hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

忌中四十九日について

回答数回答 3
有り難し有り難し 49

昨年末に出産をしましたが、
友人のお父様が年明けにお亡くなりになられました。

友人はまだ忌中になるのかなと思いますが、
先日友人から連絡があり、赤ちゃんに会いに家に来てくれて、御祝いもいただきました。

友人は対面の時間をすごく喜んでくれて、
私もありがたい気持ちで、その時間を過ごしました。

ですが、後々になって、友人は忌中だったことを思い出しました!

そんな大切な時期に、御祝いさせてしまって申し訳ない気持ちと、

ネット検索で、忌中は穢れがあるので他人の家に行ってはならぬという記載を目にして、

友人の温かい気持ちも、私のありがとうと思った気持ちも、いけないことだったのかな、と不安になりました。

どうしたら、良いでしょうか。
友人のおうちは、仏教で曹洞宗のおうちです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

全く気にしなくて大丈夫ですよ。

死が穢れというなら
誰もが穢れながら最期を迎えるということ。
そんなアホな話はありません。

少なくとも仏教では
そのようには考えません。

だから安心してください。

{{count}}
有り難し
おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
このお坊さんを応援する

仏教の教えは❝抜苦与楽❞です。

〈ネット検索で、忌中は穢れがあるので他人の家に行ってはならぬという記載を目にして〉・・・SNSの悪い所です・・・😢。
他人を不安にし、それを「楽しんで」いる輩です。モット酷いのは「相談料・お払い・除霊」etcと言って、金を「巻き上げる」ような場合も・・・。
結論から言えば、何の心配もありません。素直に喜んでください!。
そして友人さんへ「感謝の気持ち」を持って、今後とも「お付き合い」して下さい。
仏教とは本来「心の安らぎ」を与え、安心させる教えです。
❝抜苦与楽(ばっくよらく)❞と言って、苦しみを取り除き、楽(安心)を与えるものです。
不安をあおるような「教え」は仏教どころか、本当の宗教でさえありません。少なくとも小生はそう信じております。合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

出産おめでとうございます。
何も心配いりませんよ。
仏教に穢れなど存在しないのですから。
ご友人からの祝福をありがたく受け取りましょうね。
そして、あなたのご友人への感謝の気持ちもご友人にとって気持ち良いことだと思いますよ。
なお、ネットのその情報は昔の風習や神道の人向けの情報だと思いますから、気にしなくていいですよ。

{{count}}
有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

三宅様回答ありがとうございました。優しいお言葉と、気にしなくていいというアドバイスを何度も見返しています。ただ、日本に神道があって、穢れと思う人が居るというだけで、不安がまだ、募ってしまいます。なので、回答を何度も読み返しています。

大塚様 優しく温かい回答ありがとうございます。回答から、伝わる温かさに感謝です。私自身SNSをすごく信じやすく、悩みやすいです。回答を何回も読み返して気持ちを切り替えたいです。

和田様 ご回答いただき、ありがとうございます。そうですよね、その通りだと思います。心配しなくても大丈夫と思いつつも、小さな我が子を抱いていると、穢れという言葉が頭に焼きついてしまってまだ不安になる時間が多いですが、和田様の回答を何度も読み返したいと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ