瞑想中に感覚で受け取った言葉について
瞑想を毎日1時間行っていますが、ある日「自分で考えろ」「解放」と頭の中で感覚として受け取りました。
目を瞑ってすぐに1時間経っていたので、不思議だなと思いました。
この状況をどのような状態なのでしょうか?
世間で言う悟り?お告げ?良く分からないです。
どの仏様がおっしゃたのかも分からないです。
この受け取った言葉はどうしたらいいのか分からないので、教えて頂けたら嬉しいです。
自分で考えろって言われた時点で質問すると、駄目な気がしますがよろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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う~ん…
私は瞑想をしないのでわからないのですが、瞑想って言語の世界を超えたところに達するものなのではないでしょうか?言語化された時点でそれは瞑想によるものでなく、夢とか、何か自分の思考の範囲内のものなのでは?
なお、おせっかいながら申し上げると瞑想はきちんとした指導者の下で取り組まないと危険性が高いと思います。
感受性が高まり、神秘体験や恍惚体験のような感覚を得ると虜になり、それを得ようとさ迷うことになり、またその体験をさせてあげるとそそのかす悪質な団体などの被害に遭うことにもなりかねません。
瞑想も修行も修学もそれが仏教のものである限りは、私たちが根源的に抱える苦に対処するものであり、なにか自分がすごいものになったり、不思議な力を得たり、神秘的な体験をするためのものではないのです。
それについては忘れなさい
こんにちは。不思議な体験をされましたね。
曹洞宗では、坐禅中目を瞑らないように指導されます。眠ってしまうかもしれないからです。あなたも「目を瞑ってすぐに1時間経っていた」との事なので、気づかぬうちに眠ってしまい、夢の中でそのような体験をしたと想像します。
以前私は、曹洞宗の老師の所で学んでいたことがありました。一般(僧侶ではない)の方を対象にした会でした。ある日、参加者の中であなたと似たような体験をされた方がいて、老師に報告したところ、「それについては忘れなさい」のひとことでした。
専門家ではありませんが
瞑想が迷走になってしまわないように。
チベットの瞑想の大家と呼ばれる方々の脳波を調べると、いわゆるベータ波の波が急激に揺れているそうです。これはモノを考えている時、脳が活性化している時だそうです。いわゆる集中している状態です。ゆえに周囲の出来事は一切遮断されているのでしょう。
一方、瞑想をはじめたばかりの人たちの脳波は、アルファ波が多く、脳が休んで心地よい状態だそうです。気持ちよく観念遊戯となります。
お尋ねの件については、気づきかもしれませんが、それは分かりません。
ただ言えることは、何のために瞑想をするのかを押さえておかないと、たしかに心地よい気分にはなれますが、振舞わされないにしなければなりません。
質問者からのお礼
ありがとうございます。貴重なご指導ありがとうございます。
よく考えてみます。