気がつけば一人…人との良好な関係の築き方が分からない
初めて質問させていただきます。
人と良好な関係を保ち友達を作るにはどうすればよいでしょうか…。
学時代などの昔の友人は結婚妊娠とで生活リズムが変わり疎遠になっていき年令とともにだんだん人との繋がりがなくなって気がつけば一人ぼっちになっていました。
会社では仕事にストイックな上私の性格が仇となり自分にも他人にも厳しくなってしまい同期の全て辞めた今、仲良くする様な人もいません。
恋愛に関してもこれまでは恋愛体質で誰かに恋をしていましたが今はあの頃の熱烈な感情はどこかに…付き合って2ヶ月の彼とも上手くいかず…気をつかい過ぎて自分の気持ちがコントロールできずよそよそしさが払拭されず愛情表現が上手くできてません。そうこうしてるうちに彼もだんだん冷めてきて連絡が途絶えがちになってきました。
今思えば恋愛において彼から愛される事で人との繋がりや温もりを感じて平素の付き合い下手部分が満たされたり自分の存在感を初めて認められていたと感じた気がします…その最後の砦も今…
仕事に対する熱も友達も彼も全て離れてしまい何もなくなってしまいました。自己顕示欲が強い自分のまいた種…自業自得な結果なんですが空虚で毎日が辛く私が変わるしかないと思っています。
頑張って始めた趣味で出会った人達とは話してても何だかうまくいかず…男性とはぼちぼちなんですが女性が全く…話してても噛み合わず、気が付けば友達の作り方さえ分からなくなってる!と思ってショックを受けてしまいました。
もうどこをどうすればよいかわかりません。何から始めればよいのでしょうか…人との繋がりを構築したいです。人に必要とされたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
犬はワンとしか言わないぞ
海外で国際布教につとめておられたある老師のもとに、日本からいわゆる法話の達人と言われる和尚さんが説教師として法話をしに行かれました。
ところが現地の人たちには日本では一流とされている説教師の話がまるで通じない。
「いったい、普段はどんなお話をされているのですか」
「犬にでも聞いてみろ。犬はワンとしか言わないが、世界中どこに行っても仲良くできるぞ」
その和尚さんはいわゆる法話をしようと思ったからいけない。
人の心をつかむには、人として対応しなければいけない。
あなたは立場や仕事を通じて接しようとしていませんか?
時には立場や肩書を捨てることです。
和尚さんもお経を読んでいるだけではいけないと言われます。
お経は実践するもの、行ずるものだからです。
ワンはワンでも、吠えてる、吠えられていると映ってしまっている事が原因です。
あなたの「ワン」が相手と「ONE♡」になるように祈っています。
人間は誰からも好かれる八方美人にはなれません。
人はなかなかわれるものではありません。僕だって1人の人間ですからそー簡単には変われません。人間関係を構築するために人に好かれる努力は確かに必要だとおもいます。しかし、そのために何もかも努力をしていく事はあなたの心や体に無理がかかるんじゃないですか?。無理に合わさない部分ーがんこo(`^´*)じゃなくて自分らしさーは失ってほしくないですね。仕事上でのおつきあいはどうしても無理に人間関係を構築する必要があるかもしれませんがプライベートは気が会う人だけとうまく付き合えばいいやーって感じで気分楽にいきましょう。そして笑顔(^_^)を忘れずに。笑顔が他人さんに施す何よりものお布施ですよ。人間関係をうまく構築する最高のツールだと僕は思います。v( ̄ー ̄)v
相手を否定しない。
まっちさん。友達がいなくなってきてると思っていますか?ワシは文章を見た感じ、相手側にも問題があったのではないかと思いますが、仕事に関してストイックなのは会社側がそれでないと利益が上がらないとか、顧客に対して失礼が無いようにするためとかが関わってくるので客観視すると仕方がないかもしれません。しかし、言われた方は言い方によっては傷つく場合がありますので注意が必要です。
私自身が気を付けていることは
①人を褒める。
②必要以上に説教しない。
③なるべく相手の立場になって物事を考える。
家族も友人も恋人も顧客も同じ。どれ一つ欠けても人間関係は成立しない。
でも、そうしても相性というものがありますので、嫌われるときは嫌われます。でも、あなたのことを好きな人も出てきます。勿論孤独になるときもありますので、孤独を愛する否、楽しむ努力をしましょう。歴史に名を残した人は必ず孤独時期がありました。
2月15日は涅槃会です。お釈迦様が涅槃する前に残した言葉に「服すと服せざるとは医の咎に非ず。」とあります。自分がどんなにいいことをしても相手が良いと思うこともあり、無いときもある。だからとってその行いを止めてはいけない。医者が患者に病気に効く薬や治療を施しても患者がそれを受け入れないときもある。でもそれは医者のせいではない患者の意志であるから気にするな。それでも治療は続ける。それと同じように自分が良いと思ったことは続けなさいという意味です。
質問者からのお礼
大鐵様
ご教示ありがとうございます。お釈迦様のお言葉、身に沁みます。年を重ねるたびに孤独を愛するようになれたと思っておりましたが、少し違いますね!相手の立場に立って・・・精進します!!!
小林様
ご教示ありがとうございます。今までできていた事ができなくなったという事象だけにとらわれてしまい、本来あるべき姿を見失ってしまってた気がします。偶然にも「笑顔」が武器と言われた過去に立ち返り、今一度自分を見直してみます!!
丹下様
ご教示ありがとうございます。「あなたは立場や仕事を通じて接しようとしていませんか? 」ぐさりときました。確実に実感があります。激吠えしていました。仕事上、仲良くする必要はないとドライと認識していましたが、とんだ見当違いでした。お恥ずかしい限りです。
あらためて、「ONE♡」をめざし接するように心がけてみます!ありがとうございました!