働く気力がない
前職で死んだ方がマシだと思うくらい辛い状況が続き、実際に仕事を辞めた後に自己嫌悪に耐えきれず死ぬつもりで飛び降りました。
結果的には運良く複数箇所の骨折で済み、仕方なく転職をしてこの4月から働いてます。
ですが、無気力で生きる事が辛いです。
上手く言えないけれど、これまで辛かったんでこれ以上辛い思いをしたくないです。そんな考えなので新しい職場では必要以上に神経質になり酷く気疲れします。また一から働く事を考えたら気が遠くもなります。
今は死にたいとは思わないのですが、いつ死んでもいいです。飛び降りた時点で死ぬつもりだったので本来ならいないはずですし、別に生きてたいとも思いません。
どうしたら気力が出てくるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
別に生き方を見つけることも
ずいぶんお辛い思いをなさったのですね。自殺まで試みられるくらいですから余程のことでしたのでしょう。
もしかしたら無責任なお勧めになるかもしれませんが、私はこのまま生きておいでになっても生きている意味をあなた自身のお力で見出すことは難しいのではないかと思います。
ご両親のお世話をしなければならず、働くほかにないのでしたらダメなのですが、せっかくいのちが助かったのですから、そのいのちを別の形で使ってみるというのは如何でしょう。その別の形、というものをあなたのことを知らない私が具体的に「これ」とはいえません。手はじめにたとえばお休みの日に、フードバンクなどのボランティアをしてみるとか、座禅体験をするなどです。とにかく働く以外の何かを始めてみることかと思います。
前述のとおり、私はあなたを知りませんから、何がよいとはいえません。だいたい知っていても「どうしろ」という立場にありません。しかし、一つと決めずにいろんなことをしてみて、そのなかから、これという今後の人生の方向をみつけていかれたらどうかと思います。そしてそのなかから他者とのよい出会いとかかわりを得てくださったら、と思います。人様に偉そうなことが言える私ではありませんが、どうぞ助かったいのちを大切になさってください。
新しい仕事については心配しなくてもいいと思いますよ。なぜなら前職よりも精神的にも体力的にも厳しい仕事はそんなに無いと思うからです。そして、前職で少しの間とはいえ様々な厳しい経験を積んだのですから、その分だけあなたは成長しているのです。
新しい仕事では覚えることも多いと思いますが、慌てずに1つずつ1つずつ覚えていきましょう。
もしも新しい仕事が前職のように酷い仕事ならまた転職してもいいのですからね。くれぐれも体を傷つけないようにしてくださいね。
千里の道も一歩からといいます、遠くの目標を見るとめまいがしますが、目の前のことに集中していたらめまいはしないものです。
覚えることを覚え、練習が必要なことは練習して、分からないことは人に聞いて、コツコツとお勤めくださいね。
お釈迦様は言いました。「努力することは生きることである。」目の前のことにしっかり取り組むことは、人生をしっかり生きることになりますからね。
もし何のために仕事をするのか迷ったら、先ずはお客様の為、そして、自分の生活を安定させて自立する為、そして、もし今後親兄弟が困難に直面した時に手を貸してあげる為、と思ってはどうかと思いますよ。