息子をレールに乗せてしまいました
新高校ニ年の息子の母です。
小さい時から育てやすかった事で、私は息子をレールに乗せて育ててしまいました。
飲みこみも良いので、先生も期待をし、私もやればできると言い続けてきました。
思春期になり反抗期に入りましたが、私は型にはめようとしてしまいました。
ようやく私は気が付きました。
息子は自分の人生を歩んでいないと思います。勉強もしなくなりました。スマホを触ってばかりいます。
今は、私は息子に何も言わず見守る事にしました。
息子は相変わらず、ずっと布団の上でゴロゴロしてます。
反省してももう遅いかもしれませんが、私は心の中で息子に申し訳なかったと思っています。
厳しいお言葉でも構いませんので、息子が自立をし、自分の人生を歩むには、私は何をすれば良いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
子育ては まだまだこれからです…。
私も二人の子供(共に既に成人)の父親ですが…正直、回答できる自信がありません。子育てって本当に難しいし、正解など無いのかも知れません。第一、これが「大人として正解」と言い切れる人間 なんていないと思いますし…。
ただ、息子様を「レールに乗せて育てて」きて、その結果、自分の人生を歩んでいないように見えるからといって、いきなり「何も言わず見守る」のは如何なものでしょうか。息子様から見れば「いきなりハシゴを外された」ようにお感じになるのではないでしょうか。
大切なのは押し付けでなく、放任でなく、コミュニケーションだと思います。
息子様が勉強をせずにスマホを弄ってばかりなのは何故なのか、叱るのではなく、言い分をゆっくり、しっかり聞くことが大切でしょう。
お話し聞いてあげて下さい…ゆっくり時間を掛けて。じれったくても、無言状態が何分続いても、逃げずに、落ち着いて聞く機会を設けて下さい。
もちろん、「今から母があなたの言い分を聞いてあげます…さあ話しなさい」とおっしゃっても、お子様がそれで話し始めるのは難しいと思います。
何とか話の出来る機会を設定しましょう。御一緒に買い物でも散歩でも、ちょっと出掛ける時間を作って下さい。そしてそれとなく聞いて下さい。それを一度試して無理だったとしても諦めないで下さい。又次の機会を設けて下さい…。
大切なのは「親として、あなたを決して見放さない。支える。そばに居る」という思いです。
息子様との程良い距離感なども、最初はわからなくて当然です。付き過ぎず、離れ過ぎず…それらも小さな揉め事の中で学んでいきましょう。
高2生はまだ少年です。あなたの子育ては終わっていないどころか、これからが仕上げ、並びに正念場です。
さあ、自信はなくてもいいですから、意気消沈することなく、息子様に向き合っていきましょう。だって何より大切なあなたの息子様なのですから…。
仏様があなた方御家族を見守り続けて下さいます…大丈夫ですよ。
ご質問ありがとうございます。
昔のゲームは最後のボスを倒したら終わりでした。対戦ゲームは一緒に遊ぶクラスメートがいない夜はできませんでした。
しかし今のゲームはオンラインで24時間世界中と繋がり遊び相手に際限がありません。そのためゲーム依存症になり易くなっています。なのでゲーム時間を自分でコントロールする練習が必要です。
そのためにも一度息子さんと1日のスケジュールを作ることをお勧めします。ゲームの時間を制限する必要はありませんが、自分で何時から何時はゲーム、何時から何時は勉強と決めることで実践する意欲も湧いてきます。
ゲーム時間が長めで勉強時間が短めでも構いません。先ずは自分で決めて実践することが大切です。
実践できた時は褒めてあげることも忘れないようにしましょう。
また勉強内容についていけない状況ならプロの家庭教師を雇うことも必要だと思います。
また勉強するには目標が必要です。
将来どんな仕事をしたいのか早いうちから考えておくようにお伝えくださいね。
レールに乗ったのは息子さん本人
福の神さん、はじめまして。質問を拝読しました。
福の神さんは息子さんをレールに乗せて育て型にはめてしまったことを後悔しておられるのですね。結果として新高校2年生になる息子さんが自分の人生を歩むことなく勉強もせず、スマホばかりしてゴロゴロしているのは福の神さんのせいだと反省しているのですね。
お母さんである福の神さんが敷いたレールに乗り、型にはまって生きるという選択をしたのは息子さん本人です。お母さんが自責の念を持っても何も始まらないのです。
私の長男も将来の道に迷い、高校2年生の秋に学校に行けなくなってしまいました。本人曰く、ボンヤリと自分の道は文系であると気がついてきたけれど、理系でやってきて方向転換するには遅すぎてどうにもならなくなり学校に行けなくなったようです。
息子さんの人生は息子さんが決めることです。見守るというのは、ときとしてほったらかしと同義になります。息子さんに将来について考えていることはないのか、毎日聞いてみましょう。初めは面倒くさそうに曖昧な返事しかしないでしょう。それでも福の神さんが覚悟を決めて本気で息子さんの人生に伴走しようと思うなら、あきらめずに聞いてみましょう。小さな芽であったり、奇想天外なアイデアであったりしたとしても息子さんにやらせてみる覚悟が必要だと思います。
息子さんに未来の展望が開けることを祈念しております。
質問者からのお礼
沢山のご回答ありがとうございます。
何回も読み返しております。
息子の心を聞くために、息子が私と会話してくれる様に‥そこから始めたいと思います。ありがとうございました。