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仕事とは

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私は8年程販売職をしています。
最初は契約社員として好きな美容の仕事をし、給料面を考えて昇格試験を受け、3年前から家庭用品で働くようになりました。昨年からリーダー職を任されています。

接客で人の笑顔を見るのは楽しいし、やりがいもあるのですが
このままでいいのかなという気持ちが常に漠然とあります。
接客以外の仕事についてみたい。
でもはっきり何がやりたいのか見えていない。このままやりたいことが見つからないまま終わるのかと思うとゾッとします。
仕事とは、本来どのような心で臨むものでしょうか。今置かれている場所で、もっと努力した方が良いのでしょうか。


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お坊さんからの回答 5件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「治生産業もとより布施に非ざること無し」(『修証義』第4章)

仕事とは本来、布施です。布施とは何か?「相手に寄り添うこと」です。ちょっと分かりづらいですね。はるか昔の仕事を想像してみましょう。人間がムラを作り始めた時代です。さぁ、どうやって食っていきます?どうやって家を作ります?どうやって服を作ります?

テレビのサバイバル企画みたいにポーンと放り出され、1日のうちに歩き回って、魚とって、家っぽいもの作れますか?まぁ無理ではないかもしれませんが、それで出来ることはたかが知れてますよね。単純に焼いただけの魚食って、天然の穴っぽい所に葉っぱや枝で風雨を凌いでる(?)感じにして…たかが知れてます。

じゃあどうするか?「とりあえず俺魚とってくるぜ!」「じゃあ俺、家作っとくわ。」「うーん、じゃあ俺は編み物する道具を作ってみるかな」そうやって分業し、専門化し、それぞれにそれぞれのノウハウを積むことで効率化してムラ全体を発展させたのが『仕事』です。

ここで大切なのが必ず「需要ありきの職探し」なのですよ。「自分が何をしたいか」ではないのです。そういう意味で冒頭のお経の一節を引用しました。本来の仕事は「私の希望」ではなく「みんなの必要性」から生まれました。
この辺が現代の教育の矛盾ではないかと思います。小学校から高校まで一貫して自分の夢を描かせるばかりで、需要なんかこれっぽっちも教えません。それで成功した時代が有るのかと…だから現実と教育とのギャップに打ちのめされる人が後を絶たない。それじゃ幸せな社会に繋がらんのです。

起業して成功した人たちは皆、自分がしたいことをしたというより、明確なビジネスチャンスを見出して起業していますよ。つまり不特定多数ながら需要を察知し、態度は様々ながら「相手に寄り添う」ことをしているわけです。そこが失敗する人と違う所。

寄り添うとは自分から相手の方へ寄って行かせてもらうことです。まずはれん様の周囲をよくよく観察しましょう。顧客だけでなく、ノウハウや扱っている商品、関連業者、ありとあらゆる方向を。その上でやるべき事が見えたなら、きっと転職しても相乗効果が得られるでしょう。転職しない覚悟ができたならそれはそれで万々歳です。

自分ばかりを向いていれば、不安になって当たり前です。自分の中からは判断材料など生まれませんから。それで前向きになれるならただの根拠の無い楽天家です。自分の外に判断基準を置きましょう。

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曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み) 最近YouTubeを...
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その中で他の人も食べていけるスキルを教えてあげる

まずは自分のスキル、売り上げの安定です。
ある程度軌道にのったら今度はその技術を他の人にも伝授し他の人も食べていけるようになるまでしてあげることです。
あるお保険屋さんは保険の売り込み女王様でした。
お葬儀の際にそれは沢山沢山弔問に参られました。
来ている人は義理とか何とかではなく本当にその人に感謝していたのです。
何故なら、食べていける方法をその人は多くの人に教えてあげた方だったからです。
実際に参列に来ていた方々は、その人から保険の売り方を教わった方ばかりでした。
自分を利益(りやく)し、顧客を満足させて利益し、そして教え子を利益する。
そうすると大きな乗り物になるのです。
自分も幸せ、お客さんも幸せ、教わる人も幸せ、その家族も食べさせてもらえて幸せ。
仕事においてこんなに素晴らしい事はありません。
何をするかが大事なのではなく、その仕事に於いて誰を幸せにして差し上げられるかが大切なのではないでしょうか。

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丹下 覚元(たんげ かくげん)
今月の提唱 「菩提心をおこす」 菩提心をおこすということは、たとえ...
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給仕之事

給仕之事
これを仕事といいます。
お給仕は、お仕えし給うの意味。
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即ち仙人に随って所須を供給し、
果を採り、水を汲み、薪を拾い、
食を設け、乃至身を以て状座と作せしに、
身心倦きことなかりき。時に奉事すること
千歳を経て、法の為の故に精勤し
給侍して、乏しき所なからしめき
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法華経提婆達多品という教えにあるように、身を粉にして会社に尽くすことであり、そのことに何ら不満を持たないということが「仕事」だと説かれています。
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目の前の仕事に集中し、会社が期待する以上の仕事をする。その努力があなたの実力と自信を引き上げることは間違いありません。
100回叩いて壊れる壁を前に99回でやめてしまうのか。
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やれる!限界を超えろ!
能力以上の力を絞り出す努力をした者にしか見えない境地がある。

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「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れ...
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能力に応じた仕事

仕事は、自分の能力に余る仕事だとお客(雇い主も自分の労働力を買ってくれるお客)に迷惑がかかます。
ですから、できる仕事をして、それで暮らせているのなら、仕事として合格ではないでしょうか?
竜の尻尾になるより蛇の頭になれ、という考え方もあります。
ハリウッドでエキストラより、日本の地方番組で主役で出続ける方が、仕事としては良い(その舞台で貢献できている)のです。

とはいえ、色んな可能性を試してみたい気持ちもわかります。
具体的なプロセス(何歳までにかなえられないなら諦めるとかまで)をイメージして挑戦してみるのもよいですね。
本やネットで、色んな人の仕事を調べてみましょう。
考えたこともない仕事や資格が世の中にはありますし。
あとは、仕事とは別に、趣味的なもので技術を磨くとかもありますね。
美顔、顔ヨガのインストラクターなんてできれば、町の公民館とかママさんサークルの講師に呼ばれたりするかも。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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勤め始めて8年とのこと、私もそうですが、勤めて仕事に慣れ始めると、このままでいいのかな、なんて考える時期が来るようです。
今のお仕事にやりがいも楽しみも見出せているなら、それも良いと思います。

他の仕事には他の仕事の良さがあるかもしれませんが、仕事を趣味のようにして生活するより、仕事は生活のためにする(楽しみも感じつつ^_^)
趣味は他の休日などにする。といったように生活したらどうでしょう。楽しみは仕事以外でも作るといいかもしれませんね。

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禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺副住職。 悩みを吐き出す事で、ちょ...
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「仕事の悩み・不安」問答一覧

働く上での不安とのつきあい方

仕事のことで悩んでいます。 今の仕事はアルバイトで一年半ほど続いています。今まで働いていたなかで一番向いていると思っていますが、周囲の人と比べると仕事はできるほうではありません。それでも今まで働いてきたなかでは一番苦しくなく働けるし人間関係も元教育係がきびしいのを除けば良好なのでこのまま働き続けたいと思っています。しかし働く上で不安なことが増えてきました。若いアルバイト社員がほとんどなので人の入れ替りが早く、いつのまにか私の職歴が3番目に長いという状況になってしまいました。先日店長と話したとき、今後は私があとから入ってきた人たちをフォローしながらリードしていかないといけないと言われました。しかし私は状況判断も苦手だしリーダータイプではありません。今後リーダーのような立ち位置になってしまうのが嫌だし、それが原因でせっかく働けている今の状況が変わってしまうと困ります。来週からは新人の教育もすることになりました。これも自信がありません。今後長く続ければ続けるほど仕事は増えるし責任が重くなってくると思うと憂鬱です。どこで仕事をしてもそうなのでしょうが精神的に耐えられそうにありません。正直今のまま同じ仕事を繰り返していたいです。人間関係も不安です。今は良好ですが今後うまくいかなくなるのではと思ってしまいます。人間関係の構築が難しいです。特に大学生など年下の若い人たちとどう接したらいいのかがわかりません。今の仕事をずっと続けていきたいとは思いますがいずれ周りから「この人はいつまでアルバイトでいるんだろう」とか「長くつづけているわりには仕事ができない」と思われながら働くことになっていくのかと思うとつらいです。今後どのように働く上での不安と付き合っていったらよいでしょうか。

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働く姿勢とはどんなものですか?

私は誠意をこめて仕事をしたいと思ってます。相手の気持ちを考え、何が適切かよく考えたりします。 ですが評価されないときが辛いというか、私は必要とされてないのではないかと感じます。私の存在は無といいますか。 この場合、色々な人から知恵を借り、謙虚に学んで失敗しながらも前進を繰り返すという方法は合っているのでしょうか? 皆、こんなにも失敗したり、反応が貰えないことってあるんですね。 因みに私の仕事は評価をもらう仕事です。今までは好きにやってきたのですがこの頃は世間の好みや流行、ニーズ、年齢層に合わせなくてはと深深と痛感してます。 そして足りないものだらけの現状に気づき、周りの人間がいかに大切かということも今更気づきました…。 昔は私は傲慢で無知で何も分かっていませんでした。努力もしてきた「つもり」になっていました。それが今はすごく怖いです。無知だから相手に持論でしか反論できなかった…すごく反省します。 皆シビアな中で生きてるんですね。その中で、ちっぽけだけど何が出来るか模索しながら生きなくちゃならないんですね。 私はちっぽけで、本当に未熟だったのですが…嘆いても仕方ないので少しずつ生きる価値を見出したいと思ってます。 これは承認欲求なのでしょうか。反応がなくても失敗しても前進をするというのは間違ってますか? もちろんやり方を変え、手を変え品を変え、ニーズに合わせて、ときにはプライドやこだわりを捨てながら仕事はするものなのだなと思います。この考え方は合ってますか? 周りの人に迷惑ばかりかけてるのでせめて感謝を表したいのですが、私の今できることが少ないです…。疲れて帰ってくる恋人に料理を作ってあげようとかはします。でも私の中で、感謝はお金で示さなくちゃとか自立して稼いで奢ったりしなきゃ…っていう変な意識があります。柔軟な考え方があれば教えてください…。

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転職したてですが

転職して2ヶ月ですが、最近心折れながら毎日仕事に行っています。 業種自体が初めてかつ、設立して2年の会社で一人事務の仕事をしています。医療系の事務員です。 事務の仕事自体は経験がありますが、会社の事務員の仕事のベースがないため、周りの方に聞いて手伝えることを率先してこなしていました。責任のある事務仕事は役職の方がしています。事務員は私一人のみで、会社で初めての事務員です。 転職して2ヶ月を過ぎたころから役職の方に、これはもっと早くできるよね?時間あるでしょ?と言われます。実際そのとおりです。もっと慣れたら早くできるかもと思いますが、今は目の前の仕事をこなすので精いっぱいです。 周りの方からは助かってるよと言っていただけるのでそれが救いです。 役職の方も忙しく、教えてもらえる機会もほぼありません。マニュアルもないので、事務仕事とする表を自分で作ったり、情報を精査したりしてきちんとベースを整えようとしていますが、この業種は向いてないのではと思うようになりました。 家に帰ってノートをまとめたり、仕事の捌き方を整理したりしていますがまだ慣れません。 励ましてくれる方が周りにいるため、もう少し頑張って見ようと思いますが、やはり向いていないのでしょうか。迷惑をかけるくらいなら、と考えてしまいます。 せっかく転職したのにと情けない気持ちにもなります。 今の心境だと、厳しい言葉だともっと心が折れますのでソフトな感じでアドバイス頂きたいです。よろしくおねがいします。

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母に意見を聞きたいのに聞けないのがつらい

母が肺を悪くして70手前で没しました。 5月中旬からの入院でしたが、5月下旬に肺炎を起こしてからは言葉も話せず、 どんどん悪くなって筆談も出来ずという最期でした。 今でも悪夢を見ているかのように感じます。 私はマトモな職場でなかった前職を辞めて以来、「母の夢でもあるのだから」と今度こそマトモな職場への就職を目指してきました。 コロナ禍と自分の実力不足で上手くいっていませんでしたが。 しかし、母の死後、「母は私の夢を応援していただけ」 「マトモな職場への就職はあくまで私自身の夢だった」という話を聞きました。 ある意味では私のワガママを許していただけとも解釈できるのではないかと思います。 母のことを理解できていなかったこと、そのことがショックでした。 母の実家は旧地主ですが、上に建物を立ててテナントに貸しています。 以前から手伝っていた父からは「自分もあと5年ぐらいしかできないかもしれない」「今度、テナント入居者も変わる 最初から見れるのは貴重な機会 入居の最初から接して学んで将来的に継いでは」 「私は小さかったから分からなかっただろうが、家族の意向で(母の実家に)養子入りしたことを考慮しろ」と言われています。 しかし、自分自身の力を今度こそマトモな職場で試してみたい。 前の前の職場もマトモでなかったが、マトモな職場ならどうできるのか試してみたいという願望もあります。 前々職場でも前職場でも「成果は上げているのに解釈を強引に捻じ曲げられて『アイツはいい加減な仕事をしているに違いない』と言われる」 「天引きされてる雇用保険に未加入だったことが後から判明する」 「『久々の求人だから間違えた』という言い分で、求人票と違う大幅に不利な条件を押し通そうとされる」という無茶苦茶な経験をしただけに余計にそう感じています。 母の真意を分かってやれていなかった罰としても父に従うべきなのでしょうか。 もはや母に意見を聞くことも出来ず、どうすれば良いのか分からなくなってしまいました。

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