ペットの供養について
この度、競馬時代から応援し、引退後引き取っていた馬が、26歳で天に召されました。老衰の自然死でした。
馬の耳に念仏といいますが、般若心経と馬頭観音様のご真言を唱えております。最近はペットのお墓もあるといいますが、なにぶん馬ですので処分し、たてがみだけを残しました。
今流行のアパート式の墓を持っておりますが、たてがみを入れたいと言ったところ断られました。動物は畜生、地獄の畜生道につながるという話は聞いていました。それで難色を示されるお寺があることも聞きました。
うちには子供がいなく、この仔が唯一の息子でした。犬猫は葬祭の商売があって、お祭りもしていますが、馬はありません。
この仔は供養もされずに放っておくしかないのでしょうか?
自分なりに何とかするしかないのでしょうか。
ご教示願います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ちゃんと成仏しています。
般若心経と馬頭観音様のご真言を唱えておられるとのこと、
それで充分供養されていることになります。
お寺で供養しなくても
今までのように
ご自宅で供養し続けてはいかがでしょうか。
また
拙寺は広島市内ですが
動物合葬墓もありますので
いつでもご相談ください。
馬頭観音・妙光院さん
珠姫さま
川口英俊でごさいます。問いへの拙生のお答えでございます。
競走馬、乗馬の馬も供養されておられるお寺の知り合いがございまして、妙光院さんというところが神戸市にございます。
妙光院さん
https://www.kobe-myokoin.com/
馬頭観音さまについて
https://www.kobe-myokoin.com/%E4%BB%8F%E3%81%95%E3%81%BE/
もし宜しければご相談なさられて下さいませ。
また、拙寺でも、動物を供養する塔(草木禽獣沙巖供養塔)を境内に祀っておりまして、納骨(たてがみも可)・供養も可能であります。塔婆もあげさせて頂くこともできます。
川口英俊 合掌
三重県ですが、よろしければどうぞ!
珠姫様、こんにちは。
愛馬のお墓と供養が欲しいとのことですね。
三重県ですが、私のお寺は大丈夫です。
最近は、ペットお墓のあるお寺も増えてきましたが、今までは人間のお墓と分けるために、入れられないお寺は多いです。動物が嫌いなご信者さんもおられますので、伝統的に動物を畜生として人間よりも下げる考え方もあり、今までの霊園は動物の納骨を想定しておりません。あるいは、霊園の規約に人間以外の動物の骨等を入れることを禁止している霊園がほとんどです。
金剛座寺の霊園は、私がペット好きなので、飼い主と一緒に入ることのできるwith Pet霊園として、最初から霊園の規約に、動物ペットと一緒に合祀することを了承しています。
また、人間用の墓地だと19万円からと高いので、ペット専用の墓地も合祀墓納骨だと納骨料5千円から、個別ペット墓3万円から受け付けております。
ペット供養のご本尊として、小さな馬頭観音様も客殿でご安置供養してございます。
もともと人間も動物も同じ命として仏教は尊びます。特に仏教と馬は関係も深く、先の馬頭観音もそうですが、法具として大切な払子も馬の毛を使っております。
ちなみに私は丙の午年昭和41年です(笑)。馬も供養されているということであれば、私のお寺としても初めてで有難い限りです。ご縁がありましたら、どうぞ、よろしくお願いします。合掌
動物供養塔あります。
珠姫 様
動物供養塔が私の所(兵庫県明石市)にもあります。
個別ではなく、合祀です。
犬、猫 の他に、小鳥や亀さんも納まっています。
なので、お馬さんのたてがみを納めることも可能かと思います。
宜しければご検討ください。
私のお寺のホームページをご覧いただければ有難く思います。
一礼
質問者からのお礼
金剛座寺様・・丁寧な回答ありがとうございます。我が家は子がなく私の代で跡継ぎもないので、永代供養のお墓を用意してしまいました。私が天に昇る時たてがみは棺に入れて貰います。
超覚寺様・・親切な回答ありがとうございます。素人の供養ですが、かわいい息子と思い、供養して参ります。今のやり方でよいということ、安心しました。
川口御師さま・・お世話になっております。妙光院さん、素晴らしいお寺とお見受けしました。人とは違うと申せ、やはり3回忌、7回忌くらいまでは何かしてやりたいので、考えてみたいと思います。
本松寺様・・有難く回答を読ませていただきました。嬉しかったです。ありがとうございます。
私の買ったお墓ではたてがみを入れるのを断られ、神社では祈祷できないと言われ、犬猫にはペット用の霊園もあり電話すれば供養にお坊様も呼んで貰えるという。それでは馬はどうなのだ。あまりに可哀想ではないかと、思い詰めてのご質問でした。けれどこんなに馬も供養してくださるお寺があることを知り、仏教に疑問を持った自分が恥ずかしくも情けなくも思われます。
これから愛馬に思いを馳せ、自分にできる限りの供養をしていきたいと思います。
ご協力をお願いすることもあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
どうもありがとうございました。