仕事に対して嫌悪感を感じはじめています。
半年ほど前に転職しました。
夜中にもメールが飛び交うなど、あまりにハードな職場環境、そして仕事が難しく、ついていけないと感じ始めている自分がいます。
土日で少しでも仕事を片付けようとパソコンには向かうのですが、仕事の事を考えるのが億劫になり、ついついネットサーフィンをするようなことが数ヶ月続いています。
お客さんからもらう宿題も、少しづつ、先送りをしており、このままでは、やがて行き詰まりになってしまうような状況です。
そこそこ良い収入もいただいており、がんばらなくてはという思いもあるのですが、時折、フッと、投げ出してしまいたい衝動が出てくることがあります。
とりとめのない相談となりましたが、アドバイスをお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
やはり会社仲間に相談されてはどうですか?アドバイスいただける
お仕事の内容が あまり分からないので、頑張りましょう〜大変なら無理しないで〜 何とも言いにくいですが。。。夜中にまで仕事のメールや、自宅でも仕事を持ち帰ってとなると、大変ですね。今のお仕事に就かれて半年ですから、仕事のリズムも まだ掴めていないのかも知れないし、これから 上手くこなして行けるかも◎
仕事のことは、やはり 会社仲間に 相談されてはどうですか?
どのように こなしておられるのか、アドバイスいただけるのではないでしょうか。
収入も安定しているのでしたら、なんとか 今のお仕事で やりがいを見つけたいものですね。
取り組み方 次第で、仕事の効率も変わってきますから、同僚の仕事の取り組みを観察してみるのもアリかもしれません。ファイトですよp(^_^)q
人間興味のないことしかしない
イイと思います。
人間は興味のないことしかしないのです。
嫌なことならやりたくない。それは本音だと思います。
では仕事をしなくていいのか。
何故他の人は仕事をイヤイヤながらもやっているのか。
こう考えてみてください。
それは各自がそれぞれの仕事を通して、仕事と言っても、勤務時間中、一刻一秒すべて仕事オンリーではないのですから、その中で楽しいことや、他者との対話ややりとり、自分の好きなことや、自分のスキルアップ、自分ができる事で役に立つこと、…をやっているのだと考えればよいのです。
つまりは、見方を変えれば、仕事の上手なひとは、仕事なんかやってません。
仕事をやっているように見せかけて、遊んでいるのです。ある程度まで仕事がこなせるようになれば、その中で、ネットサーフィンのように波乗りをこなせるようになるからです。
・人とは長所と付き合え
・仕事はオイシイ面だけ見よ
・通勤時間は休息、自分時間だと思え
などと、物事とのかかわりがウマい人は上手にこなせます。
反対に、ウマくかかわれない、キライということは、
・人の短所、悪い面だけ見ている
・仕事のツラい面、悪い面ばかり見ている
ということです。自分がどこに焦点、スポットライトを当てて、そこに執着してしまっていたかを振り返って軌道修正なさってください。
自分の興味のあることだけをやる、ということをウマく活用して展開させてみてください。
\(^o^)/
辞めても辞めなくても
ハードな職場環境、とさらりと書いていらっしゃいますが、実際には本当につらくて苦しい状況なのだろうと拝察いたします。
仕事の事を考えるのが億劫、宿題を先送り、、、などの文が気になりました。そんなことをすれば、後々自分に返ってくるというのを承知の上でしょうから、かなりお辛い精神状態なのだろうと思いました。あまりにも負担なようなら、どこかでケジメをつけるのもひとつの形であろうと思います。
しかし、それにしても引き受けたことの責任もありましょうから、ぜひ今受けている仕事に関しては無事にやり遂げて欲しいと思います。
たとえ、まっちゃんさんが嫌悪感を感じても、受け手側にはまるで分からない事です。そのように考え、たとえ辞めるにしてもきれいに引き継いでほしいと思いますし、辞めないのなら誇りをもって取り組んでいただけたらと思います。
笑顔で耐え忍ぶ
まっちゃんさま
なごみ庵の浦上哲也と申します、よろしくお願いします。
40歳代での転職、大きな決心をしてのことだったのではないかと思います。そして半年が経ち、ハードで不慣れな仕事に嫌気が差してしまっているのですね。
今の職場に決めた理由は、どういうものだったのでしょうか?
仕事内容が自分に合っていたのでしょうか?
勤務地がご自宅に近かったのでしょうか?
収入が良かったのでしょうか?
就業前に聞かされていたことと、実際の状況がかなり違うのかもしれません。けれど、せっかく選んで転職なさったので、1年ほどは耐え忍んでみてはいかがでしょうか? 新しい事を始めて半年というのは辛い時期ですので、もう少ししたら案外乗り越えられるかもしれません。
耐え忍ぶ、と書きましたが、歯を食いしばって艱難辛苦を耐え忍ぶのは辛さが増すばかりかと思います。同じ回答者の友光雅臣さんにお聞きしたのですが、彼は本山での非常に厳しい修行の際「笑おう」と決めたんだそうです。笑顔を浮かべながら修行しているうちに、苦しさを乗り越える事が出来た、と。
仕事場で常にニヤニヤしているわけにはいかないでしょうが、仕事への取り組み方の参考になればと、紹介させて頂きました。
でも…本当に苦しい時、自分の身を損なうほど苦しい時は、耐え過ぎず、撤退する勇気を振り絞って下さいね。
程良く仕事すべき
このような質問は結構多いと思います。僧侶の私の体験からすると嫌なら辞めることも勇気と思われよ。でも、その後どうするかは自分で責任を持ちなさい。でもその前に考え方次第でこの仕事も楽しいものになるかもしれません。私は程良く体を動かし、程良くデスクワークがあり、人と関わり合いが出来る方がやりがいのある仕事と思いますが・・・考え方は人それぞれですから。誰のために何のために仕事をしてるのか。仕事を投げ出す前に考えましょう。私が出来るアドバイスはその程度です。
注意点がありますが、釈迦に説法かもしれませんが、自宅でパソコンの仕事は止めた方がいいかも。仕事のデータが最近ハッキングされている事件が流行っているそうです。職場でのネットサーフィンは上司に見つかると罰金や解雇、下手すると軽犯罪になりますので気を付けあれ。
「頑張る」ということ
まっちゃん様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
あまり「頑張らなければいけない」と気負わずに、無理のない程度にて、少しこの機会に現在の仕事とまっちゃん様との適正を冷静に判断なさられるのが良いのではないかと存じております。
問い『「がんばって」ということば』( http://hasunoha.jp/questions/355 )にて「頑張る」の語源について少し扱わせて頂いておりますが、どうやら「動じずに取り組み続けること」の意味が元々あるようでございます。
上記拙回答にても述べさせて頂いておりますが、確かに物事を成し遂げるためには、「動じずに取り組み続けること」が大切となります。中途半端にあっちもこっちもとフラフラしていては、身につかない、ためにならない、信用を得れないということがございます。
しかし、これも「ケース・バイ・ケース」となります。
それこそ、頑固に意固地にも、もう限界を超えているにも拘わらず無理していつまでもやらないと、やらないと、と自分を追い込んでしまっていけば、やがてストレスが溜まりすぎて、鬱病などの心の病になってしまいかねません。そこは、上手にストレス発散、気分転換、休暇充実を図りながら調整していくことが大切となります。
あまりにも、こだわって、とらわれて、かたよってと執着しすぎていては、弊害が生じることも多々であるため、仏教においては、こだわらず、とらわれず、かたよらずの「中道」を説くことで解決を目指すこともございます。
もちろん、やるべきこと、やらなければならないことはできるだけ責任を持って取り組まないといけませんので、「中道」と言っても、それは中途半端やいい加減にというものであってはいけません。
ただ、やるべきこと、やらなければならないことでも、それはあまりにも理不尽極まりない、違法スレスレ、社会的通念から逸脱し過ぎているというようなことがあれば、そこは労働組合や労働基準監督署、裁判所なり、正式な機関を通して会社に対して是正を求めるようにしていくことも必要となるのではないかとは存じております。
どうか状況に改善のございますことを祈念申し上げます。
川口英俊 合掌