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開眼の方法の違いについて

お不動さんのお像の開眼について、ご質問です。

私の念持仏の開眼をお寺にお願いしましたところ、お護摩をたく日に来てくださいと言われ、護摩の煙であぶるようにしまして、開眼をしていただきました。

その後、ご縁がありまして、別のお不動さんのお像を、別のお寺で開眼する儀式に立ち合ったのですが、こちらは「護摩をたく日でなくても良い」とのことで、主に読経による開眼の儀式でした。

その時は、「同じ密教のお寺でも、開眼方法に違いがあるのかな」ぐらいにしか思っていなかったのですが。

今になって、疑問がいくつかでてきました。
(書物を見たところ、開眼方法が大雑把に出ていたのですが、こちらは主に読経による方法でした。)

・開眼の方法によって、何か違いがあるのでしょうか?
・大変失礼ながら、「手抜き」と言うものは無いのでしょうか?(と心配です)

聞きにくいご質問ですが、よろしくお願い致します。

行事・座禅・お経
有り難し 14
回答 3

質問投稿日: 2018年4月12日 6:31

回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

お開眼につきまして

kentarou様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

不動尊の仏像のお開眼に関しましては、仏像の仏眼を開きて、不動明王様を招来致すところとして行われるものとなります。

その作法は、宗派やあるいは伝承、地方の風習によっても違いがあるところとなり、「これが絶対的に正しい」と言えるものは、正直なところ無いのではないだろうかとも存じます。

代表的には、筆(と墨と硯)を使ったり、洒水を使ったりとする場合もあれば、護摩祈祷において修される場合もあるようではあります。

拙寺では、洒水作法と共に、読経、開眼回向となります。細かくには、幾つかの真言もお唱えすることにはなります。

不動尊護摩供では、護摩木が不動尊の分身とされて扱われる場合もあることから、不動尊護摩供によっての仏像のお開眼もあり得るのではないだろうかとは存じます。

お開眼(仏像、仏壇、墓石、位牌、塔婆等)は、何より重要な法義の一つであるだけに、手抜きは考えにくいと存じます。

ただ、もしもご心配であれば、念のために発遣供養をして頂いてから、再度、開眼供養ということでも良いかとは存じます。

川口英俊 合掌

6ヶ月前

心の目を開く

開眼とは仏像の目を開くとか、仏像に魂を入れるとかの不思議な魔法のような儀式では無いのです。
あなたの心の目を開く儀式なのです。
儀式には様々ありますが、その儀式を通して、あなたの心の目を開き、仏像が心の目で仏様そのもののように見えるようになるのです。
不動明王の像が、あなたの心の目には本物の不動明王に見えるようになるのです。
そう思って、改めてご自宅の不動明王の像を心の目でしっかり見てくださいね。
あなたが心の目で見た時、不動明王もあなたを心の目で見てくださることでしょう。

6ヶ月前
回答僧

鳳林寺

光禪

こんにちは。

 開眼に限らず、作法については、お寺によって行い方に違いがあります。
 現在においても、統一された方法はなく、師僧から受け継いだ方法でおこなわれていると思います。違っていて当然と思います。
 ちなみに、私の近くのお寺のご住職は、仏壇開眼時に、お施主さんに金魚の用意をしてもらうそうです。私の寺ではしませんし、ほかでも聞いたことがありません。師僧から伝授された方法で行うそうですが、どのように使うかは教えてもらえませんでした。そのくらい厳しく一子相伝が守られているのでしょう。

6ヶ月前

質問者からの有り難し - お礼

川口英俊様
お答え、ありがとうございます。
開眼は私の不動信仰のスタートでしたので、気になってご質問した次第です。
やはり同じ密教でも、様々な開眼のやり方があるのですね。そのお話しをいただき、だいぶ安心いたしました。
確かに尊像への開眼は、とても大切ですから、やはり「手抜き」は考えずらいですよね。
引き続き、今のお像で信仰を続けたいと思います。

三宅 聖章 様
ありがとうございます。
開眼は尊像にパワーを吹き込む魔法ではなく、あくまで私の心を開くための儀式と考えるべきなのですね。
あまり形式にこだわらず、本質を見るように努力いたします。
そう考えまして、あらためてお不動さんと向き合ってゆきたいと思います。

光禪 様
ありがとうございます。
お寺によって、それぞれに伝承された方法があり、違った方法があって当然と言うことなのですね。
それを聞きまして、だいぶ安心しました。「手抜き」と疑ったのは、やはり大変失礼なことでした・・・(汗
金魚を用いるお寺もあるのですか! 本当にお寺によって様々な方法があるのですね。
それを聞きまして、さらに安心いたしました。

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