御葬式について
姉の旦那様のお母様が亡くなりました。
急の訃報だったと母から連絡があり、兄弟の私と兄夫婦は、
御葬式のみ参列して貰えれば良いとの事でした。
直ぐに姉と御主人に連絡を入れ、
お悔やみをお伝えし、早々に失礼しました後、
御葬式に行くにあたり、
再度母に今度はメールで連絡を入れたのですが、
故人の宗派と、喪主、故人の名前を聞いた所、
「何するの?
宗派は分からない、、、
名前も漢字が難しい、、、」
と不審がられてしまいました。
以前にもこちらのサイトにご相談をさせて頂く機会がありましたが、
私は少しお寺に行く機会が多いので、
宗派によって葬儀のマナーや、持ち物などが違うと言う、
少しだけの知識ですが、そういった事もありますので、
母が、故人の宗派を聞いている物と思い伺ったのですけれども、
予想外に引かれてしまったので、私は驚いてしまいました。
母には、
故人の宗派が特にない場合はそれでいいけど、
あるようだったら、聞いておいた方がいいよ。
豆知識程度に読んで貰えれば幸いです。
と、返信をしておきました。
返事が来ない所を考えますと、さらに不審がられてしまったかもしれませんが、
仕方ありませんね(⌒-⌒; )
普通はそのような反応をする物でしょうね。
御葬式に行くにあたりお教え頂きたい事があります。
子供の頃に出て依頼ですので、
御香典の書き方や、数珠、葬儀時のマナーについて、
お教え頂けますでしょうか。
故人の宗派はこれ以上は聞かない方が良いかもしれませんし、
教えて貰えなかもしれません。
現状、催事場での家族、近い親族葬のようです。
行った時に、どの状況でも大丈夫のようなマナーや、
持ち物などがありましたら、宜しくお願い致します。
又、会社に親族関係で不幸があった際は、
伝える事になっておりますが、
ご確認でお伺いしたいのですが、
姉の旦那様のお母様は3親等でしょうか。
(私の会社からの弔電はいらないよと、
断られたら報告は控えようと思います。)
ご質問は以上です。
長いご質問で申し訳ございません。
サイトを検索すればわかる事だとは思いますが、
皆様からのお伺いが、より安心致しますので、
どうぞ宜しく御願い申し上げます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
どうしても知りたい場合は葬儀社へ。その宗旨に合わせた作法を。
突然の訃報、お悔やみ申し上げます。
宗旨により 作法は違いますし、どうしても知りたい場合は、葬儀社へ 直接 問い合わせされると、いいかと思いますが。
地方のほうでは、地域の 決め事があったりしますが。。。一般に参られるのでしたら、あまり細かく気にされず、あなたの いつもの作法で参られたらいいのですよ。わからなければ、あなたの宗旨の お念仏を、心の中で唱え、丁寧に 手を合わせましょう。
お姉さまも、心細いことでしょうから、こんな時、力になって さしあげてね。
※追記・補足 御礼拝見致しました。
aluseus様
御礼拝見致しました。
色々な事情が考えられますが、自由葬、直葬、無宗教葬・・と現在では、葬送の方法も色々と選択する余地があり、仏教への帰依・信仰心の希薄化も相まって、今後もそのような形式が増えていくことが予想されております。
ただ、この度は、ご葬儀式だけは仏式にてお勤めになられたということにて、宗派は分かりませんが、「ご仏縁」・「ご法縁」はひとまず途切れずに少しくでも保つことができたのではないかとは存じております。
よく拙生がお通夜式の法話の際にお話しするのは、仏道を歩む故人を、受験生に、先生を如来・菩薩に、合格を悟りを得ることとして、例えてお話を致します。
ご葬儀式、つまり、授戒・得度・引導式は、あくまでも合格(悟り)へ向けた準備の一つの段階であり、実際に合格する(悟る)ためには、先生(如来・菩薩)から色々と教えを頂いて、それを基に予習・復習・応用などを繰り返して、実践(入試)に役立てるように(仏道における聞・思・修、戒・定・慧に)精進努力する必要があります。もちろん、合格(悟り)は本人の精進努力次第が大ですが、合格のためには応援してくれる様々な支えも当然に無視はできません。その応援、支えというものが、仏道の場合、追善供養・功徳回向というものであり、受験生を応援し、励まし、支えてくれる先生、両親や友人たち周囲の色々な力と同じようなもので、故人が無事に悟りを得れますようにと、私たちがご仏縁・ご法縁を大切にする中において、故人へと向けた応援、励まし、支えとして勤めていくことが望まれるものであるかと存じております。
是非、aluseus様にも故人様が無事に仏道を成就できますようにとして、これからもどうぞご供養を続けて頂けましたらと存じております。
川口英俊 合掌
・・
会葬者の知識
http://manner.sougi-support.net/chishiki-kaisousha/index.html
親等表
http://jp.happy.nu/gengou/kakei.html
http://www.world-kenpo.com/procedure/todoke_shinsei/3shintozu.html
仏教にもともと宗派の別なし
そもそも原点のお釈迦様の時代の人間がはたして現代日本人のように、やたら作法にこだわって葬儀に参列していたでしょうか。こういう時こそルーツに還って物事を考えるべきだと思います。
「慇懃無礼」という言葉もありますが、私個人としては最近そういうお作法をきっちりやる演出家的な参列者が多いことを式場で感じます。作法うんぬんより、弔うという気持ちこそ優先されるできです。
故人を悼むきもちと遺族をいたむ気持ちがそこにあれば、宗教が違う方は持ってこないのだから数珠や作法はあっても無くてもよろしい。あまり華美なものは本義から外れます。
焼香は、焼香客が多い場合は、皆が三回も香をたけば会場が煙たくなるし、時間がかかるので、他への配慮として心を込めての一回焼香。(香は聴くもの 多量に焚くべきではない)
香典は「亡くなった方のことを思うと、墨をする力も入らない」ということから必然的に薄墨で記されたということが昔はありますが、現代では墨汁、筆ペンなどもありますし、墨をする人も少ないので、あまりこだわらなくて良いでしょう。親族にうるさがたが居て気になるようでしたら墨汁などを薄めてご使用ください。
会場では、葬儀業者の人が一切取り仕切ってやってくださいます。
気遣いうんぬんよりも頼まれたことだけやって(もしくは受付でも何でもやるという姿勢)、じっとしていてくれる事の方が葬儀がスムーズに運ぶので助かるということもあります。
質問者からのお礼
お礼が遅くなりまして、申し訳御座いませんでした。
昨日葬儀を終えました。
皆様の早々のご回答、本当に助かりました。
有難う御座いました。
私からの質問時に、いろいろと書きましたが、
母が不審になったような回答が聞け、納得し解決致しました。
直接話しをするのが一番ですね(⌒-⌒; )
それとは別になりますが、
姉の旦那様のお母様がお亡くなりになった後、
実はお通夜もやらなかったようで、
(母からは、お母さんとお父さんだけ出るからいいよと
言われていたのですが、無いとは言えなかったそうです。。)
その上、葬儀時に、いらして頂いた姉の旦那様のお母様のご友人達の前で、
いきなり「家族と親族のみ。」と、葬儀参列を断っていた事、
(お三方の悲しい顔が忘れられません。。なぜ知らせたのでしょうか。)
また、戒名もなく、初七日、49日もやらないらしく、その後もおそらくしない。。と、
そんな事を本当にやるのかと、驚いております。
ありますか?そんな事。
そうなった訳は、
姉の旦那様の御家族関係があまりよくなく、
姉も困っておりましたが、
旦那様の弟が少し難ありのようで、
お金の問題か、なんの理由かは聞きませんが、
せめてお母様にお線香あげにいらした方達には、
心よくご対応をしてもらえたらなと思いました。
私も直接行く事ができなくなるかも知れませんが、
故人のお名前はこっそり書きとめてきたので、
御葬式後は、自宅で毎日お線香を焚き、
いつも行っているお寺に行き、
供養をしてきました。
自分のご先祖と一緒に、
お線香をあげようと思います。
こちらのサイトの御質問にありました、
「家族葬について」
の皆様からのご回答が、よくわかりました。
お別れをしたい側の気持ちも
本当に考え所ですね。
長々となりましたが
有難う御座いました。
また御質問させて頂く際は、
宜しくお願い致します。
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《御礼②》
川口英俊様
改めて、ご回答を頂きまして、
誠に有難う御座いました。
葬送の方法も色々な形式が増えていくだろうとの事ですが、
現在の葬送を体験しまして感じた私の見えない問いに、
お見事にご回答をして頂き、
私は故人にどうして行く事がよいのかわかりました。
内容をわかってするご供養ができ、大変感謝しております。
仏道を歩く故人の法話、
とてもわかりやすく、大納得しました。
故人が無事に悟りを得られますよう、
応援、励まし、お支えに、勤めて行こうと思います。
有難う御座いました。
また、ご葬儀式まで不明でしたが、お勤めにいらしたご住職は、
日蓮宗の方でした。
葬儀で読まれるお経は宗派により、
色々と違うと思いますが、
『父母恩重経』を唱えられました。
その後の法話でも、
御先祖様、故人、御家族についてを中心にお話をされまして、
私には御家族への訴えのように聞こえ、
よく言ってくれたと思いましたが、
故人の御家族にもしっかりと届いている事を思いたいです。
(いろいろと訳のある御家族でしたので、、、)
今回の事を通し私の両親からも、
御先祖様や、お墓、双方の親兄弟の宗派がどうなっているか、
両親自身が密かに決めていたお寺さんが実はあったとか(⌒-⌒; )
もろもろ聞く事がスムーズにできてよかったです。
そちらのお寺様にもお顔を出しにお伺いしようと思います。
また、各々が良いと思う宗派があってよいと思いますが、
自分の宗派が一番良いという争いになってしまう一般と、
お寺様方の柔軟な考えがもっと浸透すると良いなとも、
改めて思いました。
後半は別件になってしまい、
再度御質問にあげる時が来ると思いますが、
その時はまた宜しくお願い致します。
川口様、本当に有難う御座いました。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
aluseus
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