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難病との向き合い方

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私は
15年ほど前から膠原病の一種であるシェーグレン症候群を患っておりました。幸いそんなに重い症状もなく、三人の子供たちをしんどいながらも育ててまいりました。
10年前には、急に黄疸が出てきて、即入院となりました
その時にウイルス性の肝炎が疑われず、膠原病から来ている者かもしれないということで、肝臓の一部を取り検査をしました
結果日本では珍しい自己免疫性肝炎というものでした。
そのときにはまだ子供たちも小さく、入院しての治療ができませんでした
それから10年が経ち、身体をごまかす事が出来なくなっていました。仕事はしていても、家事は全くといっていいほど出来ず、自分のことさえも出来なくなり、重い鬱状態でもありました。
、一大決心をして入院治療をする事になりました。
薬の副作用というものは怖く、最初はなんともありませんでしたが、私の心と身体を蝕んでいきました
食べてはいけないと分かりながら、夜中にお菓子を「むさぼりつづけました、身体も動かなくなっていきました
去年の夏から再度入院をしなおし、体重も15キロ落とし安心していました。
が、家に戻ってみると
以前よりもまして、家の事ができない。自分のことも出来ない
気持ちは死にたいと思うがそんな勇気もない。今家族がばらばらになりつつあります。
私のせいなのです。入院費も子供たちの教育費も嵩み、私が仕事ができなくなってしまったことも一員です。そのせいで旦那とも気持ちをあわせる事も出来なくなりつつあります。
私が、いつも自分勝手なことをしていると、家族には見えるようです
私自身はせめて自分にできることをしようとおもっていますが、家族には裏目に見えているようです、昨日も家のために頑張ってくれている長女を罵り、家から追い出してしまいました。幸い私の実家で過ごしていますが、
病気への恐怖、いつまでも直らない肝炎と鬱
それに対してイライラし家族に当たり 自分自身も気持ちの持ちようが分からずにいます
周りには全然病気には見えないのにねと、一番辛い言葉をかけられます
私の心の寄り所を探しています
旦那にも話はしますが、結局家族を守るように話をし、私の気持ちや猟奇の事を理解してくれていないのも実情なのです
私の心の寄り所は何処にあるのでしょうか?
どうすれば落ち着くことができるのでしょうか?
長くなりましたが、宜しくお願いいたします


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私も難病でした

質問拝見しました
長い闘病生活と家事 子育て 仕事と大変な思いをしながら生活されてきたことと思います。

私は小学校4年の時ギランバレー症候群という病気に罹り手足が動かなくなってしまいました
この病気は故大原麗子さんが発症した病気ですが、筋肉が萎縮して動かなくなる病気です。
当時私は「もう一生歩くことも出来ない」と、悲観していましたが、僧侶であった父から
「仏さんを信じて手を合わせなさい。そうすれば、必ずいい方に導いてくださる。疑ってはダメ。心から信じて手を合わせなさい。」
と、声をかけられました。
それからは、辛い時も絶望にさいなまれた時も一心に手を合わせ「仏さが導いてくださるのだから」と、強く心に念じました。
すると、不安や絶望は不思議と前を向いて人生を歩む力に変わりました。
それからは辛いリハビリや他人からの誹謗中傷に泣くこともありましたが、それにも負けず乗り越えることができました。

仏さまを信じるということは、自分を信じるということだと思います。
仏さまは、頑張っているあなたの側で必ず導きを示してくださっていると、強く私は信じます。
なぜなら私がそうだったからです。

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私は日蓮宗 今治 寺町法華寺の住職をしております讃岐英昌(サヌキ エイショ...
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心は身体の不調の反映です

ゆとりなき心を容れる身体には二人ヨーガでゆるめるが良し

原因を遡り観て考えて気づけばそれをやめるが一番

食好みいろいろあれど精進の料理に気づき病克服

寝る前にへそのまわりを二百回なでてあげよう命がのびる

腹撫でる時計回りに二百回右手左手どちらでも良し

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山内 宥厳
楽健法と楽健寺の天然酵母パンを普及しはじめてかれこれ半世紀になります。楽健...
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あえて人を助けることをする

病気になるとどうしても気持ちが自分の方にばかり向くものです。
ネット配信などでもいいですから、世間にあなたのことを公開して、人助けてあげてください。
愚痴やお悩みは私どもが聴きます。
そこでは出さないことです。
今日もどこかで誰かが生老病死に脅かされています。
そういう人たちをさせてあげてください。
仏教はお釈迦様だけ偉けりゃいいという話ではありません。
お釈迦様、お釈迦さまに真似び、私たちも他者を手助けする活動をするべきなのです。
坊さんの世界にこういう人がいます。
「自分はまだ未熟なので」何もしない人がいます。
それは自分が未熟であることを言い訳にしているだけです。
病人でも、世界中に法話を配信している僧侶がいます。
あなたも何か人助けができるはずです。
人を助ける活動をすると、それが自分を救う力になるのです。
名誉や我欲の為ではダメです。悲しむ、落ち込む時間をそういういった活動に転じて下さい。
興味があればTOKYO禅、丹下禅塾をfacebookで検索してください。
私の学んだことのエッセンスをまとめてあります。僧侶にならずとも好いのです。
あなたができる人助けがある。それを行ずる事で、それがあなたを支える力になります。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ