自殺について。
プロフィールにもあります通り、自分は死んでも一向に構わない人間だと思っています。
周りに迷惑をかけずに自殺できるところがあれば教えてください
もしくはなぜ自殺は許されないのかを
仏教にあまり詳しくなく自殺願望がある私にもわかりやすいように説明をお願いしたいです
死にたい。ただそれだけ。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
死んでも構わない人間なんて、私はいないと思うんだよ。
許されないということは、ありません。
どんな死に方にも、善悪はありませんし、仏様の救いは、死に方で決まるわけではないからです。
プロフィールを読ませてもらいました。
ずっと生きづらさを抱えてきたんだね。
自分であって、自分でないような。
周りからも必要とされていないと感じるんだね。
そんな中で、生きていくのは、とても孤独だね。逃げたくなるね。
死を考えたら、怖くはならない?
逃げる先が別にあれば、生きる先に目的が出来れば、生きていきたいと思いませんか。
死んでも構わない人間なんて、私はいないと思うんだよ。
あなたのことだって、大事に思っているよ。
生きる道を探さない?
一緒に話をしませんか。
メールを下さっても構わないので。
あなたの気持ちを、聞かせて。
自殺が一括りに悪業となるわけではない
燈火さま
釈尊の「自殺」に対する見解につきましては下記回答にて詳しく書かせて頂いております。
https://hasunoha.jp/questions/49843
仏教においては、動機と行為における業(カルマ)の問題を重視することになるため、その動機と行為が、善業となるもの、悪業となるもの、中性となるものと大きく三パターンに分類されることになります。
自殺においても、それが一括りに悪業となるわけではなく、三パターンのいずれとなるのかを慎重に見極めていかなければならないものとなります。
ただ、世間における普通の者、凡夫の自殺は、無明(根本的な無知)と煩悩によることがほとんどであり、つまり、それは悪い動機による悪い行為となり、それが悪い業(カルマ)となって、更に輪廻に苦しむ原因となるため、そのような自殺はやはりとてもお勧めできるものではないということになります。
まあ、せっかく人としての善い境涯に生まれられたこの機会を活かして、迷い苦しみの世界(輪廻)を超えていける教えである仏教を学び修されて頂ければ有り難くに存じます。
そして、やがては燈火の如く道を照らし示す者となって頂けましたら有り難いです。
川口英俊 合掌