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私の家族関係と将来について

回答数回答 2
有り難し有り難し 15

相談を見て下さり、ありがとうございます。久しぶりに質問失礼します。

私は両親が離婚していて今は義父と実母、弟と犬2匹と暮らしています。
また実の両親は7年前に離婚・別居しており、1年前に今の義父と再婚しております。

私と弟は成り行きで母に着いてきてくれたのですが義父と再婚するまでは小さなアパートで貧しいながらも女手一つで育ててもらいました。義父と再婚してからは義父が新しく建てた家で暮らさせてもらっています。義父と母には感謝しかありません。

また実父も離婚した原因(不倫と聞いています)の張本人ではあるものの、親子の縁は切る事が出来ずたまにパソコンの操作などを教えて貰いに行っております。また、実父の父親(私の祖父)には特に可愛がってもらっていたのでそういう面でも親しくしています。それに加えて父方の実家がかなり続いているらしく(自慢になりますが私で12代目らしいです)墓を守らなければならないのですが、それを私が途絶えさせるのも罪悪感でいっぱいです。

まぁこんな感じで幸せに暮らせればよかったんですが、私も大学生になり将来のことを考えなければならなくなってきたのですが実父、実母、義父の3人の介護や仕送りのような補助などのことを考えるととても不安になります。

それに、わたしにもし子供が出来た時、実父側と実母・義父側のどちらにつくかを選ばなくてはならないかと思います。実母・義父を選べば実父側の今までを潰すことになりますし、実父を選べば実母や義父を裏切ることになってしまいます。今も生きている父方の祖母、母方の祖父母に相談してもお互い、自分の方を選んで欲しいということになってしまいます。

私は弱気ですしこんな事で悩んでしまうのですが、弟にはこんなに心苦しい重荷を課せたくありません。

長文になってしまい、申し訳ないのですが、お坊さん方からの「第三者」として、そして「仏教視点」でのアドバイスや心構えを教えて頂きたいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「祖死父死子死孫死」 一人一人の人生に向き合うことが大事

 先祖の行く末を真剣に考えることはとても立派です。但し、あなたがその当事者になるのは少し先です。其のための心構えと準備をしていきましょう。

 或るある年のお正月、黒田藩の役人が聖福寺に年始に参り、仙厓義梵に「何かおめでたい言葉を書いて下さい」とお願いしました。仙厓義梵は「よしよし」と、すぐに筆をとり、「祖死父死子死孫死」と書いた。役人は顔をしかめて、「めでたいことをとお願いしたのに、これはひどい。縁起でもない」と怒り出しました。すると仙厓は次の様に言った。「そうかのう、まず爺さんが死ぬ。次に親父が死ぬ。次に子が死んで、その後に孫が死ぬ。順序正しく死んで行けば、家中に若死するものがないということなんだ。だから、こんなめでたいことはない」と言われました。
  「仙厓義梵」Wikipedia

事故や急病に遭わないかぎり、祖父母が先に亡くなり、父母が亡くなり、次に自分の番がやってきます。人生の中で喪主もしくはそれに準じた役を果たさなければならない時があります。其の時になって慌てないためには、日頃の行いが大事です。

1,学業をきちんと終えて、自立した社会人となり、定収を得る。
2,祖父、実父、実母、母、弟、其々と仲良く、コミュニケーションを取る。
3,先祖の法要、親戚の法要にはなるべく参加して、手伝えることが有ったら手伝う。
4,親戚とも日頃から連絡を取り合い、少なくとも年賀状は出す。
5,家族・親戚の葬儀の際は可能な限り手伝い、喪主をサポートし、喪主の役割を学ぶ。

 祖父や実父や義父のことを思いやることは、大事です。素晴らしいと思います。其の思いやりの気持ちを実践するには、いろんな意味での実力をつけることも必要です。経済力、知識、経験、判断力、人脈等々です。実力を身に着けるためには、日々の生活の中で1~5に努めましょう。

 現時点で将来の墓守についての絶対の正解を出すことは不可能です。あなた自身が人間として成長する。弟さんも人間として成長する。あなたも年長の方々も年齢を重ねていきます。其の人其の人によって寿命は異なるとは思いますが、いつか必ず来世に旅立つ時が来ます。その時点、その時点で正解を考えて、実行しましょう。今はまだ学びの時間です。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努めております。決して容易いことでは有りませんが、一期一会の気持ちで相談に、葬儀法事に励みたいと思います。    最初法学部部にで学び、4年間ほど公務員をしていました。(税務署勤務)その当時の学びと経験を終活相談に活かしたいと思います。                                              昭和63年5月に住職となってから、30年が過ぎてしまいました。仏教学・禅学もそこそこ真面目に学んだつもりですが、宗教学・宗教民俗学に力を入れて学びました。そういう分野については丁寧な回答が出来るかも。
一人一人の気持ちに寄り添い、傾聴に徹して、心をほぐしてあげられるよう、努めたいと思います。 それと同時に、完璧に出来るとは限りませんが、其の人が歩むべき方向を一緒に考えてあげたり、次の一歩を踏み出せるよう背中をおしてあげられるよう、努めたいと思っております。

ゆっくりと考えながら

拝読させて頂きました。
読ませて頂きあなたが本当にしっかりと未来のためにお考えなさっておられることに正直ビックリしてます、とてもすごいなぁと思っております。
あなたが親のことを祖父母のことやお墓のことまでお考えなさっておられるのはとても尊いことだと思います。あなたがそのようにお考えなさることを応援したいとも心から思います。
私個人的には今の段階ではあまりそこまでお考えなさらなくてもいいのではないかな?と感じます。あなたは今学生で勉強なさっておられるのですからあまりに親や家のことにとらわれてしまいますとあなたの未来の方向性に制限をかけてしまうように思います。
今あなたがどのような学問をなさっていらっしゃるのか、これからの未来を何を目指していかれるのかわからないですけれども先ずは自分の希望や目標を目指していいかと思います。あなたがやりたいと思っておられる道やあなたが歩んでいきたいと思っておられる道や仕事を優先なさってもいいのではないでしょうか?
確かに後から親や家族や家のことで考慮なさり地元親元で就職なさることも選択肢の一つかとは思いますが、そのしがらみにばかりとらわれてしまいますとあなたがやりたいと思うことができなくなってしまう可能性がありますからね。
あわてないでゆっくりとご自分のやりたいことや未来を考えて検討なさってみた中であなた自身でご判断なさってもいいかと私は思います。
あまり参考にならないかもしれませんけれど、私はとても複雑な家庭環境で成長しました。確かに私はお寺の長男ですけれども生まれた当時はそうではありませんでしたし、子供の頃にお寺で親や祖父母と一緒に生活したのは3年間位でした。ですから大学に行って東京や様々な都市で仕事をして父が亡くなるまで地元には戻ってきませんでした。私が本当に親や家族やお寺のことに向き合い判断して戻ってきたのは40才過ぎてからです。今漸く10年経ちました。
ですからあなたはいろいろな視野を広げて頂きたいと思いますし、いろんな分野や世界に出てあなた自身の可能性を広げてみてもいいかと思います。
あなたの未来はこれからも一層広がっていきますし、あなたの可能性も能力もこれから成長にしたがって伸びていくのです。
あなたがこれから素晴らしい出会いに恵まれながらお健やかに成長なさっていかれ充実した未来を皆様と一緒歩まれる様心より祈ってます。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

質問者からのお礼

お二方とも悩みを聞いていただき、ありがとうございます。おかげで心も軽くなりましたし、その時が来た時のための心構えもできました。

確かに考えるのはまだ早すぎたのかもしれません。
すぐに答えを出すのは無理ですがその時が来るまでは頑張りたいと思います。
仮にどちらかを選んでしまったとしてももう片方も経済的に支えられるようにします。

本当にありがとうございました。

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