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気持ちの整理について

回答数回答 6
有り難し有り難し 64

はじめまして。
しらいこうじと申します。
悩みを相談したいのです。
くだらないと、お思いになるのかもしれませんが、ご意見をたまわれればうれしいです。

私は広島の田舎の出身で、鉄道会社への就職で大阪に出てきました。
大学を卒業し、新卒で就職したので今の会社には9年くらい勤めています。
最近、駅員から車掌の試験に合格できまして、今は研修中の身分です。
駅員時代より休憩時間が増える、出世ではありませんが出世への足がかりとなるということで、ありがたいことなのですが、どうも気分がすぐれません。
どうにも仕事に対する情熱が持てないのです。
それは駅員時代から同じことでした。

なんだか面白くないのです。
向上心が持てず、人間関係にもなじめず、なんとなく不快なのです。
うまく言葉にできませんが、四六時中、不快なのです。

他にやりたい仕事もないので、続けていくつもりなのですが、今の気持ちは落ち込んでしまって、何もしたくないのです。
何も考えたくないのです。

生産性のない人間であると、歳をとるたびに思うのです。
20代と違い、30になると周りの人間もいろいろな物を背負って変わってくるのですが、イキイキしている周りと違い、ただただくたびれてしまった気がします。

どうしたらいいでしょうか?
でも今は、何もしたくないのです。


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お坊さんからの回答 6件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ズダ(頭陀)行のすすめ

私も以前、同じような経験がありました。
むなしくてしょうがないのです。
私は寺で一日二~三時間庭掃きばかりしていた時期があり発狂しそうになりました。同級生は出世にボーナス。私は庭はきばかり生産性ゼロ。たまに銀ちゃん(隣のオジさん)がやってきて「肥料にくれ」と追い打ち(笑)。
列車に乗って景色が変わるならまだしも、私の眼には変わらぬ景色に遠ざかる銀ちゃんの背中あるのみ。
ある国の死刑に代わる懲罰が、一つの山を壊して隣に移動させ、また元通りにさせる。囚人たちはそのうち発狂してしまう、そんな心境でしたょ。
http://hasunoha.jp/questions/97
現役や定年退職された方で同じ倦怠経験があった方に相談されることをお勧めいたします。
業界に同じ悩みを相談できる相手がいないこと程つらいことはありません。
それでも解決しないのならば、ズダ行というスタンスを修行として取り入れてみてください。
「何の為、何かの為」という理由付けを捨てる修行です。
僧侶の托鉢、庭掃きなんぞはまさにそれ。
回答数NO.1ホストの川口師もFBの噂ではひたすらトイレ掃除に草刈りの頭陀行三昧だそうです。
ただ、只、只管に、意味を求めずにやるのがズダ行。
もし人間が化かされるものがあるとすれば、狐でも狸でもなく❝観念❞。
その観念マーラに打ち克つことこそ禅の最大の難関修行。
観念マーラは、理由付け、大義名分が主食。
その主食である、理由付けを与えないのが、ズダ行です。
偉大な禅僧如浄は師から「オマエは、なぜ便所を掃除するのか」と問われ「汚いから掃除するのでは?」と答えたことで左中指を立てられダメ出しを受けました。
その後、ガッデ~ム!と黙々と行ずる中、ついに大悟し理由付け、観念を超えました。
「きれいだから掃除する」と答えたのだそうです。師匠も如浄が分別を離れ切った様子を見抜き「オマエはついに自分に化かされなくなった、観念という人間の一番越えがたい最大の難関トンネルを超えたグレイト!」と後継者としてお認めになりました。(一部丹下訳)
電車はどこ行きの目的ラベルがあろうがなかろうが、好き嫌い無く万人を乗せ、まっすぐな道をただまっすぐ走るだけ。アナタの愛車が毎日答えを教えてくれているのに気づけないだけです。私からの人間昇進試験はコレです。ズダ(頭陀)行列車に乗ってクリアしてみてください。

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行き詰まった時、ちょっと違う方向から自分を見ることが出来れば

四六時中 不快。。。身体の不調サインかもしれませんね〜。
一度、ゆっくり 診てもらうほうが、安心に繋がるかも知れません。

お仕事は、夢であった仕事や、やりたかった仕事に就けている人のほうが 少ないくらいですから。やりがいを見出すというのは、多くの人が 悩んでいることでしょうね。

これは、どんな人にも 言えることですが、仕事以外で、楽しめるものを見つけることが、大事です。それは、趣味でもいいし、恋人や家族との時間、食事や 運動でもかまいません。人間、一つのことだけに 偏り過ぎてしまうと、時に 正しい判断が出来なくなってしまいます。
行き詰まった時に、ちょっと 違う方向から 自分を見ることが出来れば、気持ちも軽くなるものです◎

今のお仕事、試験にも合格されて、新たな責任も増え、大変なことと思いますが。。。仕事は仕事と 経験を積んでいかれて。仕事外に、何か 初めてみるのも 良いですよ。

休みの日は、何をして過ごされていますか〜

今の季節だと、散歩に出たり、登山や ウォーキングも 気持ちいいかも(*^^*)
外に出たくなければ、家の掃除、寝て体を休めるのも◎

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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今は行動のための力をためている時ではないでしょうか。

 お釈迦様は、ご出家前、一国の王子様でした。
宮殿で、昼は学問や武芸を磨き、夜は宴を楽しむ様な生活をなさっていたようです。
 しかし、お釈迦様はこの生活が好きではなかったようです。
きっと、「この生活は自分の歩むべき道とは違う」という感覚をもってらっしゃったのではないかと思います。
 ある時、東西南北の各門から出て、老人・病人・死人・修行者を見て(四門出遊といいます)、それを切っ掛けにご出家なさいました。
その後、仏教を開かれるのです。

 お釈迦様がご出家なさるエネルギーとなったのは、宮殿での生活です。
宮殿での生活が、自分の生きるべき道ではないと思い続けていたからこそ、修行者を見た時、「これだ!」と決断されたのでしょう。

 そういう意味で、こうじさんが不快に思っている今も、決して無駄な時間ではありません。
悪い時を体験しなければ、良い時を「良い」と感じることも出来ません。
バネは、縮まないと、伸びることが出来ません。
こうじさんは、今、人生に必要な体験をなさってるのだと思いますよ。

バネは伸びるときに、縮んだ分が全部力に成りますからね。

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45歳 独身 銭湯通い 浄土真宗の僧侶だけど、「中観派です」って言って...
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ひとやすみ。ひとやすみ。

小生は、臨済宗というところにおりますので、坐禅はそこそこ?
致しておりますが、、よくみなさんに言われるのは「どうすれば、
なにも考えずに座れますか」という質問です。

なにも考えないようにすると、じつは考えがいっぱいいっぱい
生まれてくるものです。

だから小生は申します。「それは垂れ流しにしてください(笑)
だしっぱなしです。もったいないかもしれませんが、だしっぱなしに
すればそのうちなにもなくなります」

質問者さま、恐れながら、おはなしを聴くに「うつ」というやまいの
可能性を捨てきれませんので、一度はドクターに係り、こころも
からだも休める必要があると思います。

なにもしたくない、なにもかんがえたくない、
と思ってしまうと、もっともっと辛くなることがあります。
それは、いまの自分が嫌で嫌で仕方がない、
という本心を隠しているからです。

それはそれとして一度、ゆっくりとお休みをなさることが、宜しいように
思う所です。休む、ということは、なにもしないことと思われるかと
思いますが、人間は動物ゆえ、「動かない」ということにはあまり
向いていません。

ゆっくりと眠ること、そしてすこしお出かけすること。
秋の散策に、山や川にお出かけしてみてはいかがかと思います。

昔、CMにありました「自然はおおきなホスピタル」。これは真実です。

「峰のいろ 谷のひびきも皆ながら 我が釋迦牟尼のこえとすがたと」

お釈迦様というかたは、こころを癒すお医者様でした。

上の句は、道元禅師と言う方の言葉とされていますが、まさに
自然の風景そのものが、お釈迦様のおこえ、おすがたでありますよ、と
述べています。

また、時折で結構ですが、ゆったりと座って深呼吸をしてみてください。

息を吸って、吐く。その吐く折に
「うれしい~~~~~(*´∀`)=3」
「たのしい~~~~~(*´∀`)=3」
「しあわせ~~~~~(*´∀`)=3」
と、こころで言いながら(笑)やってみてください。もちろん声にだしても
構いません♪
すこし、いや、結構変わります。それは、実感できるはずです。
騙されたと思って、ためして見てくださいね(>ω・)

質問者様の、おこころとおからだが、やすらかとなりますよう、
祈念致しております。

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おきもち

保守点検、発車オーライ、出発進行、安全運転へ向けて

ぽっぽや様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

いつも私たちを快適に運んで頂きまして、ありがとうございます。

鉄道員は、人の命も預かるお仕事なだけに、色々と大変であることかと存じます。

この度は、車掌試験合格の程、おめでとうございます。

正式に車掌になられましたら、運行業務、アナウンス、トラブル対応、車両点検・・責任が重くなり、更にストレスも溜まってしまうことになるかもしれませんね・・

車両があるだけでは、私たちは目的地へとたどり着くことはできません。電車を動かすためには様々な縁の下の支えとなる鉄道員たちの力も必要になります。

ぽっぽや様も今までにおいて幾人を運ぶ縁の下の支え、力になられたでしょうかね、、数え切れないほどでしょうが・・皆を快適に運ぶ、安全に運ぶ、幸せに運ぶ、時には色々な幸せや夢へにも運ぶ、誠に大切なお仕事であるかと存じております。

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」。電車は、色々なドラマも産む舞台ですね。もちろん、楽しい、嬉しいことだけではなくて、嫌な人間模様にも出会うことがあるかとは存じますが、あまり無理せずに取り組んで頂きたいと存じます。

人間、時には何もしたくない、四六時中不快ですぐれない、情熱や遣り甲斐が全く持てないという時期もございます。拙生にもございました。でも何とかして少しずつでも変えていく努力をしなければ、変わることはできません。変えるためにはもちろん、何かのきっかけや縁も必要となります。このhasunohaへのご質問がその僅かでもきっかけとなれば良いのですが・・

とにかく今はあまり無理せずに、休日はしっかりと休んで、有給休暇でもまとめて取れたらとって、故郷に帰ってリフレッシュしたり、旅行や趣味・レジャーにいそしむなど色々と気分転換に努めることも大切だと思います。少し外の世界から今の自分の状態を覗いてみることも必要な時期かもしれないかと存じます。

ここは、しっかりと自分の保守点検もして、発車オーライ、出発進行、安全運転で参りましょう。

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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ご縁の大切さ

しらい こうじ様へ

今はそういうときかもしれません。

人とくらべてはなりません。
自分は自分。
自分の人生を歩んでいるのは自分。

今仕事ができているのもなにかのご縁。
ぜひそのご縁を大切にしていただきたいと思います。
きっといつかそのご縁の大切さに気付くはずです。合掌

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鈴木光浄
「人の一生に寄り添うことのできるお寺」を目指しております。さまざまな御縁を...
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ