回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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【往生】悟れる環境に行ってから。
だれもが悟る種を持っている。
でも、五濁の世、無仏の時代においてその花を咲かすことは極めて難しい。
いささか乱暴な説明になりますが、かつて仏教には、
【戒】ルールを守りましょう【定】修行しましょう【慧】勉強しましょう
という【三学】といわれる学習システムがあった。智慧を得るには修行が必要不可欠で、修行を積むためには戒律が大前提だった。ところで、2500年前にお釈迦さんが設定した戒律は、当時のインドの文化や常識等々が前提だったはずだ。では、2500年前の遠いインドの地で生まれた戒律は平成日本でまかり通るのか?当然、全部が全部とは言わないが通用しないものはたくさんあるはず。つまり、お釈迦さんが設定した戒律は時代遅れである。戒律の有用性が失効すれば、修行は成り立たない。修行ができなければ、智慧を得る事はできない。つまり、現代においてお釈迦さんの教えた通り修行をしても、悟りを得るのは甚だ難しいといえる。
てか、無理やわ。
だから、極楽浄土に往生して、ばっちり悟りを開いて解脱を遂げ、見事成仏しましょう。つまり、開悟可能な環境に行って心置きなく修行し、見事に悟りを開きましょうーーーという事。
よって、先に極楽浄土に【往生】する事が必要不可欠であり、先決ですね。
悟り=如実知自心
みーちゃんさん、おはようございます。
悟りとは一言で言えば、如実知自心です。
如実知自心とは実の如く自分の心を知ることです。
自分自身と自分自身の心を第三者的に見つめ、観察し自分の状態や本質をあるがままに知り、すべき事、進む道を歩く。
あるがままに知れば、すべき事は自ずと見え、迷い(煩悩の原点、根本無明)を取り除き、悟りの境地、真理の世界に至ることができます。
あるがままに自らを知った状態が仏の智慧
を得た状態、三学の慧にあたり、自らを観察する手段が禅定、坐禅や瞑想、阿字観等、三学における定であり、自らを観察する為の準備がお経の中にあったり、三学における戒にあります。
仏教の実践である八正道、大乗仏教の実践である六波羅蜜修行を通じて自らを観察しコントロールしていく。これが悟りへの道であり、釈尊の教えである自灯明法灯明、中道の精神の実践です。
自らを観察し、すべきことを把握し、より良い日々をお過ごしください。
参考になれば幸いです。
応援しております。
合掌(^人^)
本気で悟る気があるなら
正師を得ましょう。
後のやり方は師に随いましょう。
師は足を運んで探しましょう。
とりあえずは宗派問わず(新興宗教は含めず)いろいろ参加してみましょう。
本で予習は要りません。むしろ先入観を持つと師の言葉を聞き違える原因になります。
こんな風に思います。
日常生活を正しく、良い行いに励み、悪事を働かない。
目の前に展開する様々なことを、よく理解していくこと。
自らも向上し、他人をも思いやる。
そして、自ら尊き存在であることを思い出す。
単純かもしれませんが、悟りとはそういうものかもしれません。
戒・定・慧の三学
戒カイとは、 五戒などの戒めを守る、生活習慣の修行です。
定ジョウとは、禅定ゼンジョウ、サマタ冥想と呼ばれる、集中力の修行です。
慧エとは、智慧チエ、観察、ヴィパッサナー冥想と呼ばれる、ありのままの真理(苦・無常・無我など)に気付くための修行です。
仏教の修行は色々ありますが、結局はこれら3つの修行(三学)だと言われます。
悟りとは、真理に気付いて煩悩(悩み苦しみの原因)が消えることです。
悟りには4段階あるそうです。(全ての煩悩が一発で消えるわけではない。段階的に煩悩が減っていく。)
なお、浄土宗では、この世は悟りにくい環境である(お釈迦様が亡くなってから時間が経過し、仏教教団が衰えているから、三学を実践しにくい)ので、
まずは、来世で悟りやすい環境に生まれかわることを目指しましょう、と考えます。
浄土宗では、阿弥陀仏という仏様がいらっしゃる、極楽浄土という悟りやすい世界に往生することを目指します。
極楽浄土に往生するのは、往生を信じ願って、南無阿弥陀仏と口で念仏をとなえるだけで可能だと、浄土宗では考えます。
悟るためには三学の実践。
三学を実践しやすい環境は極楽浄土。
日本の仏教界では、平安時代あたりから、この世で悟るのは難しいという思想が起き、浄土宗などが人気を得ました。
しかし、現在、日本テーラワーダ仏教協会のスマナサーラ長老(スリランカ人のお坊さん)は、預流果(悟りの第1段階)の悟りに達するのは難しいことではないと言われています。
ヴィパッサナー冥想のやり方はインターネットでもある程度紹介されていますし、
人によっては(才能ある人は)、瞑想しなくても説法を聞いただけでも悟りの第1段階には達する場合があるそうです。
少し話は変わりますがご了承ください。
結果には必ず原因があります。
その関係をよく考えることが大切。
悟ることは素晴らしいことですが、それよりも、今のあなたにはこの事が必要ではないかと思います。
今のあなたの置かれている状況は、過去のあなたの行動の結果ですね。
同じように、未来のあなたの状況は、今のあなたの行動の結果なのです。
あなたの望む未来を見据え、今できることに専念してく欲しいと思います。
例えば、他の人が1日10歩歩くのに比べ、あなたは1日1歩しか歩けないのかもしれない。
でも、必ず目的地にはたどり着くのです。
他人のSNSを見ている暇は無いのです。
今あなたがなすべきことに専念しましょう。