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お寺とお坊さんについて教えて下さい

回答数回答 4
有り難し有り難し 53

お寺での生活や、僧侶として従事する方の日頃の暮らし、なぜ仏門に入られたのかきっかけ等に興味があり、件名の通りの質問をさせていただきます。
不躾な質問でしたら申し訳ございません。
お寺や宗派によってもまた違うかと思いますが、できるだけいろんな方の回答を伺えたら幸いです。
質問数が多くなってしまい大変申し訳ありませんが、差し支えのない範囲でご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

①一般的に、住宅街にあるような比較的小規模な寺院には、住職以外のお坊さんは大体何名ほどいらっしゃるのでしょうか?

②お坊さんが一通りの修行を終えたとされるのはどのような段階ででしょうか?

③修行を終えたのち、学校職員など他の職業と兼任しながら、お寺に住み込みで役僧や僧職員として住職のお手伝いをして暮らす言うことはあるのでしょうか?

④お寺に住み込みで働く場合、住職にご家族がいらっしゃる場合、同じ場所で暮らすのでしょうか?別棟などが用意されてるのでしょうか。

⑤実家がお寺で家業を継ぐ以外で、お坊さんになられた方がいらっしゃいましたら、なぜ仏門を目指されたのかお話を伺えますと幸いです。

以上です。
もし失礼なことを伺っていたら申し訳ありません。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

在家出身の浄土真宗僧侶です。

① 地域差もあるでしょうが
 檀家数が500軒以下であれば
 住職一人で法務は勤まると思います。
 小規模寺院でも檀家数が多ければ
 住職以外に僧侶が居るかもしれません。

② 僧侶になるには「得度」
 住職になるには「教師(宗派によって呼び名は違う」」
 という資格が必要です。
 それが最低限の資格であり僧侶を名のれますが
 仏道の修行には終わりはありません。

③ 檀家数が少なくて
 御布施だけでは寺院運営できない場合は兼職します。
 檀家数が多くて住職一人では勤め切れない場合は
 他に法務員(役僧)さんを雇うこともあります。
 大抵は世襲ですが
 寺院運営に余裕があれば
 跡継ぎが副住職として法務を勤めるでしょうし
 余裕が無ければ
 住職が引退するまで他の仕事に勤めることが多いです。

④ 法務員さんは
 自宅からの通いか
 社宅のような部屋を貸してもらえます。
 居候のような状態は
 今の時代では少ないでしょう。

⑤ 拙寺は前住職に子どもが居らず
 後継者が決まっていませんでした。
 その話を聞き
 前住職の甥である私が立候補しました。
 私はそれまでサラリーマンでしたが
 ノルマノルマの仕事に嫌気がさし
 脱サラ転職した次第です。
 当初は崇高な志などありませんでしたが
 仏教に触れていく中で
 この道に導かれた不思議さに感謝しております。 

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おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

基本的に日本のお寺は世襲制です

①小さなお寺は、住職とその家族だけです。

②少なくとも、加行という行を専門道場などで成満(終わらせて)して伝法灌頂を受け本山の教師検定に合格することが必要です。

③役僧が、他の仕事を掛け持ちするのは難しいかなと思います。

④お寺によって違うのではなでしょうか?最近は住み込みは本山レベルに大きなお寺しか聞かなくなりました。


私は真言宗で一般から、発心して修行して僧侶になりました。

修行が終わると、お寺出身の方々は自分のお寺に帰って僧侶として働くか、大きなお寺で役僧として数年お寺の仕事をこなしてから自分のお寺に戻られます。
お寺のご住職や副住職はお寺のご住職の血縁関係の者がほぼなります。

基本的に女性の役僧は大変稀です。

女性が一般から出家した場合は、運良く空き寺に入れるか、自分でお寺を建立しないと寺院住職にはなれません。

ですので、職業として女性が尼僧を目指すのはお勧め出来ません。

私に関して言えば、密教が凄く魅力的で面白く、突き動かされるように学んでいるうちに、僧侶になっていました。
なってみて、お寺を持たない僧侶は、かなり組織からも世間からも相手にされないことが多く、僧侶としての活躍の場はあまり無いことに気がつきました。

一時期、超宗派のボランティアな集まりならば活躍な場があるかと思い多くの団体に参加しましたが、やはりその内部でもお寺の住職や副住職と、師匠寺だけが寺の繋がりな者では何か感触がかなり違うなと感じて疎外感を覚えることもありました。

なので話に関して言えば、原点に戻って、寺では無くとも、さらに機会があれば学び、研鑽して祈り、まだまだ至りませんが日々密教を味わって、その素晴らしさを漫画などて表現して、それを生業としつつ、日々祈っております。

お寺という大きな縛りが無い分、大変自由ではあり、仏教(密教)を学び体感して、実感して、人々に紹介して表現するには今の立場は私にとってはありがたい状況と感じております。

しかし、私の話しにとらわれる必要も無く、仏縁があれば流れるがごとくです。

こんな話でいいですかね?

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個別相談可能
仏道に入門して40年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さんだと思っております。 法昌という法名で、和歌山県の高野山の西禅院が所属寺院ですが、 普段は東京都町田市のマンションで手作りの密壇でひたすら修行を続けている  はぐれ行者です。 伝法灌頂も中院流の一流伝授も授了させていただいております。 娘を持つ母であり、一家の主婦でもあり、親の介護もあったりします。 エッセイや文章、そして漫画家として漫画も描いております。 イーハトーブクリニック萩原医師の指導をいただきヒプノセラピスト(催眠療法士)でもあります。 基本的に隣のおばちゃん的な、でも変わった尼僧です。
ご相談可能な時間はその日ごとに違うので、いくつかご都合を書いてくださいね。 人生で悩んだ時に、最善の答えを与えてくださるご神仏と、あなたは心の奥で必ず繋がっています。ご自身の心の中からご神仏のお答えが受けられるようにアドバイスをさせて頂きます。 ◆著書:「神さま仏さまがこっそり教えてくれたこと」「迷いをすっきり消す方法」「幸せを呼ぶ仏像巡り」

在家出身僧侶です

こんにちは。浄土宗の僧侶をしています。
①小規模寺院は、基本的にはご住職とその家族というのが多いと思います。
②一通りの修行は、
まずお師匠さんになって下さるお坊さんを探す→その師僧さまのもとで得度(仏弟子になる)→各宗派の道場や大学などで学問と実践→両方が揃ったら最後に本山でそれぞれの宗派の最後の行を受けます。内容はそれぞれの宗派。それで一応、僧侶となります。
③本山職員となったり、大きなお寺でしたらそこで雇っていただくということはあると思います。
④別に住むことが多いと思います。
⑤私は在家出身です。何となく佛教に触れていくなかで自然に僧侶への道を歩いていた感じです。
このような理由で、というよりはたまたまそちらに導かれたような感じです。そのような仏縁だったのでしょう。私は宗教の世襲はおかしいと昔から考えてはいたので、世襲の方とは少し考え方は違うかと思います。世襲の方と違い、自分で色々揃えたり大変ではありますが、最近は在家からのお坊さんも増えています。私は寺院所属で、自分で暮らしています。朝夕勤行をして、頼まれた仕事をして、まだまだ足らない部分を勉強して、といった生活です。昔は学校の先生との兼業がよくありましたが、今はたぶんほとんどありません。学校の先生は今は忙しすぎて、学校だけで精一杯です。ただ最近のコロナ禍で法事などが減り、生活維持のために、仕事を探してあるようなお寺も増えてきています。
そんな感じでしょうか。仏教という基盤が心にあると、心の動きが柔軟になる感じがします。
南無阿弥陀仏

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個別相談可能
九州に住んでいます。 長い間、教育職をしていましたが、発心して浄土宗の僧侶となりました。犯罪被害を含め、色々なことを経て今があります。 様々な方に寄り添えれば幸いです。「通りすがりのお坊さん」として、必要とされる方のもとに、あちこち通りすがりをしています。
時間帯や曜日次第かと思います。 よろしくお願いいたします。

実家がお寺の浄土宗僧侶です

①小規模寺院だとたいてい住職一人のことが多いです。中規模寺院だと副住職を置いたりします。大規模寺院になると役僧を雇うことが多いです。
②浄土宗の場合浄土宗教師として認められるのは、宗門大学(大正大学・仏教大学)で加行単位を取り、加行を終え、宗脈戒脈の相伝が終わった時ですね。今はどうかわかりませんが、昔は一般大学でも少僧都養成講座というお坊さんになるための講座がありましたし、高卒でも律師養成講座というのもありました。(今はないかもしれない。)
③兼職は寺の規模的に寺の収入だけでは食べていけない場合に、行われます。昔はあなたの言うように、学校の先生や役場の職員などの公務員が多かったのですが、公務員の兼職禁止により、今は介護職員が多いようです。
④今は住み込みは減りました。別棟や通いが多いですね。
⑤実家がお寺なので無回答です。

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浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

質問者からのお礼

皆様たくさんのご回答ありがとうございます。
以前から伺いたいと思いつつも、なかなか聞く機会のないお話だったので、詳しく教えてくださり、非常に感謝しております。
お寺やお坊さんの生活などを知ることができて嬉しいです。
この度は大変勉強になりました。
貴重なお時間とお話をありがとうございました。

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