかにしては、ぼーっと人生を脳だけで生きることになります。
まずは、五感を使って自分がどうなっていて、何をその瞬間に思っているかがわかれば、生きていることがわかるでしょう。
異性の為なら頑張れた
この世には男性と女性しかいません。
女性は男性を、男性は女性を必要としているのです。
だから私たちは生まれてきたのです。
もっと素敵な男性探しのために続けてみたらどうですか?
ソウルが通い合える人がいるかもしれません。
勿論その男性で満足ならば今のまま行けばよいでしょう。
もちろん百パーセント完ぺきな人はいません。
相手ばかりに求めることでもありません。
男女関係も夫婦になっても毎日がライブ、セッションなのです。(私はエレキギター屋です)
楽譜通り演奏することも大事。
気の利いたアドリブも大事。
あなたは今、楽譜が無くなったようなもの。
そろそろ人生の中で、毎日楽譜に頼らず即興でプレイしてみてください。
鳴らさない楽器、手入れされていない楽器は弦もさびていくも のです。
ギターでいうアツいチョーキングで自分も相手もしびれさせる人生を歩んでください。 ちょい~ん(>д<)
質問者からのお礼
みなさま、ありがとうございました。
現状に満足する心、今目の前にあるものをありがたく感じる心、また今感じるものから何かを生み出していく心が薄れていたところもあったなと気づくことができました。
真摯にお答えいただきまして、感謝の気持ちでいっぱいです。