正しい努力
宮沢賢治の詩「アメニモマケズ」の最後の一節「サウイウモノニ ワタシハナリタイ」のように
両親を助け、他人と調和持って過ごし、困っている人を助けられ、でも自分の命も大切にし、よく仕事をこなす笑顔のデクノボーになるために、日常で行える正しい努力、もしくはデクノボーは別としても、現在お坊様方が毎日の生活で一番気をつけていること等ありましたら、教えていただけますでしょうか?
そしてこの質問で頂いた言葉を胸に、日々をしっかりと過ごすためにhasunohaを卒業したいと思っております。
聞きたいことも学びたいことも山ほどあるのですが、その気持ちも一旦脇に置いて。
今一度、助言をいただけましたら幸いです。
もしも目に留まりましたら、よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
誰のせいでもない。
人生は四苦八苦の連続です。
たまに思い通りにいったとしても
環境や状況、周囲の助けがあっても賜物。
上手くいかなかったとしても
自己責任が100%ということはありません。
やはり環境・状況が不運だったり
周囲の助けが得られなかったりのことです。
上手くいっても有頂天にならない。
下手こいても落ち込まなくていい。
ご卒業おめでとうございます
わたしは、思いや記憶という刺激的なものに流されないように日々生きています^_^
そして人のためになりそうなこと、良さそうなことをできるだけしようと思って生活しています。溌剌と天真爛漫に生きていきたいですね。
卒業ということですが、無理せずまた悩みがあってどうしようもない時はいつでもどうぞ。
お坊さん沢山いますので、他の方からも回答あるといいですね。
それでは健康に気をつけてお過ごしください。
合掌
「輪廻はこれから先も続いていく」
hanakoさま
そうですね。私が気を付けているのは、「輪廻はこれから先も続いていく」ということですかね。来世、来来世・・と。はるか先、それこそ数億年、もしかしたら数兆年先も・・
今はどうしようもない凡夫で愚かな自分でも、必ず数兆年後には、悟り・涅槃へと至りたいとして、今もその一歩一歩をできる限り歩んでいくということでしょうか。。
今世ももちろん、まだまだ悪業ばかりが勝ってしまっていますが、それでも少しでも前へと進められる縁、仏縁に努めて参りたいものです。
共に少しずつでも仏道を歩んで参りましょう。
川口英俊 合掌
お布施は仏様のお供え物
hanakoさん、悩みは尽きませんが、ご自愛ください。
さて、私が心掛けていることはお布施です。お布施は皆さん、僧侶の給金や対価と思われがちですが、仏法僧の三宝に帰依するものです。ですから、頂くときは「謹んで仏前に供えます」と伝えます。我々僧侶は本堂にお供えし、お経を読み、お下がりを戴きます。
蛇足ですが、宮沢賢治の詩はメモで書いたものです。勝手に編集者が詩として書写したものです。もっと続きがあるはずです。それを思うとロマンが寛がります
質問者からのお礼
みなさまと、これまで出会った全てのご縁に感謝申し上げます。
これからは自分で考えて自分で答えを出せるように、ゆっくり一歩を出してみたいと思います。